親に免許返納をすすめるなら何歳が目安?若くても返納したほうがいい人は?

ここ数年、高齢ドライバーの事故が報道されていますよね。あなたの親は何歳ですか?何か心配なことがありますか?

  • 高齢の親がまだ運転をしている
  • 最近の高齢者運転の事故が悲惨だった
  • 免許返納を勧めるべき?何歳になったら勧める?
  • 免許返納を勧めたら怒り出しそう
  • 免許を返納するメリットとデメリットは?

考えることはいろいろありますよね。

ガードレールにぶつかったのならまだ許せますが、もし通学途中の子供の列に突っ込んだら・・・

もし人の家に突っ込んで家を壊し、住人にケガをさせたら・・・

若くてもそういう事故を起こしたニュースは見ますが、やはり高齢者のほうが事故を起こす可能性は高くなります。何歳になったら返納を勧めるべきなのでしょうか?

親に何とか免許を返納させたいそんなあなたに、免許を返納させるタイミングや伝え方のコツを紹介したいと思います。

親に免許返納をすすめるなら何歳が目安?

周りの人は何歳ぐらいになれば返納をしているのでしょう?

免許返納者の平均年齢は76.96歳(H30)です。

理由として、70歳を超えると免許更新時に高齢者講習を受けなければいけないことがあります。更新期間もだんだん短くなります。

70歳を超えて1回目や2回目の免許更新のタイミングで返納する人が多くなっています。

また、最近の高齢ドライバーの交通事故を「人ごとでは済まされない」と考える方も増えたことが返納が増えた理由でもあるようです。

親に免許の返納をすすめるタイミングは?

あなたが同乗していて

  • 車間距離を一定に保つのが苦手になった
  • 車庫入れに時間がかかるようになったり、駐車場の枠に合わせて車を停められない
  • 運転中にミラーをあまり見なくなった

と感じることはありませんか?

それは、事故を起こす可能性があるということ。

車間距離を一定に保つのが苦手になったり、運転中にミラーをあまり見なくなったりすると、前の車が急ブレーキを踏んでも対応が遅れたり、ミラーを見ずに車線変更をしてしまうことが考えられます。

車庫入れに時間がかかるようになったり、駐車場の枠に合わせて車を停められないと買い物に出かけた際に、よその車にぶつけてしまう可能性があります。

あまり、親の車に乗らない方も、一度一緒に買い物などドライブに行ってみてください。「老化」の兆しが見えるかもしれませんよ。

お父さんが運転して、いつもお母さんは助手席。そんな場合はお母さんに聞いてもあてにはなりません。何年も同乗していると、運転者の衰えは感じないものです。些細な変化は感じにくくなるのです。

免許返納を親に依頼する・伝え方は?

親に免許を返納するように言ったら聞き入れてくれますか?

「そんな歳ではない」「老人扱いするな!」と怒りますか?

返納=老人・危ない、という現実を突きつけられるのです。素直に受け入れてくれるほうが少ないかもしれません。

では実際に、親に免許返納を勧めるにあたって、どう伝えたらいいのでしょうか。

プライドを傷つけないような伝え方を具体的にお伝えします。

  1. 金銭面(費用対効果)の話をする。
  2. ニュースなどでみる事故例を交えて話をする。
  3. 車がなくても生活できることを説明する。

1.まず、金銭面の話をしてみましょう。

親が退職していて、年金と貯金で生活している場合、車の使用頻度にもよりますが、年間いくらかかるのか試算してみましょう。

令和元年(2019)10月に自動車税が変わりました。

令和元年10月1日以降に新車登録した場合は、安くなっています。

  • 軽自動車 10,800円
  • 普通車 以下になります
排気量 2019年9月30日以前の登録 2019年10月1日以降の登録
1000㏄以下 29,500円 25,000円
1000~1500㏄以下 34,500円 30,500円
1500~2000㏄以下 39,500円 36,000円

もっと大きな車も段階を追って、税金は高くなり、最高110,000円までの段階があります。

仮に34,500円の税金を今後10年間支払うと、345,000円

車検が1回100,000円とします。10年(5回)で500,000円

古くなるにつれて、車検以外での修理が必要となることも。そこに、毎月のガソリン代を加えてください。駐車場を借りている場合は駐車場代もかかります。

今後1年でいくらかかりますか?10年間運転するとどうなりますか?

冷静に考えて、かなり経済的に負担がかかりませんか?

2.ニュースなどでみる事故例を交えて話をする。

高齢ドライバーの事故・・・痛ましい事故のニュースが連日報道されています。アクセルとブレーキの踏み間違い。たったそれだけのことで誰かの命が亡くなっていくのです。

一命をとりとめても、一生障害が残るかもしれないし、近くで見ていた人はトラウマになるでしょう。想像してみてください。もし、巻き込まれた被害者が、子供や孫だったら・・・?

筆者にも小さな孫がいます。もし孫が被害にあったらと考えると震えてしまいます。

運転時認知障害早期発見チェックリスト30

チェックリスト30 | NPO法人 高齢者安全運転支援研究会
「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」 自動車の運転は、視力、聴力、認知力、判断力、反射神経、筋力などさまざまな能力を同時に必要とする複雑な作業です。加齢とともにこれらの能力...

