好きな人と結婚して、この先幸せしかないと思っていたのに、ところがどっこい現実は、頭の痛い問題がごろごろ転がっています。
シェークスピアではないですが、「同居か別居か、それが問題だ!」ですね。
親が健在である限り付きまとってくる難問です。正解はないので、自分たちで模索していくしかありません。
好きな人を産んでくれた両親です。これを頭に置いておきましょう。それでもどうしてもストレスがたまってしまうことも事実です。
同居している方の意見も交えながら、いい解決方法がみつかれば御の字です。
この記事を読んで何かヒントになるものがあれば幸いです。この記事は10分ほどで読める記事です。では、さっそくいきましょう。
義両親と距離を置きたい!ストレスがたまってしまった背景
同居して、最初のころはお互い気をつかって過ごしているのでうまくいっていたかもしれません。しかし、何らかの理由があって、義両親と距離を置きたくなってくるものでもあります。
どんなことでストレスがたまってしまうのでしょうか。様々な意見をエピソード風に述べてみますね。
義両親は、私とは価値観が合わないという事実を認め無理に付き合う必要がないという私の考えを尊重してほしいです。しかし、「家族は仲良くすべきである」という思想に縛られている義両親は、「何で仲良くしてくれないのかしらね」となります。 義実家の人々、男尊女卑すぎて嫌いだから私は今すぐにでも距離を置きたいのに、言い出せないでいます。
義両親もそうですが、子疲れのストレスもあり、子供と距離取りたいと夫に伝えたら、「もうすぐ親来るから見てもらえばいい」とかいうアホな答えが返ってきて絶望しました。義両親が来ることもストレスですが、主人の何も考えていない意見にストレスがたまります。
新築を計画中ですが、義母の口出しが酷すぎて頭にきています。敷地内同居をしろと言います。離れたいから新築を計画しているのにと毒づきたくなります。私は何でこんな所に嫁に来てしまったのだろうと日々後悔しています。便利な所にしか住んだ事がなですし、田舎が耐えられるか不安です。というか、メンタルやられそうな気配です。
同居は何もかもがストレスになっています。義両親は良かれと思ってアドバイスしてくれたり、手伝ってくれているのでしょうが、迷惑でしかありません。できれば、最初から口も手も出さないでほしいです。距離が近すぎるのもつらいですね。毎日胃が痛いです。
同居の形も色々で、間取りの違いでも様々ですよね。我が家は、風呂、キッチン、トイレ、洗面が全て別のいわゆる二世帯住宅の間取りですが、それでも帰った時や外出する時などがわかり、気を遣います。住まいは、別の方がいいなと常々思っています。住んでみないとわからないものですね。
義両親との同居や付き合い方を甘くみていたところ5つ
義両親と同居する前は、理想があったことでしょう。例えば、家事が楽になる、掃除が楽になる、話し相手がいるのってストレスがたまらないかも、と。
付き合う前はどんなにいい義両親でも、結婚と同じで一緒に生活していれば相手のいやな面も見ることになります。
理想と現実に苦しむエピソードあげていきます。
同居する前は優しくて、性格のよい義母だと思っていました。ところが、子供が産まれたとたんに、必要のないプレゼントを持ってくるようになりました。義理の姉の子供が使っていないおもちゃだとか、近所に人の洋服のおさがりなどです。しかし、義母に言えないでいました。きっと子供の前で自然に愚痴っていたのかもしれません。ある日子供が「僕はママとパパが買ってくれたものだけでいい。おばあちゃんが持ってくるものはいらない」とはっきり、義母に言ったのです。当初怒りに燃えていた義母でしたが、孫の一言は偉大でした。孫が喜ぶおもちゃ以外は持って来なくなりました。
かわいい孫のためにいろいろとしてくれるのはうれしいのですが、義母の行動は今の時代の感 覚とずれていることも多いです。
義父も夫も気の強い義母に強く言えないので、問題を見て見ぬふりをしている状況が続いていました。
