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毒親の特徴【父親編】5選!対処法と影響を受けない方法

ここ数年で広まった言葉…毒親

家事・育児に協力的な男性が増えたといっても、子どもと過ごす時間が多いのはやはり母親というのが一般的だと思います。

私も毒親と聞くと毒母をイメージしていましたが、父親が毒親というケースもあるはずですよね。

父親が毒親の場合、同性の息子からすると、その影響力も大きいのではないでしょうか。

今回は、毒父を持ってしまったことで悩みを持つ男性に向けて、その対処法をお伝えします。

将来訪れる結婚や毒父の介護、毒父との距離のとり方など、あなたの悩みごとに寄り添える内容となっています。

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そもそも「毒親」ってどんな人?定義は?

よく耳にするようになった「毒親」ですが、そもそも定義はあるのでしょうか?

毒親という言葉は、アメリカのグループ・セラピスト スーザン・フォワードがその著書「毒になる親 一生苦しむ子供」に由来します。

「子どもにとって有害な親」を意味し、タイプとしては大きく以下のように分けられます。

  • 過干渉
  • 過保護
  • 放置
  • 否定
  • 暴言・暴力

実際の行動はさまざまで、その程度もさまざまですが子ども本人にとって有害であれば毒親であると言えます。

では、毒父の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

毒親の特徴【父親編】5選!

①子どもに命令や指図をする・過度なプレッシャーをかける

  • 進学や就職にあたって子どもの進路を親が決める
  • 「努力が足りない!」「もっと頑張れ」などと子どもに過度なプレッシャーをかける

というような過干渉なタイプです。

このタイプの毒父は、子どもを親の所有物だと勘違いし、親の夢や親の都合を押し付けたがります。

②過保護により子どもの選択権を奪う

  • 外食での注文を子どもが決める前に勝手に決めてしまう
  • 習い事や進路など子どもに先回りして申し込む

というようなタイプです。

このタイプの毒父は「親が望むものは子どもにとって間違いがない」と思い込み、子どもの選択権を奪い、成長や自立を邪魔してしまいます。

 

③子どもに無関心

  • 子どもが病気や怪我をしても気にしない
  • 褒めない

このタイプの毒父は、そもそも親としての自覚や責任が乏しいと言えます。

④すぐ不機嫌になる・いばる・八つ当たりする

  • 「俺が養ってやってるんだ!」などといばる
  • 自分の意見が通らないことを子どものせいにして八つ当たりする

このタイプの毒父は、一家の大黒柱であることや親の権限を強調していばりちらし、子どもに恐怖心を植え付け、子どもの人間関係構築を阻害します。

 

⑤大声で怒鳴る・暴力をふるう

  • 子どもが失敗すると大声で怒鳴る
  • しつけと称した暴力をふるう

このタイプの父親は、子どもが自分の基準に合わない行動をすると、激しく叱責してしまいます。

 

特徴はいろいろですが、毒父となってしまった背景としては世代間連鎖が考えられます。

「世代間連鎖」とは毒父自身もその親から同じような子育てを受けてしまい、自分の子どもに対しても繰り返してしまうことを言います。

この場合、毒父としては「自分がされたことを子どもにしているだけ」ということですね。

それでは自分の親が毒親だった場合、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。

 

毒親である父との付き合い方はどうする?対処法は?

