天涯孤独な人と結婚しない限り、多くの場合結婚するともれなくついてくるのが「夫の家族」。中でも問題になるのが「夫の母親」=「姑」です。
離れた場所に住んでいて、年に数回会うだけでもプレッシャーは相当なもの。盆と正月に数日一緒に過ごすだけでも、疲れ果ててしまうお嫁さんが多いのに、同居ともなると、毎日どれほどのストレスを感じることか...
- 「そうはいっても、そのうち慣れるのでは?」
- 「やさしそうなお姑さんだから大丈夫なのでは?」
そんな言葉かけが、苦しんでいるお嫁さんをさらに追いつめます。
私は知っています。
同居のお姑さんは、そんなに甘くはありません。他ならぬ私も、姑さんとうまくやろうと頑張りました。(同居ではありませんが)しかし結果的には“イヤミ”や“理由もわからぬ差別”を受けました。
何度「気のせいかな?」とか、「たまたま姑さんのご機嫌が悪かったのかな?」と思ったことか。
何度「この地域のやり方を知らない私が悪いのかな?」と思ったことか...
でもね、違ったんです。
お姑さんのイヤミは「気のせい」ではありませんでした。たまたま機嫌が悪くて強く当たられたのではありませんでした。
その地域のやり方をどんなに学んだって、お姑さんは私のことを心の底から好きになることはない...そう悟りました。
たとえはたから見てどんなにいい人でも、こと「息子の嫁」に対しては、特別な感情がわくものなのだと、身をもって知りました。
だからといって「いまさら別居なんてできない」という同居のお嫁さんの実情もよくわかります。夫は簡単には「うん」と言ってくれないでしょうし、たとえ賛成してくれたとしても先立つものが必要です。
「でも、このままだと私が病んでしまいそう...」
そんな不安を抱えながらギリギリのところで踏ん張っているお嫁さんへ。
嫁と姑はどうしてうまくいかないのか?
その理由と、だったらどう対処していけばいいのか?を、冷静な視点で分析し、ご説明したいと思います。
そして、同居で苦しんでいるお嫁さんはあなただけではありません。日本全国に同志はたくさんいます。そんなお嫁さんたちの声や、彼女たちがどうやって乗り切っているのか、具体的な対処方法もご紹介します。
たとえ別居ができなくても、あなたが今日から苦しまず、少しでも楽しい気持ちで暮らしていけるお手伝いができると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
あなたはこれまでよく頑張りました。これからは、どうか頑張りすぎないで!
そして、もしもの時は「自分優先」!これをお忘れなく!!
同居したら姑が嫌いになった!嫌いになった理由トップ5
「姑さんのこと、初めから嫌いだったわけではない」という人は多いはず。
好きで結婚した相手のお母さんなんですから、初めから毛嫌いなんてするわけもなく、「できればうまくやっていきたい」と思って歩み寄ったり話しを合わせたりしてきたと思います。
でも、そのかいもなく嫌いになったのにはちゃんと理由があるのです。
1.嫌味や暴言
- プレゼントをしても「こんなもの」などと言われる
- 容姿・学歴・職業・家柄などをけなされる
- 反対に、それらを妬んだり、嫉妬される
2.子育てへの口出し
- アレルゲンなどに気を付けることを「過保護」などと決めつけられる
- 与えないようにしている食品を隠れて与えられる、与えようとされる
- 「昔はそんなことしなかった」など、何十年も前のやり方を押し付けられる
3.勝手に部屋に入ってくる
- 勝手に部屋に入らないでほしいとやんわり言っても聞いてもらえない
- はっきりと「入らないでください」と言ったら逆ギレされる
4.嫁に対する下僕的扱い
- 体調不良の時に「さぼっている」などと言われる
- 外で嫁の悪口をいわれる(ウソや大げさな表現を交え)
- 自分や血縁者と嫁が同じことをやっても、嫁だけダメだといわれる
- 盆正月などは長男の嫁だけ働かされる(自分や実の子どもを接待させる)
5.血縁家族との明らかな差別
- 実の娘の子どもの面倒を、嫁に見させる
- 誕生日プレゼントやお年玉の額に差をつけられる
- お節句や入学時の贈り物に差をつけられる
こちらが一生懸命に歩み寄ったり、仲良くする努力をしても、返ってくるのがこんな態度だったら...残念ですが、嫌いになってもしかたないと思います。
あなたを大切に育て、お嫁に出してくれた両親の気持ちを考えても、嫁ぎ先でこんな扱いを受けていると知ったら、悲しむでしょう。それを考えたら、さらにつらくなりますよね...