困ったのが、義母のアレルギーや虫歯への無理解です。固いクッキーなどがあると、義母が自分の口に含み柔らかくしてから孫にあげるのです。さすがにそれはまずいと義母に苦言を呈しました。しかも一歳未満の孫にはちみつはあげようとするし、いくら言っても「私の時は大丈夫だった」と聞く耳をもってくれません。ストレスがたまる毎日です。
一人っ子で義両親が過保護に育てたせいなのか、常に夫のことを心配しています。夫も心配されるのに慣れているせいか、笑顔で対応しています。たまに両親と一緒に夕食を食べると、義母が○○君の好きな鍋にしましょうね、と喜びいさんで作り始めます。義父も夫に栄養のあるものをたべているのか、やせたのではないか、とこちらの気にさわるようなことを平気で言ってきます。あげく、「○○君は料理の味がわかる子だからね」と夫に甘い義両親。家ではカップラーメンをおいしいと食べていますし、料理に強いこだわりがあるとも思えません。両親の前で何も言うことのできない夫をみていると、毒づきたくなります。
結婚して、義両親一緒に住む家を建てようと決心した矢先の出来事です。夫は長男ですし、家を建て替えるタイミングで同居したほうがいいと考えたからです。夫と自分と義父でローンを組みました。義母は更年期もあり働いていません。しかし、家が建ち、一緒に住み始めたら、義母は実は病気だと言われました。自分は妊娠していて切迫流産の恐れもある中で、重たい荷物を持たされたりもしました。夫は夫で浮気が発覚しました。義両親は「離婚はしないで」と懇願してきます。義両親のこともそうですが、夫の浮気というのはやる気を何もかも失わせます。今後どうなるか未定ですが、理想と現実のギャップに悩む毎日です。
夫37歳、私は32歳。婚活パーティーで出会い結婚して半年です。夫は義実家兼会社に毎日車で10分通っています。義父と2人で経営しています。1番上の義姉は同じ市内で義実家まで車で15分。2番目の義姉は県外に車で2時間の場所に住んでいます。
年始の挨拶以来久しぶりに義両親、義姉2人とその子供たちと夫と私で集まりました。
そこで義父が「お母さんの具合が悪いからそろそろ同居しよう。せっかくお嫁さんもいるのだし。○○(夫)も仕事しやすいだろ」と突然言い始めました。
夫とは出会ったとき、お互いの両親の事は実子で面倒みていこう。僕の代で会社は終わりにするつもりだし同居はないよ。と決めていました。この事は夫もご両親に了承してもらっています。
その事もあって夫が「前に話した通り同居はないよ。お母さんの具合悪いなら僕と姉さん達でフォローするよ」と言ってくれました。義父は「状況が変わった。前の話はなし」と言い出しました。
そして義姉2人が「そんなのは聞いてない。なぜ同居を断る?お金に困る事ないし家を貰えるのだからいい事づくめでしょ」と言います。義母は「そうしてくれると助かるわ」とのこと。私と夫は「決まったことをそう言われても困る」としか言えませんでした。義姉が「自営業の長男の妻として覚悟足りないんじゃない?」ときつい一言を私に浴びせました。続けて「私たちは子供がいるし私は持病があるから無理。家業を継ぐなら親も面倒みるのは当たり前。誰から給料もらっていると思ってんだよ」と言いました。すごい剣幕でした。
話は進まず結局またお盆に集まるときにまた話し合うこととなりました。
義両親もそうですが、何かと口を出してくる義姉に辟易している毎日です。
義両親との関係で疲れた時におすすめの対処法
義両親と同居するにあたっての理想と現実をエピソードとともに記載してきました。
話し合いでうまくいくケースもあれば、同居を解消したり、精神的なつらさで同居どころか、離婚に発展する例もあります。
そこまでいかないまでも、日々ストレスが溜まってしまうのは致し方ないでしょう。そこで、義親との付き合いで疲れた時の対処法を記載していきましょう。
では逆に、ストレスがたまったからと言ってやるとかえって逆効果になる行為は何でしょうか?