(NPO法人 高齢者安全運転支援研究会)

というのがあります。

親と一緒にこのチェックをしてみませんか?返納の時期を考えるきっかけになりますよ。

3.車がなくても生活できることを説明する。

近年ネットスーパーが充実していますよね。お近くに配達してくれるスーパーはありますか?もしあれば、重いお米も、かさばるトイレットペーパーも家にいながら買うことができるのです。

楽天やアマゾンでも食品を扱っていますし、COOP(生協)も配達範囲が広くなっています。コロナ禍でさらに充実してきた印象がありますよね。

もし、パソコンもスマホも使えない親であっても、あなたが代わりに注文すればいいのです。必要なものを聞いて選ぶだけですから、夜とか時間があるときにもできますよ。

地元のスーパーなら、電話で対応してくれるところもあります。

免許返納した時にもらえる特典で、バスやタクシーが割引になる場合もあります。住んでいる自治体によりますが、割引きもしくは無料券を配布しているところは多いです。

病院などに通っている場合それを活用したり、病院が無料送迎を行っているところもあります。

車がない生活を検討してみてください。

免許を返納をするメリット・デメリット

返納したときの大きなメリットとしてまず「運転経歴証明書」がもらえます。

「運転経歴証明書」は運転免許証の代わりの身分証明書となるほか、提示することで、バス、鉄道が半額(自治体によっては無料)になったり、タクシー料金が10%割引になったり、イオン・イトーヨーカドーでは格安配送が可能になったり、各種施設などが割引になります。

ほかにも、車を運転しないということで事故のリスクが減りますし、車が不要になる分、車検、維持費がかからないという金銭的なメリットもあります。

運転免許の返納は、良いことばかりのように見えますが、デメリットもあります。

デメリットとしては今までのように買い物や病院に気軽に出かけにくくなります。公共交通機関の整っていない地域であればなおさらです。

また、高齢者は足腰が弱く、お米などの重い物を購入して持ち運ぶ際、車がないと困難です。

家族が車を出さないといけなくなる可能性もあります。その場合、家族に負担がかかることも考えられます。

また、車の運転をしないことで記憶力や判断力が低下し、運転をやめた後に認知症が突然進んでしまったという事例もあります。

運転ができなくなることで、生活上にも健康面にも、悪影響がないとは言えないようです。

若くても返納したほうがいい人は?

年齢が若い人でも、不幸にも病気や交通事故などで運転ができなくなった場合は自主返納できることになっています。

では、年齢的な目安というのはあるのでしょうか。身体機能や認知能力は、一人一人で異なりますから、全ての人に当てはまるとは言えませんが、運転免許証の高齢者講習は70歳から始まります。

高齢者講習が始まるということは、運転に対するリスクが高まっている、事故率が高まっているということです。

一応の目安として、この時期に返納を考えるきっかけとしてみませんか?

まとめ

あなたの親は何歳ですか?運転に対して何か心配なことがありますか?

  • 高齢の親がまだ運転をしている
  • 最近の高齢者運転の事故が悲惨だった
  • 免許返納を勧めるべき?何歳になったら勧める?
  • 免許返納を勧めたら怒り出しそう
  • 免許を返納するメリットとデメリットは?

親に何とか免許を返納させたいそんなあなたに、免許を返納させるタイミングや伝え方のコツを紹介したいと思います。

周りの人は何歳ぐらいになれば返納をしているのでしょう?

免許返納者の平均年齢は76.96歳(H30)です。理由として、70歳を超えると免許更新時に高齢者講習を受けなければいけないことがあります。更新期間もだんだん短くなります。70歳を超えて1回目や2回目の免許更新のタイミングで返納する人が多くなっています。また、最近の高齢ドライバーの交通事故を「人ごとでは済まされない」と考える方も増えたことが返納が増えた理由でもあるようです。

親に免許の返納をすすめるタイミングは?

あなたが同乗していて

  • 車間距離を一定に保つのが苦手になった
  • 車庫入れに時間がかかるようになったり、駐車場の枠に合わせて車を停められない
  • 運転中にミラーをあまり見なくなった

と感じることはありませんか?

あまり、親の車に乗らない方も、一度一緒に買い物などドライブに行ってみてください。「老化」の兆しが見えるかもしれませんよ。

お父さんが運転して、いつもお母さんは助手席。そんな場合はお母さんに聞いてもあてにはなりません。何年も同乗していると、運転者の衰えは感じないものです。些細な変化は感じにくくなるのです。

親に免許を返納するように言ったら聞き入れてくれますか?

「そんな歳ではない」「老人扱いするな!」と怒りますか?

