年老いた親との付き合い方「義理の母親編」幸せに同居をするポイントは?

40代になると、周囲の人との付き合い方も以前とは変わってきますよね。

中でも、一番大きな問題は「親との付き合い方」ではないでしょうか。

親自身も年を重ねたことによって、今まではなんでもなかったことが段々と心配になってきますよね。

親のためにも、同居をしている人、あるいは同居を考えている人は多いはずです。

親と同居する中でも、不安になってくるのが「義理の親とどうやったらうまく同居していくか」ですよね。

特に義理の母親との同居であれば、家事のやり方など自分とは違う点も多いですから、どうしても気を遣います。

この記事では、義理の母親と幸せに同居をしていくためのポイントについてお伝えしていきます。

今後の生活のヒントが見つかるはずですよ!

年老いた親との付き合い方「義理の母親編」!

まず、老齢になった親と付き合っていくうえで理解しておいたほうがいいことがあります。

それは、人は年を取るとどのように変化するのか という点です。

実の親子間でも、「昔の母親はあんな性格じゃなかったのに…」と接し方に戸惑うことはよくあります。

ただ、今からお伝えしていく加齢による変化をおさえておけば、実の親だけでなく義理のお母さんに対しても、落ち着いて付き合うことができるはずですよ!

1.目や耳が悪くなる

ひとことで言えば、身体能力の低下です。

足腰が悪くなる などの目に見えた運動能力の低下もありますが、高齢者に多く見られるのが、目が見えにくくなる、耳が聞こえにくくなるということですね。

ただ、我々若い世代からすると「高齢者にはよくあることだから仕方ない、大したことではない」と思ってしまいがちです。

しかし、この衰えは本人にとって想像以上にショックなことなのです。

特に、会話が聞こえにくいということは非常にストレスになります。

2.ストレス耐性が低くなる

既にお伝えした、身体能力の低下が要因のひとつです。

身体が思うように動かず、若いときには難なくできていた家事をするだけでも疲れてしまったり、できることが減っていったりすることで、自分自身がいやになってしまう人は多いです。

また年齢を経ることで、配偶者や親しい友人を亡くすという経験もしているはずです。

この喪失感は大きなストレスになると同時に、自身の今後とも重ねてしまいます。

老齢になると若いときに比べ、心身の予備力はどうしても少なくなってしまうため、ストレスを感じると回復が難しく蓄積され続けてしまうのです。

3.怒りやすくなる

「以前は穏やかな性格だったのに、年を取って母親が怒りっぽくなった」そう感じている人もいらっしゃいますよね。

私自身の祖母も同じでした。

「以前の優しく穏やかな母親」というイメージが強く残っているため、そのギャップに驚き落胆し、つい衝突してしまう。

そんな人も多いのではないでしょうか。

人が年を取って怒りやすくなるのは、ストレス耐性が下がったことで感情のコントロールが難しくなること、そして自分自身を守るためです。

また、女性でも頑固になったり保守的な考え方になったりする人がいますよね。

これは、年老いたことで新しいことが覚えにくくなり、失敗を恐れていることのあらわれでもあります。

「子どもを立派に育て上げた母親としてのプライド」がお母さんにもありますから、子どもの前で失敗をしたくない、母親としての自尊心を守るために、過去に学んだことにこだわって、頑固になる人は多いです。

なぜ年老いた義理の母親とのコミュニケーションが難しくなる?

コミュニケーションが難しくなる理由

中には、「以前は今よりもいい関係性を保っていたのに」という方もいるのではないでしょうか。

一般的に、嫁と姑の間には溝ができやすいと言われますよね。

しかし、以前はお互い歩み寄って上手に付き合いができていたものの、加齢により感情のコントロールが難しくなったことで折り合いが悪くなるというケースは多くあります。

では、その他にも加齢によってコミュニケーションが難しくなってしまう理由について、一緒に確認していきましょう。

聴力の衰えによる会話の不成立

耳が遠くなることは、本人にとっても大きなストレスであることは理解していただけましたよね。

また、仕方がないこととはいえ、話したことを聞き取ってもらえないことは話す側にとっても少なからずストレスです。

しかし、聴力の衰えも人によって個人差があり、単純にすべての音が聞き取りにくい人もいれば、特定の音が聞き取りにくいという人もいます。

そのため、話し声を大きくすることが改善にならない場合があるので、実は難しい問題なのです。

認知症

今や80歳以上だと2人に1人が発症しています。

決して他人事ではなく、初期症状だとわかりにくい場合もあり注意が必要です。

認知症にも種類があり原因はさまざまですが、難聴もその要因のひとつとされています。

これは、難聴によって会話が成立せず、会話の機会自体が減ってしまうと、他者との交流による脳への刺激が少なくなるためです。

認知症の症状は、記憶障害ももちろんですが、自分のいる場所や状況、周囲の人間との関係性などがわからなくなる「見当識障害」や、善悪の区別ができなくなる「判断能力の低下」が代表的です。

