子供にお金を借りる義母の心理や背景は?老後資金をどう確保する?

家族であろうと関係を壊してしまう金銭トラブル

  • 別居している義母にお金を貸して欲しいと言われた
  • 血のつながりはないとはいえ家族だし、むげに断れない・・。
  • でも一度お金を貸してしまえば今後もずっと頼まれるではないか心配

といったお悩みをお持ちの方もいると思います。

家のローンや子供の教育資金などまだまだお金がかかる時期に、さらに義両親を支援するためのお金を工面するのはなかなか厳しいですよね。

この記事では「義母にお金を貸して欲しいと聞かれて困っている」方に向けて、

  • 義母がお金を借りようとする心理や背景
  • どのように対応するのが正解なのか

を解説しています。

5分程度で読める記事ですが、これを読めばどうやったら金銭問題のストレスフルな状況を打破できるのか?がわかるはずです。

それでは早速いきましょう。

子供にお金を借りる義母の心理や背景は?

そもそもどんな理由で義母はお金を借りようとしているのでしょうか?

  • 年金だけでは生活できない
  • 借金がある
  • ローン過多
  • 浪費癖
  • ギャンブル依存
  • 経済DV

など様々な原因が考えられます。

義母もまだ働いているのにお金をせびられる、貸したお金を返してくれないのに高価なモノを買っている、ということもあるようです。

自分の夫や息子ではなく義理の娘に頼んでくるということは、夫や息子には頼れない、もしくは知られたくないという事情があるのでしょう。

夫や息子であれば叱られる可能性があるが、息子の嫁であれば断りにくいだろうからお金を貸してくれるのでは、と思っている可能性もあります。

子供に借金を依頼してくる義母に全額貸すべき?

もし義母にお金を貸して欲しいと頼まれたら、素直にお金を貸すべきでしょうか?

答えはノーです。

まずとるべき対応としては、お金を借りる目的をはっきりさせましょう。

理由がギャンブルや娯楽の場合、「一度だけ」「必ず返すから」と言われても、時間をおいてまた頼まれる可能性が高いです。

この場合はいくら家族だからといってもお金を貸すことはおすすめしません。

何度もお金を貸して欲しいと頼まれると義両親に対して憎しみの感情が生まれたり、貸したお金を返してもらえず自分たちの資金計画が狂ってしまう可能性だって大いにあります。

お金が必要な理由を聞いた上で、たとえ息子には秘密でと言われていたとしても、まずは夫婦間で義母にどう対応するかを話し合いましょう

結果的にお金を渡すことになったとしても、自分たちの将来のためのお金を削ってまで貸すべきではありません。

渡すお金は自分たちの許容範囲内の額にし、返してもらうことを期待しないのがいいでしょう。

お金を借りにくる親は病気??

親が子供にお金を貸して欲しいと言ってくるのはよほどの事態です。

お金を借りにくる親は病気なのでしょうか?

お金を借りようとする親には

  • 散財していないのに金銭的に切羽詰まっている場合
  • 本人に問題がある場合

の2パターンがあるので、見極めが必要です。

節約しているのにも関わらず金銭的に苦しい場合は、今後の資金計画を見直したり借金の返済計画を考えたり、どうしてもやり繰りが難しければ自己破産するのかなど、一緒に解決の手立てを考える必要があります。

逆に、普通に生活できるくらいのお金はあるのに散財してしまう、常にお金に困っている、という場合は本人に問題があるため、合わせて心のケアが必要です。

依存症は心の寂しさの裏返しとも言われています。

改善のためにどうすればいいか話し合い、買い物依存症やギャンブル依存症のクリニックでカウンセリングを受けさせるというのも手でしょう。

ただある程度歳を重ねた義両親の年齢となると現実を直視できず、心療内科に連れていくのは至難の技かもしれません。

本人に問題がある場合は、すぐに解決できる方法というのはありませんので、粘り強く対話を続けるしかありません。

お金がない義母の老後が心配!老後資金はいくら必要?

お金がない義母の老後を考えると、将来自分たちにどの程度の負担が降りかかってくるのか心配ですよね。

「老後資金2000万円問題」を耳にされた方も多いと思います。

定年以降、親が死ぬまでに一般的に老後資金はいくら必要なのでしょうか?