おすすめの対処法は以下3つ。

  • できるだけ関わらない
  • 1人で抱え込まず相談する
  • 親元を離れる

毒父の特徴を先述しましたが、真っ向から向き合うことは無理だと私は感じました。

正面から向き合うとこちらへの影響が大きくなり、親の行動も単純にエスカレートしていくだけに思えます。

すでに他界した私の父親の話をします。

今考えても毒親とは断言できないと思っています。

怒鳴ったり暴力をふるったりということもありませんでした。

外から見れば穏やかな優しい人だと思われていたと思います。

ですが、家族にとってどうかは一切構わず、自分がこうと思ったことは絶対に譲らない。

それが通らないと一切しゃべらなくなる。

非常に子どもっぽいところがある人でした。

私は子どもの頃から、将来は実家を出て遠くに住むと心に決めていましたし、結婚により実家からは物理的に遠く距離を置くことができました。

親だからといって、毒父に対して正面から向き合う必要はないです。

あなたの自立が重要です。

どうぞ上手にかわす術を身につけてください。

心理的な距離をとってみましょう。

1人で抱え込まないでください。

自分の気持ちを少し吐き出すだけでも心が楽になります。

同居している方は親元を離れることを考えてください。

物理的な距離をとってみましょう。

どうしても物理的な距離が取れない場合は、親との生活時間帯をずらす、時間的な距離をとることで親との距離が保てますよ。

 

毒親の父に育てられた!影響は受けている?

影響はやはり受けてしまいます。

毒親の支配下に置かれている状況では、同性の父親に「認められたい」という気持ちが強くなりがちで、認めてもらうために現状に耐え続けてしまいます。

それは、外の人間関係でも過度に従順になるという影響が及びます。

また、特徴の項で先述した「世代間連鎖」の影響も考えないといけません。

自分が嫌だと思っている父親と同じ行為を配偶者や子供に無意識にしてしまう。

その可能性はあります。

毒父から受ける影響を考えても、やはり毒父からの自立が重要なポイントですね。

 

毒親を結婚相手に紹介する?

あなたが将来、結婚を考えるようになったとき、その相手に毒親を紹介する必要があるのでしょうか。

結論から言うと、紹介しなくてよい状況を作ることはできます

まず、自分の父親が毒父であることを彼女に話してみましょう。

彼女の理解が得られれば、あなたの父親への紹介は不要となります。

ここで毒父と距離をとれる可能性も高くなります。

それでも彼女が会いたいというのなら、あいさつの場を設けてみてはいかがでしょうか。

あなたがつらくならない程度の本当にあいさつ程度で構わないです。

そこで毒父に反対されようが、何を言われようが、結婚はあなたと彼女の意思でできるものです。

何十年と人生を共にする人に親のことを話さずに結婚するというのも無理があると思います。

あなたが結婚したいと思う彼女を信じて、まずは毒父であることを打ち明けてみましょう。

 

毒親でも介護はすべき?

将来、親の介護が必要になったとき、毒父であっても介護しなければならないのでしょうか。

結論から言います。しなくてもよいです。

特に在宅であなた自身が面倒を見るというのは、あなたが壊れてしまいます。

いくら親とはいえ、あなたに有害な影響を及ぼしてきた人です。

そんな人の介護をして、あなた自身が壊れてしまうなんて…そんな馬鹿げた話はないと私は思います。

それでも見捨てるようなことはできない、そう思うなら施設の利用を考えてみませんか。

利用の際もはじめに、毒父であることや自分ができる範囲を事業者側に包み隠さず話しておきましょう。

そうすることであなたの負担が少なくなるプランを考えてもらえるはずです。

後述する絶縁状を親に渡している場合などは、その状況を伝えれば理解も得られやすいでしょう。

あなたの人生です。

すべてを親に捧げる必要はないということだけは覚えておいてください。

 

毒親と絶縁・決別するには?

毒親からの影響を逃れるためには自立がポイントとなることは先述しました。

毒親との縁を切ってしまいたい!そう考えているあなたへ毒親との絶縁方法をお伝えします。

親と絶縁する法的な方法は残念ながらありません。

事実上の絶縁状態をつくる方法となります。

 

①絶縁状を送る

「今後一切の関係をもたない」というあなたの意思の表明です。

絶縁状に法的効力はありません。効果としては以下が考えられます。

  • 親があなたの意思を知ることができる
  • 親の改心が見られたケースもある(レアケースと思ってください)
  • 親側から疎遠になる
  • 物理的に連絡が取れない環境をつくったときに親がその理由を理解できる