それまではコミュニケーションに問題はなかったのに、段々と困難になってきた場合には認知症の疑いもありますので、覚えておきましょう。

価値観・環境の違い

実の親子間でも価値観の違いによってコミュニケーションが困難になったり、不仲になったりすることはあります。

しかし、義理の親子ならではの価値観・環境の違いは実の親子よりも顕著にあらわれるのです。

たとえば、家事のやり方ひとつとっても、義理のお母さんとあなたではやり方は違うはずです。

過ごしてきた環境が違いますから、それぞれ独自の方法があるのは当たり前なのですが、家事歴が長いうえに老齢によって頑固になってしまっている場合、義理の母親が「そのやり方は違う」とあなたのやり方について否定してくることもあるかもしれません。

こうしたことが積み重ねられると、なかなか穏やかな気持ちでは接することができなくなりますよね。

普通なら目をつぶっていられるようなことも、老いによって頑固になったり、感情のコントロールが難しくなったりすることで、衝突してしまいコミュニケーションも困難になってしまうのです。

同居でもストレスになる?

率直に言って、同居でもストレスになり得ます

もちろん、別居していてたまに会った時に感じるストレスもあります。

しかし、コミュニケーションが難しくなってきている相手と、常日頃いっしょに生活しているというのも、たいへんなストレスです。

特に、相手は義理の母親ですから、相手に対して常に気を遣うストレスや、言いたいことをすべて言えない、反論したくても我慢しているというストレスなど、書き出すときりがないですよね。

また、精神的なストレス以外にも、義母が老齢になったことで生活リズムが変化し、子供夫婦と合わなくなるということもストレスとしてあげられるはずです。

年老いた義理の母親との上手なコミュニケーション・同居方法は?

コミュニケーションについて

1.会話をするときはお互いに顔を見て話す

話をするときにおいて大切なことは、お互いの顔が見えるように会話することです。

もちろん、家事をしている時などに話しかけられるとなかなか難しいかもしれませんが、相手に対して横を向けていたり、背を向けていたりするよりも、きちんと互いに顔が見える状態で会話をすると心象が良くなります。

特に、一般的に高齢者の方は「自分の話をしっかり聞いてもらいたい」という気持ちが強い傾向にあります。

そのため、会話の時に相手と互いの顔が見えるようにしていると「この人は自分の話を聞いてくれている」と感じ、コミュニケーションも比較的スムーズになりますよ。

2.間を取る

意見が衝突したとき、イライラしてしまいますが気持ちをぶつける場所がないですよね。

そのような時は、ひとまず義理の母親の前から離れましょう。

席を外して少し時間を置くと、自然と冷静になることができます。

3.大きな声を出して話すより、口の動きがはっきり見えるように

これは、義理の母親の耳が遠い場合のポイントです。

“コミュニケーションが難しくなる理由”のところでもお伝えしましたが、耳が遠いと言っても、その状況は人によって様々です。

必ずしも大きな声を出して話せば伝わる、というわけではありません。

「特定の音が聞き取りにくい」 という状況の人であれば、大きな声を出すとかえってうるさいと感じてしまいます。

そうした時には、口の動きがはっきり見えるように話せば伝わることもあるので、ぜひ心がけてみてください。

4.義理の母親と自分は、まったく別の個人だと割り切る

義理の母親とはいえ、もともとは年齢も育った環境も全く違う赤の他人であったということを思い出してください。

それが、ある時から突然家族になって今では一緒に暮らしているのです。

改めて文字におこすと、すごいことだなと思いませんか?

