昨今、高齢者が加害者の交通事故が多くなり話題になっていますよね。
私の親も今年還暦を迎えます。もしも自分の親が交通事故の加害者となってしまったら…。考えただけでもゾッとします。
- 「子供の責任は問われるの?」
- 「謝罪しないとまずい?」
- 「免許を返納させたいけどどうしたらいい?」
などたくさんの疑問がありますよね。
ということで今回は
- 親が交通事故を起こした場合に子供の責任は問われるのか
- 老人と交通事故の関係
- 免許の返納方法
- 親に免許の返納を納得させる方法
- 免許を返納した後の車の代替案
こちらをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
親が交通事故を起こした場合に子供の責任は問われる?
親が交通事故を起こした場合に子供の責任は問われるの?もし加害者の家族になった場合の責任は?
基本的に法的な責任は問われません。
例外としてあるのは、親が飲酒運転をしている車に子供が乗っていた場合など、違反をしていることをわかった上で同乗していた場合は責任を問われます。
当たり前ですが、違反行為をするのなら止めなくてはなりませんよね。
被害者に子供の立場で謝罪は必要?謝罪方法とタイミングは?
子供の立場での謝罪は必要ではないでしょう。しかし、それは「謝罪しなくていい」ということではありません。
親御さんにはきちんと謝罪をしてもらいましょう。そこについていき、一緒に謝罪するのは印象が悪くなることはないので、積極的におこないましょう。
逆に、表立って謝るのが事故を起こした本人ではなく、子供の立場であるあなただとお相手は良い思いはしないでしょうから、きちんと親御さんが謝罪に来たという姿勢を見せましょう。
老人と交通事故の関係は?
老人の運転による交通事故は増加している?なぜ老人になると交通事故は増加する?
老人の運転による事故をよく耳にするようになりましたが、実際のところは件数はほとんど横ばいなんです。
ではなぜこんなにも増えたように感じるのかというと、75歳以上の免許保有者数が倍増していること、それにより事故件数全体のうち老人が起こした事故の割合が増えているからです。
では老人になると事故が増える要因とはなんでしょうか?
個人差関係なく当てはまるものとして、視力が弱まるため周りの状況が見えづらくなり、適切な判断ができなくなることがあります。
また、反射神経も衰えるため、素早い反応ができずに慌ててしまい、対応が遅れたりブレーキとアクセルの踏み間違いなどが起こります。
親に免許を返納してもらいたい!
免許返納方法は?何歳から返納可能?
いざ返納すると決めても、どこでどうやって返納すればいいの?と思う方も多いですよね。
免許の返納は、免許証の有効期間内であれば、警察署や運転免許センターに必ず本人が申し出ることで可能です。
現在は代理人による手続きはできないため、必ず親本人を連れていきましょう。
返納したら二度と取得できないの?
返納した場合に再取得したいときは、再度教習所に通い取りなおすことになります。そのため、返納する際は良く考えましょう。
返納することのメリット、デメリットは?
メリット
- 運転することによる交通事故のリスクを減らせる
- 自主返納による様々なサービスが受けられる
- 運転経歴証明証書が永年有効な身分証明書として使える
デメリット
- 運転ができなくなる
- 交通手段が減る
- 自信喪失してしまう
1部ですがメリットデメリットをあげました。
人によってこのメリットデメリットが大きかったり小さかったりさまざまなので、よく家族と話って決めましょう。
親に免許返納を納得してもらうには?
免許返納をすすめるタイミングは?
年齢的に目安となるのが75歳です。親御さんがその年齢に近くなったら同乗してみましょう。
- 左右のウインカーを間違えたり出し忘れる
- カーブをスムーズに曲がれない
- 歩行者や障害物や他の車に注意がいかないことがある
- 車庫入れの時、壁や塀にこすることが増えた
このようなことが見受けられた場合は返納のタイミングです。
どのように伝える?納得してもらうための伝え方は?
