両親が熟年離婚をした場合結婚式に招待する?老後のサポートは?

  • どのように、結婚式に招待すればいいのか?
  • 席をどのように配置すればいいの?
  • 老後のサポートについて不安

このような、不安をお持ちではないですか?

親子なんだけど、家族ではないから結婚式の席の配置に困ってしまうのは、当たり前です。

私は、招待された側で似たような経験があります。私の娘の結婚式では、シングルマザーと結婚した私は妻とは夫婦ですが、娘からしたら義父です。

そして、生みの父は、親族席で妻の隣に座っていました。

では、私は、どこに座っていたのでしょうか?

「友人席」です。

別の親族席でもなかった。

私の義父母は、別れた旦那を親族席に座らせて、私を「友人席」に座らせた孫に式の初めから最後まで、怒っていたのを思い出します。

席の配置については、娘から私に全く相談等は無かったです。親戚の中で気分を害した人が100%ではないかと思います。もちろん「両親への挨拶」「ヴァージンロード」も生みの親2人でした。

私自身は、「娘の結婚式だから大人しくしとこう」と思ってました。ですが、どう考えても、気分は悪いですよね?

娘と一緒にいた時間は、私のほうが長いですけどね。

これを聞いて、何を感じましたか?

子供が考える席の配置は、まるで将棋の配列と一緒です。必要な持ち駒を好きな席へ配置するだけですからね?

招待客への意図を感じられないのです。

この記事では、親側の目線で私が解説していきます。

不満の残らない素晴らしい結婚式にするために下記ポイントを解説しています。

  • 「両親が熟年離婚をした場合結婚式に招待する?」
  • 「熟年離婚をした両親が結婚式に参加!席はどうする?」
  • 「親が熟年離婚をする理由は?」

安易な、席ぎめは多くの招待客から、不満が上がります。招待客の気持ちになって、席ぎめをしてください。

両親が熟年離婚をした場合結婚式に招待する?

離婚した両親を呼ぶ子供は多いです。

子供側からすれば、2人とも親に間違いないですし、「結婚式に出たいのではないか?」と思うのが、子供の心理です。

両親にどんなアプローチをしたら良いでしょうか?

子供が招待したい場合どうしたら?

  1. 両親に結婚報告
  2. 確認
  3. 相談

両親が離婚して、どうやって呼べばいいのか悩みますよね?

上記、順序で進めていけば、悩むことはありません。

1.両親に報告

結婚することを報告します。

新郎の方について、お話してください。そして、結婚式を行う事も伝えます。不安な顔を見せないでくださいね、親が不安になってしまいます。

2.確認

両親を結婚式に呼ぶ意思を伝えます。結婚式に来れるか、確認します。なぜ、結婚式に来れるか確認するのかわかりますか?

両親が離婚している場合、両親同士で都合があるからです。

例えば、険悪のまま離婚してる場合です。

「なぜ、子供の結婚式とは言え、あの人と顔を合わせなければならないのか?」と思う親も少なくはありません。そこは、どうしても譲れない親もいます。親が来る意思があるかどうか聞くのが、重要ですね。

3.相談(かなり重要)

両親が、結婚式に参加する場合は、席位置も大事になりますので、両親と相談します。後で、「席が近過ぎで気になって、式どころじゃなかった」と話す親もいます。

両親の意見を聞いてから、席を決めるのが安心です。

片親だけ結婚式に参加の場合は、後日欠席した親から希望があれば顔合わせで挨拶をすれば問題はありません。

もちろん、新郎にも相談してください。家柄によっては、縁起が悪いから式後の顔合わせは、必要ないと話す家柄もいるのも事実です。

子供側からすれば、両親とも参加してほしいのは願いですが、お祝いの席で緊張感が出てしまうと、新郎側に気を使わせてしまうので、式前に「両親に結婚報告」「確認」「相談」を十分に行ってくださいね。

熟年離婚をした両親が結婚式に参加!席はどうする?