同居する姑が嫌い!心理的要因3つ
もちろん、姑さん側にも初めからあなたに対する悪意があったとは思いません。
ですが、嫁と姑の間には、避けられない確執が生まれる心理的な要因があることも確かなのです。
1.育った環境・習慣の違い
どんなに好きな相手と結婚したとしても、「妻と夫」はそれぞれ違う家庭で育っていますから、生活スタイルや習慣などは違います。
二人きりで結婚生活を始める場合でも、さまざまなすり合わせが必要になるはずです。
ましてや夫の家族と同居となれば、嫁は「生活習慣の違う家庭に突然放り込まれる」ようなもの。しかも、多くの場合、夫の家族側の習慣が優先されることは火を見るよりも明らかです。
それに合わせることが苦にならないお嫁さんもおられるとは思いますが、台所や風呂などを共有する女性同士となると、すんなりうまくいくことの方が難しい場合が多いでしょう。
自分の習慣に合わせてほしい姑 vs これまでの習慣とは違うことを受け入れづらい嫁
相反する立場である嫁と姑は、最初からうまくいかない要素が多い関係なのです。
けれど、多くのお嫁さんは、初めは「なんとかうまくやりたい」と思っています。出来る限り姑のやり方に合わせようと頑張って、徐々にストレスをためていく...
私の周りの同居のお嫁さんは、多くがこのパターンです。
2.嫁いびりされた姑の経験
かつて自分も「嫁いびり」をされた「姑」が、自分をいじめた姑を「反面教師」とすればいいのですが、そうはできない人も少なくないようです。
人間というのはどうしても「やられたようにやってしまう」、いえ「やられたようにしかできない」のかもしれません。
これは、部活動の先輩・後輩の関係にも似ています。代々受け継がれてきた負の伝統を、「自分の代で断ち切る」という強い気持ちが必要です。
お嫁さんに対して「嫁に来たころの自分がして欲しかったこと」をしてあげられるお姑さんが増えることを願わずにはいられません。
3.姑と夫の母子一体化
今の若いパパたちとは違い、お姑さん・お舅さん世代のお父さんたちが現役のころは、仕事が忙しく家族と過ごす時間が少ない父親が多かったと思います。
その結果、家事も育児もすべて「母親」の役割となり、家での父親の存在感は薄くなります。父親抜きで過ごす時間が多ければ、子どもと母親のつながりは強くなります。
この結果できた母子関係を「母子一体化」と呼ぶそうです。
母親は子供(この場合は特に息子)に依存し、子供の側も母親に対する精神的依存が強くなり、結婚してからも母親を優先しがちになります。そのような環境にあとから参入した「嫁」が、大切に扱われるのは難しいことは容易に想像できます。
この「母子一体化」を解消することが、「嫁姑問題」解決には不可欠です。
厳しいようですが、夫が母親(姑)にいい顔をし、嫁にもいい顔をしている間は、姑と嫁は仲良くはなれません。
自分の生涯の伴侶はだれなのか?誰を優先すべきなのか?
そう問われた夫が「母親だ」というのであれば、とても残念ですが、同居生活も、結婚生活も継続は困難かもしれません...
嫁と姑というのは、このような前提がある関係ですから、どんな他人よりも「お互いに仲良くする努力」が必要な間柄なのです。
どちらか一方が我慢していてうまくいく関係では、決してないのです。
嫌いなのに姑と同居...ストレスが溜まる原因トップ3
では、姑との同居生活で、「ストレスが溜まる原因」は具体的にどんなことなのでしょう?
お嫁さんの立場のリアルな声、トップ3をご紹介します。
1.掃除、洗濯のしかた、料理の味付けや調理方法など、違うところを問題視される
嫁から見れば、自分が母親から受け継いできたやり方を「ダメ」と言われているのと同じです。
ストレスが溜まるのは仕方がないことです。
2.子育てに対する古い目線からの口出しと押し付け
子育てのノウハウは年々新しくなり、10年たたずに更新されていきます。にもかかわらず、それにダメ出しをした上で何十年も前のやり方を押し付けられたら...