- 結婚して、家族になったのだし、嫁として恥じない行動をしようとする。世間体もあるのだし、自分勝手な行動を慎むようにする。
- いつもやっていることなのに、無理に方法を変えようとする。
- まじめな性格の人にありがちですが、起きている問題を真正面から受け止めてしまう。
- ただ、部屋に引きこもってじっとしている。
以上の行為は逆ストレスになりかねません。
決してやってはいけない行為です。本当は自分はやりたくないのだけれど、自分さえ我慢すれば周りはうまくいくという考えは押しのけましょう。
すべての人にあてはまるわけではありませんが、これからあげていく対処法でこれはいいと思ったものがあれば、ぜひ試してみてください。参考になれば嬉しいです。
1.夫や友人に話を聞いてもらう。
夫によっては聞いてくれる場合とそうでない場合があるでしょうが、一緒に生活しているのだから、現状を一番わかってくれるはず、だと思いたいですよね。生返事しかしなかったり、逆切れされるようなら話しても無駄かもしれません。
そんなときは同じ境遇の友人に話すのがベストです。共感が無理でも、同感はしてくれるはずです。相手の話も聞いてあげる覚悟が必要ですが、それはお互い様ですよね。
おいしいランチでも食べて愚痴を言い合えば、すっきりするのではないでしょうか。
2.家以外で一人になれる場所をつくる
一人になりましょう。旅行でもいければベストですが、子供が小さいうちは無理かもしれませんね。
どこでもいいのです。好きなところで。青い空の下でウォーキングをしてみるとか、一人カラオケに行くとか、少し豪華なところでスイーツを食べてみるとか、近くの温泉施設にいくとか、スポーツジムで汗を流すとか……。自分がやりたい、やってみたいことであればなんでもOKです。
私自身はヘアカットに行っていました。電車にのって髪の毛を切って、コーヒーを飲んで、それだけでもホットするものです。
ぜひご自分で時間を作ってみてください。明日の活力のために。
3.家族で出かける。
家族が楽しめるスポットならどこでもいいでしょう。夫婦二人なら、深夜の映画館などでもいいのではないでしょうか。
また、夜中の散歩などはどうですか。月のきれいな夜に近所を歩くだけでもいつもとは違う雰囲気を味わえますよ。その気になれば遠出をしなくても、身近でできることはたくさんあるのです。次はどこへ行こうと夫婦でみつける楽しみも増え、会話も充実してくるはずです。
夫は仕事で疲れているから、というかもしれませんが、疲れているからこそ出かけるのです。いつもと違った日常空間に身をおくのが大事なのです。
4.子供の好奇心を満たす場所へ家族で出かける
今はネットを開けば、おすすめスポットを教えてくれる場所はいろいろあります。
妻はもちろんですが、子供だってストレスはたまるのです。普段から子供の様子をよく見て、何に興味があるのか、関心を持ちましょう。美術館やイベントなどでもいいですよね。
そしてこの日に行こうと約束して、約束は何があっても破らないようにしましょう。
家族皆で共通の趣味があればいいのですが、まずは子供優先でもいいのでは?子供が興味あることは親も頑張って予習しましょう。そうすれば会話も増えて、一石二鳥です。
5.文字に書き起こす
心の中のもやもやを文字に書いてみましょう。日記とは違います。かしこまって原稿用紙に書くものでもありません。余った紙の裏側でもいいのです。
何が気に入らないのか、何が自分を苦しめているのか、心のもやもやをただ紙に書いていきます。誰にも見せないのでうまい文章である必要はありません。漢字が違っていたってかまいません。
とにかく心に浮かんだことを書いていくのです。眠いなら眠い、と書く。つまらないなら、それを書くというふうにです。
