- 親の家に遊びに行ったとき、金融業者のカードを見つけた。
- 親に住宅購入の資金を借りたが、返済の催促が来た。
- 親がリフォームをしてくれると言うので、仕方なく同居を始めたが、色々あり転勤に乗じて同居を解消。その後リフォーム代を請求された。
- 親が自分の名義で借金をしていた。
- 親が自営業をしていたが、運転資金に多額の借金をしていた。
心当たりのある方はいませんか?
親子の間柄でもお金にまつわるトラブルはいろいろあります。
トラブル実例と、解決法、どこに相談すればいいのか、トラブルにならないためにどうしたらいいのかをお伝えします。
親と子供の金銭トラブル5選!その1:金融業者のカードを見つけた!
久しぶりに実家に遊びに行った時のことです。机の上にア○○のカードが・・・「なぜこんなものが?」と思い、母に聞くと「旅行に行くのに貯金が足りなかったから」との返事が。父親が退職してまだ数年。ずっと勤めていたから退職金も結構な金額だったはずなのにどうして?と疑問がよぎりました。
後日、兄弟も同席し生活実態を確認すると、退職金は半分が住宅ローンの返済に充てられていました。それは良いとしましょう。住宅ローンは完済されたから・・・
問題は金銭感覚。
今の収入は父の厚生年金だけなんです。老後資金に関しては年金を当てにして楽観視していたのか、貯金額は思ったより少なかったのです。なのに、退職前と同じ生活をしていたなんて。
健康のため食費は削ってほしくないです。でも、服や遊びに以前と同じだけ使っていたとは思いもしませんでした。
わずかな貯金なんてあっという間です。今後借金が増えたら、自分たちにも被害が及ぶかも??
兄弟で相談して、収入と支出を聞き出し、金額を表にして現実を突きつけました。
今後、親に家計簿をつけてもらい、通帳なども確認しながら借金返済に協力していくことにしました。
親と子供の金銭トラブル5選!その2:家の購入資金に親からお金を借りた。数年後親から返済を迫られた。
夢のマイホーム。自力での購入は難しいから、親に購入資金を借りました。今は住宅購入に関しては一定額が非課税になるから、お得に購入できると思いお願いしました。
親に借りたお金=もらったもの、そんな認識だったのです。
住宅購入から数年後、親から「貸したお金を返してほしい」と言われました。毎月ローンの支払いがあるのに、親に返す余裕なんかない!
親としたら、「貸したもので、あげたつもりはない」「老後資金を貸したのだから、返してもらわないとこの先が不安だ」と考えたのでしょうか。
何度か話し合いをしましたが、平行線をたどりました。嫌がらせの電話があり、暴言を浴びせられたりしました。そして先日弁護士から書類が届いたのです。
こちらも弁護士に相談しました。最初に「両者が借りた・貸した」と認識しているのであれば返済義務が生じると言われたので、少しずつ返済していくことになりました。
親と子供の金銭トラブル5選!その3:同居に対して親が家をリフォームした。同居を解消したらリフォーム代を請求された。
親の要望で、「リフォームをするから」と言われ、仕方なく同居に同意しました。
リフォーム代は親が出してくれることになりましたが、リフォームした場所は子供夫婦の居住スペースのみでした。リフォーム代を出さない代わりに家賃を支払うことにしました。
賃貸契約書を交わしましたが、リフォーム代に関する確認書類の取り交わしはしていません。その後、さまざまなトラブルを経て、子供夫婦の転勤に伴い同居を解消。転勤から戻ってきましたが、同居をしなかったらリフォーム代を請求されたのです。
何度も話し合いを重ねましたが平行線をたどりました。弁護士の見解では、親の名義の家に親がリフォームしたという事なので、支払い義務はないだろうとの事です。
この先も弁護士に相談しながら解決していきたいですが、二度と同居することはないし、できれば縁を切りたいと考えています。
親と子供の金銭トラブル5選!その4:自営業で運転資金としての借金。結局倒産してしまい、借金だけが残った。
実家は長年自営業を営んでいました。子供は家業を継がずにいましたが、時代の流れにのれず廃業することになり、借金が残っていることが発覚しました。
運転資金として借りたものですが、返済が滞ることもあったようです。親は高齢で、貯蓄も少ないです。自分にも家庭があり金銭的に援助する余裕はありません。
このままでは、自分が借金を返済することになるのか?親は自己破産するしかないのか?そんな思いで悩んでいた時、テレビやネットで過払い金など、お金に関する情報を目にすることが増え、相談料無料の弁護士に相談してみたのです。
債務整理について、理解ができるまで説明してもらえました。
自己破産は最終手段だと言われました。
過払い金があるのか調べてもらい、債務整理をすることになりました。過払い金がありそのお金を充てて、残りを毎月返済することになりました。
もし、返済途中で親が亡くなったら残金にもよりますが、相続放棄をするつもりです。
親と子供の金銭トラブル5選!その5:親に勧められて、高利息のファンドを購入したが、実際はそのファンドがなかった。
父親から、高利息のファンドを勧められ、100万円を父に渡して自分名義の契約書にサインをしました。満期になり確認をすると、そのファンドはなく、身に覚えのないファンドが3つもありました。親の話では10年経ったら、120万円くらいになると言っていたのに・・・。
身に覚えがないし、サインもしていないので調べたら、自分名義で親が代理人という形になっていました。
親に問いただしても、はぐらかすばかりで要点を得ません。預けたお金を返してほしいのですが、覚えのない3つのファンドを合わせても90万円にしかなりませんでした。
利息分も含めて、120万円を返してほしいと思い弁護士に相談しました。
弁護士からの回答は
- 自分名義であるので、解約は可能。
- 返金の意図がないのであれば詐欺の可能性はあるが、親族相盗例の適用がある。取り返すには民事裁判を起こすことになる。
との事でした。
親なので、訴えることはしたくありませんが、話し合いは難しそうです。
罪には問えなくても、民事裁判で返金訴訟をすることはできるようなので、弁護士と相談しながら、返金してもらえるように行動していこうと思います。
親族相盗例・・・親族相盗例(しんぞくそうとうれい)とは、親の財布からお金を無断で持ち出したり、一緒に住む兄弟から借りたCDを勝手に売ってしまったりした場合でも、親族間で起こったことなら窃盗罪や横領罪では処罰しないというものです。
刑法では親族間における一部の犯罪を罰しない特例があるため、不処罰となることがあるのです。
その特例を親族相盗例といい、「法は家庭に入らず」という考え方からきています。
引用:刑事事件弁護士ナビより
親と子供の金銭トラブルの解決方法は?