しかもその根底に「自分は経験者である」というマウンティングを感じるとしたら、当然ストレスは溜まる一方です。
3.常にアラ探しされているような雰囲気
料理のしかた、洗濯の干し方、掃除のしかた...その場で見ていなくても後からチェックしている雰囲気はわかるものです。
あるいは、子供が泣けば、「また嫁が泣かせている!」と思われているのでは...捨てたゴミ、電話への対応、ご近所の方との接し方も、チェックされているのでは...
もはやノイローゼになってもおかしくはありません。
同居をしていれば、姑と会わなくて済む日はありません。そして、主に女性が家事をする以上、嫁と姑は同じ作業に携わることが避けられません。
毎日行う家事や育児のやり方の違いを指摘されるようなことがあったら、それはストレスにしかなりません。
- 「〇〇さんには〇〇さんのやり方がある」
- 「息子と結婚してくれた人なんだから、彼女のやり方にまかせよう」
そう思って自分のやり方をおしつけない姑さんだったら、何も問題はありません。しかし、そうではない場合の方が多いのが現実です。
これをサラリと受け流せといわれても、簡単なことではありません。そもそも、そんな風に自分を敵対視してくる人を、どうして好きになれるでしょうか?とうてい無理な話しです。
嫌いな姑との同居で溜まったストレスの解消法5つ
では、実際に姑との同居生活で溜まりに溜まったストレスを、お嫁さんたちはどのように解消しているのでしょうか?
1.愚痴を紙に書き、破って捨てる(絶対に見られないように工夫して)
なかなか勇気がいる行動ですが、だからこそ勇気を出して紙に書きだしたものをビリビリに破って捨てた時の快感はひとしおでしょう。ただし、後始末は慎重に。
2.カラオケに行ってスカッとする歌を歌いまくる
1時間でも2時間でも、カラオケボックスで大音量で歌いまくってみると、かなりのスッキリ具合です。今はおひとり様カラオケも全然アリです。おすすめです!
3.ゲームセンターでもぐらたたきなどのゲームをする
これはもう、スポーツの要素もあり、体を動かすことでスッキリ度合いも倍増しそうですね。また、「叩く」と言う行為で直接的にストレスを解消できそうです。
4.友達と美味しい外食をする
美味しいものを食べれば、それだけでストレスは解消されそうです。一緒に食事をしてくれる人が理解してくれれば、愚痴も聞いてもらって一石二鳥。ただし、体重の増加には注意が必要です。
5.同じ立場の友人と愚痴りあう
こういったストレスに一番有効なのは、「共感してもらう」ことです。
同じように同居生活をして姑さんに対してストレスが溜まっている友人がいるなら、お互いの愚痴を吐き出しあう機会を作りましょう。
多少エスカレートしてしまうかもしれませんが、愚痴った後のスッキリ感は他のどの方法よりも強いようです。
こうやってストレスを解消しながらでも同居を続けようと努力するお嫁さんは、本当に頑張り屋さんだと思います。ギリギリまで追いつめられたら、ストレス解消程度では済まないはずですから...
その時夫は?相談された夫はどんな反応をしめすか?夫の反応パターン
これだけストレスが溜まって来れば、夫に相談しないわけにはいきません。ですが、姑は夫の母親。悪口を言うようで相談しづらいですよね。
しかし、姑との同居生活がうまくいくかどうかのカギを握っているのは「夫」です。その夫が、姑との関係を相談したときにどんな反応をしめすのか?それはとても重要なポイント。
大きく3つのパターンに分かれるようです。
1.嫁をバックアップし、適切に対処してくれる
全面的に嫁をバックアップし、姑との間に立って適切に対処してくれる夫。全嫁の理想です。
それでもこじれてしまった場合は「別居も辞さない」と、毅然とした態度で接してくれたらなお心強いですね。
嫁だって、「自分が悪くてもかばってくれ」とわがままを言いたいわけではありません。嫁側に落ち度がある場合もあるでしょう。
それでも、結婚した以上、自分は誰と人生を歩み生涯を共にするのか?
それをよく考えて欲しいのです。
嫁ぎ先では、嫁は完全にアウェーの立場。味方になってくれるのは夫しかいません。それを忘れないで欲しいのです...