それを何日か続けると自分が何に悩んでいたのか、わかってきます。それと同時にストレスも解消できるのです。だまされたと思ってやってみてください。
いろいろ書いてきましたが、⑤が一番おすすめの方法かもしれません。
そして悩んでいた問題がはっきりしたら、それに対して①から④の方法を試してみればいいのです。
まず、自分の中の問題から整理していきましょう。
義両親と同居している場合は別居も考えよう
厚生労働省のホームページによると、
同居の主な介護者について、日常生活での悩みやストレスの有無をみると、「ある」60.8%、「ない」22.7%
となっています。
性別にみると、「ある」は男54.2%、女63.7%で女性が高くなっています。
※性別にみた同居の主な介護者の悩みやストレスの有無の構成割合
義両親と同居していて、もし介護が必要になったらと考えた場合、さらに悩みが増えていきます。
将来的には介護が必要になるかもしれません。両親が元気なうちは、別々に暮らしてもいいのではないでしょうか。それがお互いのためになるのなら、無理して同居する必要はありません。
もし、同居を解消した場合、後ろめたさを感じる必要はあるのでしょうか。
義両親と一緒に暮らしてこれ以上の幸せはないと感じている方以外は、同居をしてみたけれど、同居を解消したほうが、お互いに幸せになれると判断したら、別々に暮らしていくのもありです。
夫(妻)の両親なので、無碍にはできませんが、病気になったときはどうするかとか、問題解決しなければならないことはありますが、それでも別居に関して後ろめたさを感じる必要はないのです。
別居について考えるポイントを挙げていきましょう。
別居が決まっても心が晴れない理由はなんでしょうか。ある投稿にこんな意見がありました。
少し前から精神的に参っていて、心療内科にかかっていますが、 あれほど望んでいた別居が決まっても、気持ちが晴れません。 新しい生活への不安。別居への罪悪感等。 別居になってしまったのは、自分の我慢が足りなかったせい。 どうすれば前向きになれるでしょうか。
というものです。
別居になったのは同居のスタイルが自分に合わなかっただけかもしれません。我慢が足りなかったからではありませんので、素直に喜んでいいのです。
このまま同居を続けてもっと精神的に参ってしまったらあなたもご主人も不幸になっていたでしょう。そうなれば同居の義理のご両親も不幸になってしまったことでしょう。
そんなことになる前に決意してよかったと思うようにしましょう。ご主人にも感謝はしても必要以上の引け目を感じることはありません。
同居解消したばかりのころは、ある種の罪悪感もあるかもしれません。けれど、別居することによって程よい距離を保ち、よりよい関係になることは可能です。
ご主人と仲良くそしてあなたも元気になられたら、義理のご両親も「やっぱり別居してよかった」と思ってくださるはずです。ご主人と結婚して妻になったのです。
ご主人の家の嫁になったわけではないのです。
同居を解消したからといって後ろめたさを感じる必要はありません。
具体的に別居を行うステップ
同居を解消したいからといって、一方的に家を出ていくわけにはいきませんね。双方納得のいく形で、円満別居ができるのが理想です。
そのためには順序だてて、あせらずにゆっくりと行動することも大切になってきます。
具体的なステップを紹介していきましょう。
- 夫に別居の意思を伝える
- 転居先を探す
- 実家にもどる
1.夫に別居の意思を伝える
何はともあれ、夫に相談してみることが第一です。しかし、その際は伝え方が大事になってきます。夫と離婚したいわけではなく、単純に同居がつらくなってきたと素直に伝えるのがいいでしょう。
- 姑と同居することの何が苦痛なのか?
- なぜこれ以上同居を続けることが難しいのか?
- 自分と夫・子供・姑それぞれが別居によって得られるメリットは何か?