席位置は3つの分け方があります。

  • 両親隣り合わせ(親族席)
  • 別テーブル(親族席)
  • その他のテーブル(友人)

離婚した両親を相談無しで親族席で隣り合わせに席を配置するのは危険です。

席の配置次第では、招待客の気分を悪くして「結婚式に支障がでた」とよく聞きますので、配置は念入りに行うことです。

両親は、新婦や親族との関係によって席の配置が変わってきますので、必ず両親や親族と相談することで、後々のトラブルを解消できます。

冒頭で話した、私の経験は、まさに屈辱的で、閉鎖的で区別させられた印象でした。

席ぎめは、必ず相手の立場になって決めてください。

両親への挨拶は?

セレモニーでの両親への挨拶は、離婚に触れないことです。お祝いの席で、離婚話は縁起でもありません。

両親にそれぞれの感謝の気持を伝えればいいのです。祖父母やお世話になった親族や兄弟のエピソードを入れるのもおすすめです。

親が熟年離婚をする理由は?

引用元:厚生労働省  

平成7年から令和元年まで各年代の離婚者数が20万組に達しています。東京ドーム3.6個分の収容数とほぼ同等で非常に多いです。同居期間が長い夫婦が、以外にも離婚率が高いです。

なぜ、こんなに熟年離婚が多いのでしょうか?

妻から離婚を切り出すイメージは一昔のようで、現在は、夫が離婚を切り出す事が増えてきてます。

今回は、夫の離婚理由を紹介していきます。

夫の離婚理由

  • 夫の浮気
  • 夢の実現化
  • 妻への不満

離婚理由1 夫の浮気

離婚理由が夫の浮気であることは、よくあることです。浮気をしているにも関わらず、夫から離婚を申し出るのはどんな心境なのか?

また、どんなきっかけが続いて離婚に及んだのか、1つのケースを紹介します。

夫の仕事の都合で、帰宅時間が遅くなることがほとんどで、家に帰っても妻を起こさないために、別の部屋で寝るようになった。

遅くまでお酒を飲んで帰ってきても文句を言われないようになった事がきっかけで、妻とのすれ違いが続いた。

その頃になると、深い関係の女性が現れ「妻ではなく、この女性と一緒になるべきではないか」と思うようになり、定年間際に「一人になりたいんだ」と言って離婚を突きつけてきた。

離婚を突き出してくる男性が「一人になりたい」「一人の時間がほしい」と言ってくる場合の多くは、浮気が原因と言ってもいいです。

一人の時間がほしければ、結婚していても時間は作れるので、「浮気」と考えるべきです。

離婚理由2 夢の実現化

どうしても、昔からの夢を諦めきれなかった夫と妻の人生の考え方の違いが招いた離婚理由です。

夫は、会社に就職して以来、「いつかは、海外で事業をしたい」という夢があったが、30歳で結婚してから妻に「定年まで安定した生活を送りたいから、今の会社で定年までいてほしい」と言われていた。