(出典:総務省統計局の2018年「家計調査報告」※二人以上の世帯のうち高齢無職世帯の消費支出)

によると、世帯主が60歳以上の夫婦世帯における毎月の支出は、食費、住居費、光熱費など生活を維持するために必要な支出(消費支出)が23万5,615円、税・社会保険料など非消費支出を加えて26万4,707円。

対して収入は、公的年金などの社会保障給付に、その他収入を加えて22万2,834円。

結果、毎月5万円程度の赤字となります。

あくまでも平均値ですが、今60代以上の世代にとっては現実味のある金額と言えるでしょう。

仮に60〜90歳までの30年間、毎月赤字の5万円を貯金から埋めようとすると、計1800万円ほど必要です。

つまり、必要最小限の老後資金として、これだけの金額を用意する必要があるのです(自営業等の国民年金加入者はさらなる上乗せが必要です)。

ただ場合によっては介護費や医療費など平均以上になるケースもあるため、予備費を考慮して2500万円程度を老後資金の目安としておくのがいいでしょう。

お金がない義母の面倒はどこまで行う?

2500万円の老後資金どころか、貯金がほとんどないという義母の場合、子供はどこまで面倒を見るべきなのでしょうか。

ここでは現実的に子供が行えることをご紹介します。

1.支出を見直し、親の財政を立て直す

親の財政状況を聞き、無駄な支出があれば止めましょう。

  • 携帯で不要なプランに加入させられていないか
  • 毎月の保険料は適切か
  • 使っていないカードの年会費を取られていないか

などをチェックしましょう。

支出を抑えて収入の範囲内でやり繰りすることができるようになれば、必要な貯金額も随分と下がります。

2.年金を繰り下げ受給してもらう

年金は基本的に65歳から受給できますが、それを70歳まで遅らせることができます。

それまでの収入源は別途確保する必要がありますが、遅らせることによって毎月の受給額にかなりゆとりが生まれます

3.働いてもらう

年金受給までの収入を確保するには、働いてもらうのが1番です。

高齢者となると正社員は難しいですが、シルバー人材センターは年齢が60歳以上で働く意欲がある人であれば誰でも登録ができます。

月8~10日就業した場合で、平均3~5万円程度が得られます。

毎月少しでも収入があれば生活の足しにできます。

4.家賃の低い賃貸物件に引っ越してもらう

親が賃貸物件に住んでいる場合、今より安い賃貸物件に引っ越すことで支出を抑えるのも一つの方法です。

公営住宅だと民間の賃貸住宅よりかなり安く借りることができます。

5.公的制度を利用してもらう

家も収入もない親の場合、金融機関でお金を借りることもできませんので公的制度を利用してもらうのも手です。

生活福祉資金貸付制度は、低所得世帯や高齢者世帯、障害者世帯を対象に、各都道府県の市区町村社会福祉協議会が窓口となって実施している貸付制度です。

お金について困ったらファイナンシャルプランナーに相談がおすすめ

あらゆる対策を自分で調べ上げ、自分たちの財政状況にあった最適な方法を選択するのはとても困難です。

お金について困ったら、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみるのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナー(FP)とは?

家計にかかわる金融、税制、不動産、 住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識をもとに、相談者のライフプラン設計や家計見直しをサポートする専門家です。

金融の先進国アメリカをはじめ欧米では一般的に利用されていますが、日本はまだ始まって歴史が浅いので聞きなれないかもしれません。

具体的に、ファイナンシャルプランナーに相談するとどんないいことがあるのでしょうか?

メリットとして挙げられるのは、

  • 一般論ではなく、自分の財政状況によってオリジナルの解決策を提示してくれる
  • 専門家の知識を利用して、最適な選択ができる
  • 自分たちでは知らなかった制度を知ることができる
  • 夫婦でしっかり将来計画を話し合うきっかけになる
  • 将来を見通すことで安心感を得られる

ということです。

逆にデメリットとしては、

  • 自分たちに本当に合ったファイナンシャルプランナーを見つけるのが難しい
  • 銀行、証券会社、保険会社などの金融機関や住宅会社に勤務している企業系ファイナンシャルプランナーの場合、自社の商品を押し付けられる

ことでしょうか。

企業系ファイナンシャルプランナーはあくまで自社の商品を売るために存在している一方、独立系ファイナンシャルプランナーと呼ばれる人々は「相談」サービス自体を売りにしています。

様々な金融機関の商品を比較検討した上で、自分たちに合った商品を提案してくれたり、より顧客視点に立った提案となりますので、相談する場合は独立系ファイナンシャルプランナーを選ぶことをおすすめします。

良いファイナンシャルプランナー・悪いファイナンシャルプランナーの違いは?