まず、事実確認をしましょう・・・ここは冷静に
- なぜ金融業者からお金を借りたのか。
- 老後に関して、どう考えているのか。子供が面倒を見てくれるという前時代的な考えがあったのか?
- お金の貸し借りの場合、貰ったものか借りたものか、両者の認識は?
- なぜ突然返金を求められたのか、その理由を確認する
- 自分のお金をどういう意図で使ったのか?
親は老後資金の中から「貸した」のかもしれません。老後の不安から「返してほしい」のかもしれません。
親子・嫁姑関係が崩れたことによって「かわいさ余って憎さ百倍」の心情になってしまったのかもしれません。
「子供のお金は親のお金」と思っている人もいるでしょう。子供のために、投資で増やそうと思ったら、失敗したのかもしれません。
親子であっても、考えていることを言葉にしないと分かり合えません。個人での話し合いが無理なら、弁護士や司法書士に相談してみてください。
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個人情報保護はもちろんですが、親身になって話しを聞いてくれてどう対応すればいいのか、アドバイスをもらえますよ。
お金で親とトラブルにならないために
親子の金銭トラブルの予防策を3つお伝えします。
予防策
- 親子であっても金銭の貸し借りをするときは、少額でも借用書や返済に関する書類を作成する。
- 親もしくは子のお金を勝手に使うことは犯罪と同じであることを認識してもらう。罪には問われないが、民事裁判で返還請求はできる
- 何でも話し合える関係性を作る。
- 親は・・・子のお金は子の財産、親だからといって勝手に使うことは許されない
- 子は・・・親の収入や貯金を当てにしない。生活費などをできる限り把握する。
お金の話はデリケートな問題です。でも、話をしないと前には進みません。
ここで、覚えていてほしいのは、親子の縁は切れないということ。結婚や養子縁組などをして戸籍が変わったとしても、法律上の親子関係はなくせないのです。
まとめ
親子の金銭トラブルでこんなことを経験したり、見聞きしたことはありませんか?
- 親の家に遊びに行ったとき、金融業者のカードを見つけた。
- 親に住宅購入の資金を借りたが、返済の催促が来た。
- 親がリフォームをしてくれると言うので、仕方なく同居を始めたが、色々あり転勤に乗じて同居を解消。その後リフォーム代を請求された。
- 親が自分の名前で借金をしていた。
- 親が自営業をしていたが、運転資金に多額の借金をしていた。
どの事例も、自分の生活に影響が出かねない話ばかりです。中には親子関係が断絶してしまうような話もあります。
子供は親の所有物ではなく、一個人です。子のお金と言えど、親が自由でできるはずはありません。
反対に子は親のお金をあてにしないようにしましょう。住宅購入、子供の教育費などお金はいくらあっても足りないと感じるときもあるでしょう。援助=プレゼントと思ってしまいがちですが、テレビで話題にもなったように、親の老後にも資金はかなりの金額が必要なのです。
取り返しがつかなくなる前に、親も子もプライドを捨てて、お金に関しての話をしてみませんか?
なぜ、いま返金請求なのか、どうして子のお金を使い込んだのか、本当に自分たちで借金を返済する気持ちがあったのかなど、言葉にしてきちんと話し合わないと分かり合えないことはたくさんあります。
親子の金銭トラブルの予防策3つ
- 親子であっても金銭の貸し借りをするときは、少額でも借用書や返済に関する書類を作成する。
- 親もしくは子のお金を勝手に使うことは犯罪と同じであることを認識してもらう。罪には問われないが、民事裁判で返還請求はできる
- 何でも話し合える関係性を作る。
- 親は・・・子のお金は子の財産、親だからといって勝手に使うことは許されない
- 子は・・・親の収入や貯金を当てにしない。生活費などをできる限り把握する。
ここで、覚えていてほしいのは、親子の縁は切れないということ。
結婚や養子縁組などをして戸籍が変わったとしても、法律上の親子関係はなくせないのです。
「金の切れ目は縁の切れ目」という言葉がありますが、親子でそれは悲しすぎます。
そうなる前に、第3者に相談して解決の糸口を見つけてください。
おすすめの相談先を紹介します。
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