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義父の葬儀での次男の嫁の役割は?長男の嫁との分担は?

何度も起こることではないけれど、嫁として試される葬儀での立ち振る舞い…。

義父が亡くなってしまった時、悲しむと同時に次男の嫁としてどう行動したらいいの?と不安になるお嫁さんも多いのではないでしょうか。

私は長男の嫁ですが、正直どのような対応をするべきかわからないので、親戚に悪い印象を与えてしまうのでは…と考えてしまいました。

「次男の嫁なのに…」

「あの嫁は何もしない」

などと言われたくないですよね!

丁度よく立ち振る舞いすることで、親戚からの評価も良くなることでしょう。

ということで今回は

  • 義父の葬儀での次男の嫁の役割、長男の嫁との分担
  • 香典はどうするのか
  • 落ち込む義母や夫への声かけ
  • 次男のお墓はどうなるのか

こちらを書いていきますので、ぜひ参考にして次男の嫁としての立ち振る舞いを完璧にしましょう!

 

義父の葬儀で次男の嫁の役割は?

次男の嫁の役割、何をするのがいい?

まずは義母や、長男の嫁である義姉に指示を仰ぎましょう

基本的に頼まれることは

  • 片付け
  • 掃除
  • 買い物
  • 台所仕事
  • 弔問客へのお茶出し

などの裏方の仕事になるでしょう。

お客様ではないので、座っているだけは絶対にダメです。

積極的に裏方のお仕事をしていきましょう。

また、服装は義母に聞いて合わせるのも良いのですが、裏方は慌ただしく動くことになるので、和装よりも動きやすい洋装のほうが良いでしょう。

 

どのように夫である次男や義実家を葬儀の時に支える?

義実家に対しては、表に立って何かをするのは喪主と長男、そして長男の嫁になります。

明確に、裏方は任せて!という意思表示をすることで、みんな安心して表に立って対応ができるはずです。

次男も葬儀中は慌ただしくしているでしょうから、ご自身は裏方の仕事をして縁の下の力持ちのように支えるのが良いでしょう。

 

長男の嫁との役割分担は?

葬儀の時の長男の嫁との役割分担はどうする?

長男の嫁は、弔問客への対応や受付など表の役割がメインになります。

次男の嫁は先ほど言ったような裏方での仕事がメインです。

もちろん長男嫁が別のことをしたい時、例えば小さい子がいて面倒を見なければならない時などは交代したり、臨機応変に対応しましょう。

特に理由がないのに長男の嫁を差し置いて自分が表に立ってしまうと、良い印象を与えないでしょうから気を付けましょう。

 

いつ役割決めをおこなう?

葬儀の前に話せる時間があれば、その時に義姉と話し合いましょう。

その時間がなさそうなら事前に電話やLINEで相談するのもありです。

状況に応じて先に決めておくほうが、義姉もご自身もあたふたせずに済みますよね!

 

義父が亡くなった場合に香典はどうするの?

香典の金額は?葬儀費用の負担、次男はどこまで対応する?

親が亡くなった場合の香典の相場は10万円です。

次男夫婦から、ということで10万円用意するので、個人的に用意する必要はありませんよ。

葬儀費用は様々なケースがありますので、次男に家族で話し合って決めてもらいましょう。

  • 生命保険などでまかなう
  • 支払いが必要な場合は基本的に喪主の負担
  • 喪主の負担が大変な場合、兄弟で平等に負担
  • 兄弟が介護などを請け負っていた場合は多めに負担

などが主なケースになってきます。

家庭によって様々ですので、義母や長男ときちんと話し合いましょう。

 

義父が亡くなって落ち込む義母や次男にかける言葉は?

義父が亡くなって落ち込む義母や次男にかける言葉は?

無理に明るく振舞ったり、元気づけようとする必要はありません。

自分が落ち込んでいる時に無理に元気づけようとされても、なかなかすぐに元気にはなれませんよね。

無理に話しかけるのではなくそっと寄り添って、話をしたいのかなと感じた時はしっかりと耳を傾けてあげましょう

また、手を握ってあげるだけでも「寄り添いたいんだよ」という気持ちが伝わるでしょうから、そっと手を握ってあげるのも良いですね。

義母には

「お疲れは出てませんか?出来る限りのことはしますので、なんでも言ってくださいね」

次男には

「大丈夫?なにかあったらすぐに言ってね」

このくらいの声かけでも気持ちは伝わりますし、相手も気が楽になることでしょう。

 

言葉をかけるタイミングは?

まず義母には会った時にすぐに伝えましょう。

気遣ってくれているということも伝わりますし、これからバタバタと忙しくなる時なので頼っていいんだと感じて気が楽になるでしょう。

次男には夜の寝る前など、落ち着いている時に声をかけましょう。

2人でいる時間なら次男も本音をポロリと話せるかもしれません。

私がいるから頼ってね、という気持ちで寄り添ってあげましょう。

 

言ってはいけない言葉は?

【忌み言葉】

  • 切れる
  • 離れる
  • 消える など…

これらは縁起の悪い言葉とされているので、使ってはいけません。

【重ね言葉】

  • 重ね重ね
  • たびたび
  • 再三  など…

これらは同じことの繰り返しを連想させるので、使ってはいけません。

どちらの言葉も嫌な気分にさせてしまうので気を付けましょう。

 

次男の場合はお墓はどうする?

次男のお墓は親と一緒になるの?

次男は新たに別のお墓を建てるのが一般的です。

理由は単純で、本家のお墓に次男も入るとなると子供もそのお墓に入ることになります。

長男の子と次男の子、つまりいとこ同士が同じお墓に…。

さらに代が下がるごとに同じことが繰り返されていくと、遠い親戚まで同じお墓に入ることになりますよね。

どこまでが同じお墓になるのか、など管理が大変になりますので、基本的には新しくお墓を建てましょう。

 

親と同じお墓に入る、入らないはどう決まる?

所有者が許可した人しかお墓には入れません。

つまり、次男などの兄弟が同じお墓に入れるかどうかはお墓の所有者の意思で決まります。

義両親がすでに他界し、長男が所有者になっている場合は長男が許可しなければ入れないということです。

いざ次男が亡くなって実家のお墓に入れてもらおうと思っていたのに、長男に断られてしまった…。

なんてことにならないためにも、事前に兄弟間で話し合っておいてもらうのも大事ですね。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

次男の嫁の役割は主に裏方

  • 片付け
  • 掃除
  • 買い物
  • 台所仕事
  • 弔問客へのお茶出し など…

長男嫁は受付などの表の仕事、役割分担は事前に決めておくのが良い

香典の相場は10万円、葬儀費用の負担は次男と家族に話し合ってもらう

次男のお墓は基本的には新しく建てる、親と同じお墓に入る場合は持ち主の許可が必要

義両親の葬儀は何度も起こることではないので、経験がものをいうことではありません。

ですがうまく立ち振る舞いができないと「常識がない」と言われてしまうこともあります。

義父が亡くなってしまって気持ちの整理をつけるのも大事ですが、事前に準備をして嫁として良い印象を与えられるようにしたいものです。

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