しかし、夫はその夢を諦めきれず事業の準備を進めていた。

再度、妻に相談をした所「今までの生活を変えるつもりは無い、あなたの夢に付き合うつもりもない、定年後も日本で暮らしたい」と猛反対。

妻とは、離婚してでも夢を実現したいと思っている。

妻の意見は、世間一般では当たり前のことです。

経済的な打撃を受けると予想でき、今まで住み慣れた日本から海外へ移住するのは難しいと考えるからです。

そんな、リスクを犯すことは無理な話です。

夫は、リスクを犯してでも海外で事業を起こしたい夢が強いため、家庭を捨て離婚に踏みこもうとしています。

夢と家庭を天秤に掛けるのではなく、夢の実現のために解決策を出し合う関係性が必要です。

離婚理由3 妻への不満

夫から見る妻への態度に、不満が積もったのが理由です。

夫は、妻が専業主婦にも関わらず、30年以上家事が手抜きで困っていた。食事は、コンビニ、スーパーのお惣菜、掃除は1週間に1度、部屋の中は散らかり片付ける気がない。

テレビやゲームをやるだけで、女性としての身だしなみに欠ける妻を何度も注意してきたが、全く変わろうという気がない。

夫は自分だけ働いてバカバカしく思ってる。

子供も成人してるので、妻との将来を考えると絶望しか考えられず、今年中には離婚しようと思ってる。

家事や生活態度に幻滅して夫は「なぜ、こんな人と結婚してしまったんだろう」と考える夫は非常に多いです。

専業主婦として、生活態度がだらしがない妻は、夫が離婚を決心する一番の理由です。

熟年離婚をした両親の老後のサポートはどうする?

老後のサポートは、一般的に子供はサポートをしています。

サポートする上で考慮するポイント

  • 親がどれだけ、1人で生活できるか?
  • 親の住居が、離れていたら?
  • 経済的援助は?
  • 誰が、サポートする?

子供は、全てをサポートできるわけではありません。

サポートできる範囲を親と相談の上、子供目線でフィルターにかけます。最低限のサポートをすることで、親は「1人じゃないんだ」と気づくことができます。

親によっては、子供の面倒は受けないと宣言する人がいますが、親の意地だったり、子供に面倒はかけさせたくないという心理からです。

それでも、子供は、考慮するポイントを洗い出したほうが、子供のためにもなります。

1.親がどこまで生活できるか?

父親の場合、家事の面で不安が出ます。

「料理は、作った事ないけど、掃除洗濯なら出来る」などを把握して見守ってみて下さい。出来ること、出来ないことを把握することによって、親のリスクを減らすことができます。

その後、時間がある時に近況を聞いてみて、どうしても難しいことをたまにサポートしてみてください。

2.親の住居が、離れていたら?

テレビ電話などを使って、顔を見せ合ったりして近況を聞いてみたりすると良いかもしれませんね。

父親の場合は、面倒くさがって電話をしてこない場合が多いので、子供の方からかけてあげると安心です。

3.経済的援助は?

経済的援助をしていない子供が多いです。

今まで蓄えていたお金と年金で生活をしている親がほとんどです。生活費などをやりくりした事のない親であれば子供がアドバイスしてあげると安心です。

4.誰が、サポートする?

その親の子がサポートするのが望ましいですが、仕事で忙しく中々サポートが出来ない方もいらっしゃいます。

その時は、電話をしたり、空いた時間に会いに行ったりして下さい。

 

老後のサポートは、総力戦です。

子供夫婦の一人だけが、サポートするわけではありません。義親でも困った時は、助け合うことが大事です。

親が、出来きていたことでも、出来なくなることがあります。親が老いていくにつれサポートすることが多くなります。

もちろん、子供も老いていくことでサポート出来ることが限られてきます。

子供がサポートできることや親が自立できることをお互いがこの先、認識することが大事です。

「両親が熟年離婚をした場合結婚式に招待する?老後のサポートは?」のまとめ

 

  • 両親を結婚式に招待する時は、必ず「報告」「確認」「相談」をする
  • 結婚式の両親の席の配置は、両親や親戚と相談する
  • 夫から離婚を切り出す理由は、「浮気」「夢を諦められない」「妻の生活態度」
  • 老後のサポートは、出来ること、出来ないことを親と子の立場から認識するのが重要

熟年離婚をした両親に対して、子供世代には影響がないと考えるのは危険です。冠婚葬祭や老後のサポートなどを考え実行していくのは、子供世代だからです。

子供世代は、両親とどのようにより良い付き合い方をすればいいのか、考えるきっかけになります。両親が、なぜ離婚したのかを理解すれば、冠婚葬祭やサポートの面で役立ちます。

子供だけの勝手な判断は、後で悲劇を生むので「両親が熟年離婚をした場合結婚式に招待する?」を読めば、両親を結婚式に呼ぶか決断することが出来ます。

大事なのは、両親を「理解」して「会話」をしてください。

素晴らしい結婚式が訪れます。

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