2.聞き流す
話しを聞くだけ聞いて、具体的に動こうとしない夫...嫁と姑、どちらにもいい顔をしたいというのが本音かもしれません。
しかし、この方法は長続きしないパターンでしょう。
真剣に悩みを聞いてもらえない、具体的に解決に向けて動いてくれない夫に対して、妻はどんな感情を抱くか...
「もうあなたは頼りにしない」と見限られたら、最後かもしれません。
3.姑の肩を持つ
一見最悪のパターンかもしれませんが、はっきりと態度に示してくれるなら話しは早いです。
嫁と姑のどちらが大切か?という問いに対して、「姑」というのであれば、結婚を継続する理由はありません。貰うものを貰って、新しい生活の準備を始めましょう。
しかしながら、小さな子供がいる、子育てのために仕事をやめたなど、簡単に離婚ができない場合も多いですよね。そんな場合は、一時的に自分の実家に身を寄せるなど、水面下であらゆる可能性を探り始めるだけでも、少しは気持ちが前向きになれるかもしれません。
いずれにしても、夫の家族との問題で解決の糸口を握るのは「夫」です。夫が妻の味方になってくれないとわかったら、次の手を考え始める必要はあるでしょう。
同居の姑と関わりたくない!そんな時の対処法
同居の姑を好きになろうと努力してきたけれど、どうしてもだめだった...関係改善のために夫の協力を得ようと思ったが無理だった...
いよいよ打つ手がなくなってしまったとき、あなたの心を守るための方法をご紹介します。
1.無視する・カラ返事をする
聞こえないふりをする。あるいは「はい~」、「はい~」とから返事をする。あなたが病んでしまったと思ったら、少しは態度を改めてくるかもしれません。
まあ...あまり期待はできないかもしれませんが。
2.直接顔を見ないように工夫する(フルタイムの仕事を始めるなど)
朝早くから遅くまで仕事をすることで、姑の顔を見る時間を減らせます。収入も得られて一石二鳥。
ただし、子供が小さいうちは使えない方法かもしれません。
3.背水の陣でぶちまける
「いままで我慢してきたが、こんなにも嫌だった」ということを、姑や夫のいる前でぶちまけてみてもいいかもしれません。
あなたが本気で苦しんでいることに、相手は気づいていないのかもしれませんから。その結果大騒ぎになる可能性が大ですから、それらをすべて引き受ける準備と覚悟は必要です。
4.どうしても我慢が出来なくなったら家を出る
誰にもわかってもらえないし改善の見込みがないのなら、思い切って別居を企てましょう。実家に身を寄せられるのなら、しばらく厄介になってもいいと思います。
もちろん、歓迎してくれる実家ばかりではないと思いますが、どう説明しても、あなたのつらさを100%わかってくれる人はいないと心得て。自分の心を守るためには、理解者を探していては間に合わないかもしれません。
5.ツイッターやブログに書く
今、嫁姑問題をツイッターにつぶやく人やブログに書く人が増えています。
読んだ人に「自分だけではない」と希望や勇気を与えると話題になっていると同時に、書いた人に対して「よく我慢してきたね?」、「こんなに頑張っててえらい!」などと共感が集まり、書くことで本人も救われているといいます。
同居の嫁は毎日が「アウェー戦」です。共感してくれる人がいてくれるということが、どれほど救いになり、力になってくれることか...
強く言いたいのは、「ギリギリまで我慢しないこと」です。
実際に精神的に病んでしまってからでは、回復にも時間がかかります。ですから、これらの方法は早めに試してもいいと思います。
あなたが我慢すると、相手は「ここまでやっても大丈夫なんだ」と、さらに遠慮がなくなってくることも考えられますから...
同居の姑が嫌い!ブログ・ツイッターに吐き出している同志をご紹介
では、実際にツイッターやブログ上で見つけた「同居の姑」に対するつぶやきをご紹介します。
ツイッターで「同居嫁」などと検索すると...