具体的に良いファイナンシャルプランナー・悪いファイナンシャルプランナーはどうやって判断できるのでしょうか。

独立系ファイナンシャルプランナーと呼ばれる人々であっても、その実力は様々です。

相談すべきは、「顧客の立場に立って考える事ができ」「顧客にとって最適な解決策を見出してくれる」ファイナンシャルプランナーです。

主婦(主夫)の延長でやられているような方は、なんでも自分の場合に置き換えて話されることが多く、顧客視点とは程遠い場合があります。

自分にあった良いファイナンシャルプランナーを選ぶにあたっては、以下もチェックしてみてください。

聞きたい分野のプロを探す

ファイナンシャルプランナーは家計の専門家ですが、家計のなかには税金、運用、住宅、保険など多くの分野が存在します。

ファイナンシャルプランナーである以上、全分野の基本的な知識は網羅していますが、当然それぞれの得意分野が存在します。

過去の実績をチェックして、あなたが聞きたい分野に強いファイナンシャルプランナーを選ぶといいでしょう。

長く付き合える体制が整っている

家計のアドバイスに関しては、長期的な視点をもったアドバイスが求められます。

最初相談したときより収入が下がってしまった、想定していなかった支出ができた、といったケースが出てくることも。

料金は割高になるかもしれませんが、複数回相談できる、面談後にメール相談ができるなどアフターフォロー制度が整っているところを選ぶのがいいでしょう。

間違いないファイナンシャルプランナーと出会うなら「みんなの生命保険アドバイザー」一択

ファイナンシャルプランナーと一口に言っても様々な人がいるのが実情です。

有能かつ相性の合うファイナンシャルプランナーと出会うなら「みんなの生命保険アドバイザー」がおすすめです!

保険の見直し相談ならみんなの生命保険アドバイザー|パワープランニング株式会社

「みんなの生命保険アドバイザー」のサービスを利用すれば、特定の企業に所属していない独立系ファイナンシャルプランナーを紹介してもらうことができます。

相談実績12年以上という業界でも1,2を争う老舗の保険相談会社ですが、老後資金・家計について心配がある場合は、何度も無料で相談ができるのが特徴です。

提携しているファイナンシャルプランナーはなんと2000名以上。

10年以上の実績をもつFP有資格者で、3社以上の生命保険会社の商品が取り扱えるというのが提携条件になっているので、経験豊富かつ特定の金融機関の商品を紹介される心配も無用です。

しつこい営業活動は禁止されており、もし紹介されたファイナンシャルプランナーが気に入らなかった場合は何度でも変更ができるストップコールというサービスもあるので安心です。

ここで、実際に使ってみた方の口コミはどうでしょうか?

https://twitter.com/hitomi_tweet_/status/1163723450948567040?s=21
https://twitter.com/hitomi_tweet_/status/1164049937732001792?s=21

実際に相談したことで保険の見直しができて支出が減った!という嬉しい声が。

相談特典で黒毛和牛がもらえるキャンペーンを行っていたりもするようです。

最後に

家族だからこそ難しいお金の問題。

義母にお金を貸して欲しいと頼まれたときは、すぐにお金を貸さず、慎重に対応することが大切です。

  • まずはお金を借りたい理由をはっきりさせる
  • すぐには貸さず、どうすべきか夫婦で話し合う
  • お金を渡す場合は自分たちの無理のない範囲内で。返してもらうことを期待しない
  • 依存症など本人の問題が疑われる場合は、お金を貸さず、医療機関に相談を。本人とも対話を重ねる。

その上で老後資金をどうするかについて、一緒に考えてあげましょう。

  • 老後資金には最低でも1800〜2500万円が必要
  • 家計の見直し、老後資金の相談は独立系ファイナンシャルプランナーに頼る
  • 自分に合うファイナンシャルプランナーを見つけるには、「みんなの生命保険アドバイザー」を利用するのがおすすめ

お金と上手に付き合うには、多岐に渡る知識が必要です。

お金で困ったときは自分たちだけでなんとかしようとせず、顧客視点に立って解決策を考えてくれるプロを頼りましょう!

「みんなの生命保険アドバイザー」ならば何度でも無料で相談が可能です。

保険の見直し相談ならみんなの生命保険アドバイザー|パワープランニング株式会社

私も初めてファイナンシャルプランナーに相談した際は、知識ないけど大丈夫かな・・と不安でした。

でもいざ相談してみると、将来長期に渡った資金計画を立てることができ、自分たちに何が足りないのか、今後どうすればいいのかがクリアになり安心しました。

「支出が多い」など自分にとって耳の痛い意見も伝えてくれるのがいいファイナンシャルプランナーです。

この記事を読んだ皆さんが自分に合うファイナンシャルプランナーを見つけ、親との金銭的問題という悩みの種からも解放されることを願っています!

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