絶縁状に決まった様式はありません。

あなたの気持ちを包み隠さず綴ることもできますが、内容によっては脅迫罪にあたることがありますので、シンプルなものが無難でしょう。

親に「届いていない」と言わせたくない場合は内容証明郵便を使います。

内容証明郵便とは、いつ・どんな内容の文書を・誰から・誰あてに送ったかを日本郵便が証明してくれます。

内容証明郵便は差出人の住所・氏名の記載が必須ですので、自分の住所を親に知られたくない場合は、行政書士や弁護士への依頼を検討しましょう。

差出人をその行政書士や弁護士とすることができます。

 

②電話番号・メルアド等連絡先を変更する

物理的に連絡が取れない環境を整えます。

親戚や友人などから親にばれる可能性があるなら、その親戚や友人との関係を切る覚悟も必要です。

 

③戸籍の分籍(未婚の成人の場合)

後述しますが、親に住所を知られないための手続きの前段と考えてください。

分籍とは、親の戸籍からあなたの戸籍を除籍し、あなたを筆頭者とする戸籍を新たにつくることです。

すでに結婚している場合は親の戸籍からは除籍されていますので、不要です。

これから結婚する場合は、婚姻届を提出すれば同じことです。

分籍や除籍をしても、親は子の戸籍の閲覧が可能なため、本籍地は、転居先とはまったく関連のない住所地にすることが、親に転居先を知られないためには重要です。

本籍地は日本全国どこでも好きなところにすることができます。

例えば、東京ディズニーランドでも、東京ドームでもOKです。

 

④転居

引っ越しにあたっては、親に転居先をしられないように細心の注意が必要です。

親戚や友人にも簡単に知らせるべきではありません。

これまで親と同居していた場合は、以下2点を準備しましょう。

失踪宣言書

「探さないでください」という置き手紙です。

書式に決まりはありません。直筆で明記し、日付と氏名を記入のうえ、家族が見つけやすい場所に置いておきましょう。

 

捜索願不受理届

警察へ届け出る書類です。

これを出しておくと、親が捜索願を届け出たとしても、警察に捜索願の受理を拒否させることができます。

 

⑤転居先で住民票と戸籍の附票に閲覧制限をかける

親に転居先を知られないよう、引っ越したらすぐに住民票と戸籍の附票に閲覧制限をかけましょう。

戸籍の附票とは戸籍とセットで管理されているもので、住所が記載されています。

住民票と戸籍の附票に閲覧制限をかけたとしても、親は子の戸籍を閲覧できます。

そのため、新しい住所地を連想できない、まったく無関係な住所地を本籍地とすることが重要となるわけです。

閲覧制限の申請には、警察等で事前に調書を書いてもらう必要があります。

詳しくは転居先の自治体でご確認ください。

 

これで、親からはまず連絡がとれない絶縁状態にはできます。

あとは、あなたがどの程度の距離を許容できるかで、何をするかが変わってくるはずです。

たまに顔を会わすぐらいは許せるなら、絶縁状を送るだけでもいいかもしれません。

よく考えてみてください。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

  • 毒親とは「子どもにとって有害な親」
  • 毒父の特徴 5選
    1. 「子どもに命令や指図をする・過度なプレッシャーをかける」
    2. 「過保護により子どもの選択権を奪う」
    3. 「子どもに無関心」
    4. 「すぐ不機嫌になる・いばる・八つ当たりする」
    5. 「大声で怒鳴る・暴力をふるう」
  • 毒父の対処法 心理的・物理的・時間的距離をとる
  • 毒父の影響は大! 自立を考えよう
  • 結婚相手には自分の親が毒父であることを話してみよう
  • 毒父の介護は抱え込まずに 「できないことはできない」でOK!
  • 毒父との関係を断つことは可能 絶縁を考えよう

周囲と比較して、親と良好な関係を築くことができない自分を責めたこともあるのではないでしょうか。

あなたの生きづらさはあなたのせいではありません。

まずは自分の親が毒父であると分かれば対処もできます。

これからは、自分のために生きていくことを一番に考えてください。

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