返納を勧めるといっても、簡単に納得してくれる人ばかりではないですよね。親もプライドがあり、ちゃんと運転できる!と思っているでしょう。
もちろんそのような気持ちは尊重するべきですし、絶対返納した方がいい!と言い切るのは良くありません。
上記にあげたような免許の返納を進めるべきタイミングがきたなと感じたら、その点をきちんと話し納得してもらえるようにしましょう。
気兼ねなくなんでも話せる親子だからこそ、決めつけたりキツイ言い方をしてしまうと言い合いになってしまいます。
「お父さんの気持ちもわかるけど、今日車に乗ってて少し危ないなって感じるところあったよ。」などと優しく伝えてみましょう。
免許がないと困る!代替手段は?
免許の返納を勧めたとは言っても、移動手段がないと困ってしまいますよね。
そこで代替手段をご紹介します。
バスや電車などの公共交通機関
免許返納のメリットでお話しましたが、自治体によってさまざまではありますが、公共交通機関の割引が受けられることが多いです。
車も維持費がかかりますし、それが移動手段の料金に変ったと考えたら意外と差がなく利用できることもあるようですよ。
タクシー
バスや電車では座れないこともありますし、重たい荷物を持っていると大変ですよね。
そんな時はタクシーを利用しましょう。こちらも自治体によって特定のタクシー会社と契約していて割引が受けられることがあります。
デパートやスーパーなどの配送を利用
重たいお米やお水を買ってタクシーで帰ってくるのもなあ…と考える人もいるでしょう。そんな時は配送で届けてくれるサービスもあります。
買うものが決まっていれば困ることはありませんし。配送料の割引があれば自分で買いに行く手間も抑えられますし、とても便利ですよね。
まとめ
ここまで免許の返納に関することを書いてきましたが、最後にまとめておきましょう。
親が交通事故を起こした場合に子供の責任は問われるの?被害者に子供の立場で謝罪は必要?
- 基本的に法的な責任は問われません。
- 子供の立場での謝罪は必要ありません。
- 付き添い一緒に謝る程度で十分、本人が謝罪に来たという姿勢を見せましょう。
なぜ老人になると交通事故は増加する?
- 視力が弱まるため周りの状況が見えづらくなり、適切な判断ができなくなることがある
- 反射神経も衰えるため素早い反応ができずに慌ててしまい、対応が遅れたりブレーキとアクセルの踏み間違いなどが起こる
免許返納方法は?返納したら二度と取得できない?
- 免許の返納は、免許証の有効期間内に警察署や運転免許センターに必ず本人が申し出る。
- 返納した場合に再取得したいときは、再度教習所に通い取りなおすことになる。
返納することのメリット、デメリット
メリット
- 運転することによる交通事故のリスクを減らせる
- 自主返納による様々なサービスが受けられる
- 運転経歴証明証書が永年有効な身分証明書として使える
デメリット
- 運転ができなくなる
- 交通手段が減る
- 自信喪失してしまう
免許返納をすすめるタイミング
- 年齢的に目安となるのが75歳。
- 左右のウインカーを間違えたり出し忘れる
- カーブをスムーズに曲がれない
- 歩行者や障害物や他の車に注意がいかないことがある
- 車庫入れの時、壁や塀にこすることが増えた
このようなことが見受けられた場合は返納のタイミングです。
どのように伝える?納得してもらうための伝え方は?
絶対返納した方がいい!と言い切るのではなく上記にあげたような免許の返納を進めるべきタイミングがきたなと感じたらその点をきちんと話し、納得してもらえるように話す。
「お父さんの気持ちもわかるけど、今日車に乗ってて少し危ないなって感じるところあったよ。」などと優しく伝える。
代替手段は?
- バスや電車などの公共交通機関
- タクシー
- デパートやスーパーなどの配送
車は便利な反面、事故を起こしてしまえば取り返しの付かないことにもなります。
そんなことを起こさないためにも、親御さんも含め家族でよく話し合い、車がなくても生活する手段はあるのでうまく活用していきたいですね。
協力できるところは家族で協力して、安心して生活できるようにしていきましょう!
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