それぞれのポイントを落ち着いて説明することができるように、事前にしっかり状況を整理しておきましょう。
その際に気を付けなければならないのは、義両親の悪口は決して言わないことです。気を遣う相手しかない姑でも、夫にとっては実の母親なのです。
身内の悪口を言っていいのは、身内だけなのです。逆の立ち場になってみればわかることです。
「私たち夫婦や子供にとってはもちろん、お義母さんにとっても別居したほうが良いと思うの」という流れで、前向きに話し合いを行うよう心がけてみましょう。自分は真剣に別居を考えているということを誠実な言葉で伝えれば、夫もわかってくれるはずです。
2.転居先を探す
夫の同意を得ることができたら、次は転居先の決定です。
用意周到、備えあれば患いなしということわざもあるように、反対される前に、準備を進めていくことは、相手を説得するうえで大事なことになります。
義両親に「別居したい」という話を切り出す前に、先手を打って転居先を決めておくことで、万が一姑が同居解消に反対したとしても、「すでに引っ越し先も日程も決まっているので」と説得することができるのです。
口で言っているだけでは、話し合いが水の泡になってしまいます。ここぞと思って切り出したのに、反対されて、かえって説得されてしまったら、二度と別居の話し合いはできないかもしれないのです。
義両親の寂しさからきているのかもしれませんが、世の中には息子夫婦の引っ越しを阻止しようとしたり、別居の希望を伝えた途端に嫌がらせをしてきたりする場合もあるのです。
なるべくギリギリまで水面下で準備を進め、実際に話をするのは姑が手出しをできなくなるタイミングまで待ちましょう。
3.実家にもどる
夫も了解してくれ、転居先も決まっている、ですが、なかなか義両親が同居を解消しそうな気配もないということもあるでしょう。夫婦で一緒に家を出ることが難しい場合もあります。
そんなときには、夫との話がまとまるまで一旦実家に戻ってみるのはどうでしょうか?ほとぼりがさめるまで時間はかかるかもしれませんが、有効な手段であることは確かです。
同居生活を我慢し続けると心身の健康を害する恐れがあります。別居をしたいという相談をしてから夫との関係がギクシャクしてしまい、ストレスが倍増してしまったというパターンも決して珍しくはありません。
ご実家の距離にもよりますし、お子様の有無によっても変わってきますが、実家が離れている場合は土日だけ帰ってみるとか、近くにいると言い争いになってしまいそうなときには、いい方法だと思います。
大事なことは行動することです。どれくらい本気で別居をしたいと感じているのか、わかってくれるはずです。妻がいなくなったことで、はじめて妻の苦労がわかったということもあるでしょう。夫や義両親に本気度を示すこともできます。
「このままだと離婚につながってしまうかも…」と危惧した夫が、問題解決に向けて積極的に動き始めてくれる可能性も高くなるでしょう。
義両親に別居を提案する時の伝え方は?
義両親がいたって健康な場合は、いったん離れて暮らして、年を重ねて介護が必要になったときに再び同居するという考えもあるかもしれませんが、介護は介護で終わりが見えないものです。
心身ともにストレスが溜まって、しまいにはお互いの人生のためにもマイナスになってしまいます。
長男が両親をみなければいけないとか、子供が両親を見なければならない時代は終わりを迎えています。思い切って老人ホームに入ってもらうという選択肢も必要なのではないでしょうか。
そしてそれは、両親だけではなく、自分たちも子供たちの世話にはならないという覚悟も必要になってきます。
老人ホームに入るには何年も先のことのように思えますが、準備だけでもしておくのはいいのではないでしょうか。
下記に老人ホームの相談ができるサイトのアドレスを記載しておきますので、資料だけでも送付してもらい、将来のために検討してみるというもありだと思います。
人別の悩みによって、様々な選択肢があること、資料を取り寄せて、冗談のように話し合いながら、何気なく親が将来どうしたいと考えているのか、本音を探っていくいい機会になると思います。
卑屈な義両親だと、追い出したいと思われないとも限らないので、感情的にならず、自分の両親のことや、子供のことを考えると、自分たちの将来も心配だと思って、取り寄せてみたのですけど、遠回しに伝えてみてはいかがでしょうか。
離れて暮らす義親にストレスを伝えるには?