では実際に、親に免許返納を勧めるにあたって、どう伝えたらいいのでしょうか。プライドを傷つけないような伝え方を具体的にお伝えします。

  1. 金銭面(費用対効果)の話をする。
  2. ニュースなどでみる事故例を交えて話をする。
  3. 車がなくても生活できることを説明する。

1.まず、金銭面の話をしてみましょう。

親が退職していて、年金と貯金で生活している場合、車の使用頻度にもよりますが、年間いくらかかるのか試算してみましょう。

  • 軽自動車 10,800円
  • 普通車 以下になります
排気量 2019年9月30日以前の登録 2019年10月1日以降の登録
1000㏄以下 29,500円 25,000円
1000~1500㏄以下 34,500円 30,500円
1500~2000㏄以下 39,500円 36,000円

もっと大きな車も段階を追って税金は高くなり、最高110,000円までの段階があります。

  • 仮に34,500円の税金を今後10年間支払うと、345,000円
  • 車検が1回100,000円とします。10年(5回)で500,000円

古くなるにつれて、車検以外での修理が必要となることも。

そこに、毎月のガソリン代を加えてください。駐車場を借りている場合は駐車場代もかかります。

今後1年でいくらかかりますか?10年間運転するとどうなりますか?

冷静に考えて、かなり経済的に負担がかかりませんか?

2.ニュースなどでみる事故例を交えて話をする。

高齢ドライバーの事故・・・痛ましい事故のニュースが連日報道されています。

アクセルとブレーキの踏み間違い。たったそれだけのことで誰かの命が亡くなっていくのです。

一命をとりとめても、一生障害が残るかもしれないし、近くで見ていた人はトラウマになるでしょう。

想像してみてください。もし、巻き込まれた被害者が、子供や孫だったら・・・?

運転時認知障害早期発見チェックリスト30

チェックリスト30 | NPO法人 高齢者安全運転支援研究会
「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」 自動車の運転は、視力、聴力、認知力、判断力、反射神経、筋力などさまざまな能力を同時に必要とする複雑な作業です。加齢とともにこれらの能力...

(NPO法人 高齢者安全運転支援研究会)

というのがあります。

親と一緒にこのチェックをしてみませんか?返納の時期を考えるきっかけになりますよ。

3.車がなくても生活できることを説明する。

近年ネットスーパーが充実していますよね。お近くに配達してくれるスーパーはありますか?もしあれば、重いお米も、かさばるトイレットペーパーも家にいながら買うことができるのです。

楽天やアマゾンでも食品を扱っていますし、COOP(生協)も配達範囲が広くなっています。コロナ禍でさらに充実してきた印象がありますよね。

もし、パソコンもスマホも使えない親であっても、あなたが代わりに注文すればいいのです。必要なものを聞いて選ぶだけですから、夜とか時間があるときにもできますよ。

地元のスーパーなら、電話で対応してくれるところもあります。

免許返納した時にもらえる特典で、バスやタクシーが割引になる場合もあります。住んでいる自治体によりますが、割引きもしくは無料券を配布しているところは多いです。

病院などに通っている場合それを活用したり、病院が無料送迎を行っているところもあります。

車がない生活を検討してみてください。

〇返納したときの大きなメリットとしてまず「運転経歴証明書」がもらえます。

「運転経歴証明書」は運転免許証の代わりの身分証明書となるほか、提示することで、バス、鉄道が半額(自治体によっては無料)になったり、タクシー料金が10%割引になったり、イオン・イトーヨーカドーでは格安配送が可能になったり、各種施設などが割引になります。

ほかにも、車を運転しないということで事故のリスクが減りますし、車が不要になる分、車検、維持費がかからないという金銭的なメリットもあります。

〇運転免許の返納は、良いことばかりのように見えますが、デメリットもあります。

デメリットとしては今までのように買い物や病院に気軽に出かけにくくなります。公共交通機関の整っていない地域であればなおさらです。

また、高齢者は足腰が弱く、お米などの重い物を購入して持ち運ぶ際、車がないと困難です。

家族が車を出さないといけなくなる可能性もあります。その場合、家族に負担がかかることも考えられます。

また、車の運転しないことで記憶力や判断力が低下し、運転をやめた後に認知症が突然進んでしまったという事例もあります。

運転ができなくなることで、生活上にも健康面にも、悪影響がないとは言えないようです。

〇年齢が若い人でも、不幸にも病気や交通事故などで運転ができなくなった場合は自主返納できることになっています。

では、年齢的な目安というのはあるのでしょうか。身体機能や認知能力は、一人一人で異なりますから、全ての人に当てはまるとは言えませんが、運転免許証の高齢者講習は70歳から始まります。

高齢者講習が始まるということは、運転に対するリスクが高まっている、事故率が高まっているということです。

一応の目安として、この時期に返納を考えるきっかけとしてみませんか?

長年運転をしてきて「無事故無違反」が自慢の親に免許返納を勧めるのは勇気がいりますよね。お住まいの地域にもよりますが、公共交通機関が利用しづらいとどうしても運転をしないと生活ができなくなります。

でも、時々目にする高齢ドライバーの悲惨な事故・・・いつ自分の親が加害者になるとも限りません。ニュースは人ごとではないのです。「車は走る凶器」それを自分も親もしっかり認識をして、これからの生活を考えていきたいですね。

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