ツイッター編
あーあ、正月初売り終わってくたくたで帰ったら例年通り義妹家族が来てて、テーブルには食い散らかされたごちそうがあって私はいつものように残飯食べるんだろうなぁ。後片付けもしてさ。
次の日も仕事でくたくたになって帰ってきたらまた残飯&片付けかぁ。同居嫁の年末年始地獄か。
— むぎ。 (@zvusl3q2yMwM24H) December 28, 2021
嫁に同居させようとする世の中の夫はとりあえず嫁の両親と同居体験してから、同じことが言えるのか考えろ。
ずっと同じ屋根の下、そう簡単なことでは無いんだよ。
どうしてもと言うのなら、嫁の親と日中2人きりになって耐えられるか確かめてから言え。
同居嫁は毎日義両親で苦しんでいる。#義母嫌い— きぃ😈@元同居嫁 (@k1118102) December 28, 2021
娘が小さい頃、子供お断りの用事(実母の病院付き添い)があり仕方なくBBAに預けた時、お昼をまたいでしまったのだが、BBAはもうすぐお母さんが帰ってくるから娘ちゃんは待ってなね、と強引に言い聞かせ、自分だけお昼ごはんを食べたのを、この年の瀬に思い出した。許せない。#義母嫌い#同居嫁
— ribon-mi (@ribonmi1) December 29, 2021
ほんとに、もう、同居という制度?は
この世の中から消えればいいと思う。
他人とは暮らせないんだよ。
いい加減気づこうよ。 https://t.co/qQeCKxeAer— 完全同居嫁 愚痴垢 YUUuuuka✩.*˚ (@YUUuuuk0930) December 20, 2021
続いては、アメーバブログで「同居」「嫁」などで検索してみました...
アメブロ編
義母と毎日戦争記録 (ameblo.jp)
20代のお嫁さんが頑張っている、現在進行形のブログです。「嫁が悪くて自分の息子がかわいそう」という典型的なパターン...応援したくなるブログです。
義母と暮らせば。。。嫁は辛いよ (ameblo.jp)
癖の強い姑さんと同居するお嫁さんのブログ。語り口が冷静で勉強になるブログです。夫さんはお嫁さんの味方のようなので、そこが救いです。
鬼姑(オニババ)日記★同居なんてするもんじゃない (ameblo.jp)
30年近く同居生活をされている方のブログ。姑さんの介護記録になりつつあるようですが、老いてなお毒を吐く姑さんとのバトル?がユーモラスでもあります。
嫁姑日記 (ameblo.jp)
結婚17年、長男の嫁としてかなりの苦労を経験されてきた方のブログ。夫さんの協力は...こちらも応援したくなるブログです。
義両親との二世帯同居の真実 (ameblo.jp)
内扉でつながった二世帯住宅にお住いのお嫁さんのブログ。同居ではないものの、ストレスはかなりのもの。夫さんの対応にもイラつきます。
いずれも、時を忘れて読みふけってしまいました。
まさに共感と驚愕の嵐...
こんな姑、嫌いで当然!?嫁姑問題を描いた漫画のご紹介
続いては、嫁姑問題を題材にした漫画をご紹介。
もしかしたら、本棚に並べておくと「魔除け」の効果があるかも?!(理由はご想像にお任せします)
同居なんて聞いてない!~大婆・小婆 三世代嫁物語~ 佐香厚子 大洋図書
「その便器をおなめなさい」…掃除したトイレを指さして大姑の無情の命令が下される! 新婚&妊娠中の聖子を襲う姑の過激な要求。しかもこの家には姑(小婆)とその姑(大婆)の二人も『鬼』が! 家具は壊され、服は破かれ…日夜繰り広げられる三世代の『嫁姑戦争』。結婚するとき言ったのに、「同居は絶対しない」って言ったのに! こんなの結婚詐欺じゃん!!!! しかしこの家の不幸はそれだけではなかった…家が消失!? がんで余命宣告!? 聖子のお腹の中の命も…、そして愛する夫さえも…!? 目まぐるしい悲しみの連鎖を力強く乗り越えていく「嫁」の姿に涙があふれる傑作感動物語!
引用元:同居なんて聞いてない!~大婆・小婆 三世代嫁物語~ 1巻(女たちのリアル) | 佐香厚子 | 無料試し読みなら漫画(マンガ)・電子書籍のコミックシーモア (cmoa.jp)
お義母さま、やめて!~嫁姑の本音~ かずはしとも DPNブックス
藤咲静香は、部下からも憧れの目で見られるキャリアウーマンだ。
しかしそんな静香も、夫が自分の転勤に伴って転職してくれたため地方で一人暮らしをさせていることもあって、義母には頭が上がらない。
義母が近所の友人と一緒に作っているという野菜が定期的に送られてくるのだが、いつも量が多すぎるのに断れず、使いきれない分は内緒でフリマで売っていたりする。
新婚当時は近所に住んでいたため、今以上にありがた迷惑なプレゼントの数々に苦労させられていて……。
引用元:お義母さま、やめて!~嫁姑の本音~ 1巻(最新刊)(コミックなにとぞ) | かずはしとも | 無料試し読みなら漫画(マンガ)・電子書籍のコミックシーモア (cmoa.jp)
おかあさまといっしょ 小池恵子 竹書房
されどケーキ、されどストール……嫁は姑に、姑は嫁に、隠れてお読み下さい。 腹黒くも仁義なき嫁姑神経バトル4コマ!!