今は離れて暮らしているけれど、いずれは同居を希望している義両親に、別居提案をするにはどうしたらいいでしょうか?
メリットについて記載していきましょう。
- 経済的な負担が軽くなる
- 子育てをサポートしてもらえる
- 家事が分担できる。
「いいことづくめじゃない!」と思われるかもしれませんが、実際に同居をすると、環境や生活習慣の違いが表れて、一筋縄ではいかないのが現実でしょう。
気が合ってうまくやっている方も中にはいらっしゃいますが、おそらくほんの一握りだと想像します。
同居してから、やはり別居というのは精神的な負担も重くなりますので、別居するメリットを考えていきましょう。
どう伝えると波風がたたないのでしょうか?
お子様がいる場合は、お子様を理由にするのがいい方法かもしれません。義両親は孫には甘い顔をしますし、孫のためなら多少の我慢ができるご両親が多いのも事実です。
学校を変わりたくない、友達と離れたくないと思っているなど、きっとわかってくれますよ。
どうしても同居を望まれた場合は、近距離別居というのもありではないでしょうか。
資産に余裕があれば、同じ敷地のマンションを購入して、棟を分けて住むのもいいでしょう。隣同士だと、玄関は別ですが、同居とあまり変わらなくなるでしょう。
一緒に住むのと、近くに住んでいるのとでは、雲泥の差があります。何時に帰るとか、食事はどうするとか、気を遣わないで済むだけでもメリットになるでしょう。
お互いできるだけ相手には頼らないようにして、本当に何かあったときだけ協力していくというのは理想ですね。
それでも強く同居を望み、逆切れされた場合はどうしたらいいのでしょうか?
そんな時に頼りになるのはやはり夫です。結局は夫の両親なのですから、同居をするデメリットを話してもらって、伝えてもらいましょう。
ここでも感情的にならずに、会いたいときはいつでも会える、だけれど、お互いの時間を大事にすることが、ストレスにもならずうまく生きていく方法なのだということをしっかり伝えましょう。
時間はかかるかもしれませんが、ゆっくりあせらず説得していけば、きっとわかってくれるはずです。
まとめ
義両親との付き合い方はなかなか難しい問題が山積みですね。
最初は良かれと思って同居したのはいいのですが、結局ストレスフルな毎日を送ることになってしまった例は山のようにあるのです。
最初は金銭的な問題から同居する方向で考えていましたが、親のほうに借金があったとか。家事を分担してできると思っていたが、親の体がおもわしくなく、すべての負担が嫁にかかってくる。
孫の面倒を見てもらえると思っていましたが、ただ口うるさく自分の思うようにしたいだけだった、などです。
理想を描いて同居をしても現実はかなり厳しいということです。
同居に疲れた時はどうするか?
仲の良い友人に話す。一人の時間を大切にする。義両親抜きで思いきり遊ぶ。とにかくストレスをためない方法を考えるべく提案させていただきました。
同居を解消したい場合は、まず夫に相談して、二人の意見をまとめてから、感情的にならずに切り出してみましょう。離婚したいわけではなく、別居のメリットもあるのだと伝えましょう。
近い将来、老人ホームなどの入居も必要になってくる場合もあると想定して、まず資料を取り寄せて、家族で話し合ってみるのも大事です。
最初から同居をしない選択肢もあるのだと視野にいれて、義両親が同居を望んだ場合、子供を理由にする、近距離別居をすすめてみるなどの方法もあるということを理解してもらいましょう。
義両親と同居か別居か、同居しても様々な問題がありますね。
一人ひとり悩みは違いますので、すべてが一気に解決するわけではありませんが、時間をかけて、相手を説得していきましょう。その際は夫婦の絆がなにより大切になってきます。
ストレスフルな日常から脱出できることをお祈りしております。
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