付き合い方で色々悩みを抱える点が多くても、まずは自分のことをほめてください。

そして、時にはお互い意見が食い違ったり、自分の親と重ねてしまったりすることもあるはずです。

しかし、義理の母親は年齢が近くても、あなたの母親とは全く別の個人です。

そして、あなた自身とも全く違う個人です。

そのため、意見や価値観が違うのは当然なのです。

「義理の母親は、こういう人」と割り切ることも重要ですよ。

同居方法について

1.プライベートスペースの確保

自宅の構造が二世帯住宅でないかぎり、リビングやお風呂なども共用。

なかなかプライベートスペースを確保するのは難しいですよね。

そこで、完全同居の方におすすめしたいのが寝室にテレビを置くことです。

小さくてもテレビを1台寝室に設置しておくだけで、イライラしたときや外出ができないときなど、寝室で好きな番組を見ることで気分転換にもなりますよ。

2.同居におけるルールを決める

同居する上で理想的なことは、ルールを決めておくことです。

たとえば、

  • 「○曜日は家族そろって食事をとる」
  • 「お風呂を使う時間はそれぞれ何時にする」

などです。

また、人によっては「ずっと家事をしてきたことにやりがいやプライドを持っている。家事は任せずにやりたい」という考えのお義母さんもいます。

そうした場合には、家事を分担しておこなうのも良いです。

この時、お互い感謝を忘れないこと、それぞれが担当している家事は一任する(=口出しをしない)ことをあらかじめ共通認識として持っておきたいですね。

3.義理の母親の外出の機会を増やす

家の中でばかり過ごしていると外界からの刺激が少なくなり、気持ちがふさぎ込んだり、家族間のささいなことでいら立ちやすくなったりすることがあります。

もし、義理の母親の体力に問題なければ、外出に連れていくことをおすすめします。

また、家でも外でも一緒に行動するのは大変ですから、義理の母親と同年代あるいは共通の趣味を持つ、地域のコミュニティなどへ参加することをうながすのもいいですね。

意識が外に向いたり、友人ができたりすると義母にとっても気分転換になり、家でのコミュニケーションも円滑になりますよ。

義理の母親にストレスが溜まって限界!ストレス発散方法は?

ストレスが溜まってしまうのは、頑張っているからこそ。

でも、大切なのはストレスを溜めたままにせず、発散してあげることです。

ここではおすすめのストレス発散方法をご紹介します。

友人や身内に話を聞いてもらう

言葉にして吐き出すことは、ストレスの発散方法としてとても有効です!

愚痴を聞いてもらうだけでも、つかえていたものがスッキリして、気持ちが楽になるはずです。

そして、ここでのポイントは誰に話を聞いてもらうかです。

自分の実の家族や、友人に聞いてもらうのがおすすめです。

つい、一番身近な配偶者に愚痴を言ってしまいたくなりますが、配偶者にとっては実の母親のことです。

配偶者もあなたと義母の間で板ばさみになって苦労していることもあります。

「義母に自分の口からは伝えにくいこと」などを伝える相手として配偶者を頼るのはいいですが、グチを聞いてもらうのはやめたほうがいいでしょう。

一方、友人や親、兄弟姉妹であれば、あなたの話を親身になって聞いてくれる上、肩を持ってくれるはずですよ。

趣味に没頭する

自分の好きなことにエネルギーを注ぐのもおすすめです。

趣味にうちこんでいる間は、嫌なことを考えずによくなります。

気持ちを切り替えるのに良い方法のひとつです!

外出する

「これといって、特に趣味がない……」という人であれば、外出するのもおすすめです。

義理の母親がいる家の中では、リラックスできる場所も少ないと思います。

外出先で立ち寄った公園だったり、カフェだったり、自分が気に入った場所や落ち着く場所をぜひ見つけてください。

好きなところで過ごすことでも、気分転換になります。

今の状況をなんとかしたい…そんな時には

愚痴を聞いてもらいたいというより、相談がしたい。具体的にアドバイスしてもらいたい。

そんな方には、地域包括支援センターの専門家に相談することをおすすめします。

地域包括支援センターとは、自治体によって設置されている機関です。

ここでは、高齢者の生活上の困りごとについて総合的に相談に乗ってくれるうえ、その内容に応じて必要なサービスや制度を紹介してくれます。

専門知識を持った担当者が、さまざまな視点から一緒に解決策を考えてくれる場所なので、安心できますよ。

最後に

ここまで、年老いた義理の母親と付き合っていくポイントについてお伝えしてきました。

年齢による変化や、コミュニケーションのコツについて納得していただけましたか?

では、最後に簡単におさらいしておきましょう!

 

  • 年を取ると、難聴や怒りやすくなるなどの変化があらわれる。
  • 難聴はコミュニケーションを難しくし、認知症の要因にもなる。
  • お互い顔が見えるように話すと、コミュニケーションが円滑になる。
  • 義母と自分は価値観が違って当然。割り切ることも大切!
  • 同居のときは、プライベートスペースを確保する。
  • 自分に合ったストレス発散を実践する。
  • 困ったときは、地域包括支援センターの専門家に相談する。

ぜひ、これらのポイントを頭の片隅において過ごしてみてください。

理解を深めたことで、今までお互いにうまくいかなかった部分も、きっと好転するはずですよ!

一方で、努力したり歩み寄ったりして接していても、衝突してしまうこともあると思います。

中には、同居するより離れて暮らすほうが、自分たち子ども夫婦にとっても、義理の母親にとっても良かったという家庭もあります。

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いろいろな選択肢を持って、その中から自分たちにぴったりのものを選ぶことが大切です。

ご家族みなさんが、今後も幸せに暮らしていけることを祈っています!

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