引用元:おかあさまといっしょ 1巻(バンブーコミックス 4コマセレクション) | 小池恵子 | 無料試し読みなら漫画(マンガ)・電子書籍のコミックシーモア (cmoa.jp)
かんかん橋をわたって 草野誼 ぶんか社
住み慣れた「川南(かーなみ)」から、橋ひとつ向こうの「川東(かわっと)」に嫁いだ萌(もえ)は、上品で優しい姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。あの人は『おこんじょう』だから」とは? 恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!
引用元:【1話無料】かんかん橋をわたって | 漫画なら、めちゃコミック (mecha.cc)
まとめ
- 同居したら姑が嫌いになった!嫌いになった理由トップ5は「嫌味や暴言」、「子育てへの口出し」、「勝手に部屋に入ってくる」、「嫁に対する下僕的扱い」、「血縁家族との明らかな差別」など、人権無視ともいえる扱いをされること。
- 同居する姑が嫌い!心理的要因3つは「育った環境・習慣の違い」、「嫁いびりされた姑の経験」、「姑と夫の母子一体化」。このような前提があるから、双方の努力がないと仲良くするのは難しい。
- 嫌いなのに姑と同居...ストレスが溜まる原因トップ3は、「家事のやり方の違いを問題視される」、「子育てに対する口出しや押し付け」、「常にアラ探しされているような雰囲気」。すべて毎日のことなので、強いストレスがかかります。
- 嫌いな姑との同居で溜まったストレスの解消法5つ。「紙に書いて破り捨てる」、「カラオケに行って歌う」、「ゲームセンターでもぐらたたき」、「友達と外食」、「同じ立場の人と愚痴りあう」。中でも、共感してもらうことはとても有効です。
- その時夫は?相談された夫はどんな反応をしめすか?夫の反応パターンは、①嫁をバックアップし、適切に対処してくれる、②聞き流す、③姑の肩を持つ。夫の家族と嫁の問題なので、夫が嫁の味方にならなければ、問題解決は難しいでしょう。
- 同居の姑と関わりたくない!そんな時の対処法は、①無視する・から返事をする、②フルタイムで働く、③ぶちまける、④家を出る、⑤ツイッターやブログでつぶやく。ここまできたら、ある程度の覚悟を決めて、どう転んでもいい準備もしておきたいです。
- 同居の姑が嫌い!ブログ・ツイッターに吐き出している同志をご紹介 「同居」「嫁」「同居嫁」などで検索すると、たくさんの同志のつぶやきに出会えます。
- こんな姑、嫌いで当然!?嫁姑問題を描いた漫画のご紹介 中には奇想天外なファンタジーもありますが、読後は意外なスッキリ感が。本棚に並べておくことで「魔除け」効果が得られるかもしれません?!
平安時代に清少納言が書いた『枕草子』の中に
《有り難きもの 舅(シュウト)に褒められる婿 姑におもわれる嫁》
とあります。
千年以上前から「嫁と姑」は仲良くなるのが「有り難い(あり得ない)」というのです。
だからと言って、「じゃあ私が姑に冷遇されるのもしかたないか...」と、現状のまま、いつか姑とお別れする日まで耐え続けなければいけないのでしょうか?
そんなことはありません。
私たちは、夫の母親に冷遇されるために生まれてきたのではないのですから。すぐには逃れられない運命だとしても、せめて笑って過ごしたい。せめて笑って過ごしてほしい。
そう思ってこの記事を書きました。
今、あなたのそばには守ってくれる人がいないとしても、全国に共感してくれる同志はいます。
私もあなたを応援しています。どうか、耐えることを頑張らずに、楽しむことを、笑うことを頑張ってください。
自分を大切にすることを頑張ってください!