- 「親の遺品が捨てられない!」
- 「遺品整理の方法がわからない…」
- 「遺品を売っても大丈夫?」
親が亡くなり、遺品整理をしている方ならこのような悩みをお持ちではありませんか?
私自身、過去に祖父の遺品整理で苦労したことがあります。実はこの記事で紹介する『遺品整理の方法』を実践すると誰でも簡単に解決することが可能です。
この記事では、実際に遺品整理をした経験のある私が解決します。そこで、以下3つのポイントを私の体験談を交えて解説していきます。
- 残すものと捨てるものの基準
- 遠方での遺品整理の方法
- 親の遺品を売るのはあり?
5分くらいで読める記事ですが、書いてあることを実践すれば、遺品整理の悩みが解決されることでしょう。
それではさっそくいきましょう。
親の遺品が捨てられない!残すもの・捨てるものの基準は?
亡くなった親の遺品整理。いつかはやらなくてはいけないとわかってはいても、なかなか手がつけられないものですよね…。
捨てられない気持ちもわかりますが、まずは残すものと捨てるものの基準を決めることから始めましょう!
仕分けするときの基準には次のようなものがあります。
残す基準
- 金銭価値の高いもの
- 故人との思い出にまつわるもの
- なくなると生活が困るもの
捨てる基準
- 今後1年間使用することがないもの
- 嫌な気分になる、ストレスを感じるもの
- 明らかに壊れてしまっているもの
貴金属など金銭価値のあるものや、アルバムなど思い入れがあるものについては必ず残しておきましょう。勝手に捨ててしまうとトラブルにつながる可能性もあります。
遺品整理で買い取りをしてくれる会社もあり、指輪やネックレス、時計などは高く売れます。例えば、ロレックスなどの高級時計を査定してもらった結果、約20万円になったという事例もあります。
逆に、今後使わないものは思い切って捨てる勇気が必要です。例えば、故人の下着などは取っておいても意味がありません。
親の遺品整理はいつからはじめるもの?
遺品整理を始める時期は?
遺品整理を始める時期としておすすめなのは、自分の気持ちに整理がついたタイミングです。
目安としては四十九日を迎え、一通りの手続きを終えた後でしょうか。
精神的に落ち着いていない時期に無理して行うと、心が乱されて思うように進まないことがあります。まずは自分の気持ちを整理することを優先しましょう。
ただし、親が賃貸物件で一人暮らしをしていた場合、退去しなければ家賃が発生してしまうので、なるべく早く行う必要があります。
どれくらい時間がかかる?
遺品整理の期間は遺品の量や作業人数によって変わります。「福岡エコサービス」という業者サイトによると、遺品整理の期間の目安は1週間から1年となっています。
親が遠方に住んでいる場合は、遺品整理に当てられる時間が短くなるため、1年以上かかることもあります。
親が遠方に住んでいる場合の遺品整理の方法は?
親が遠方に住んでいると、遺品整理に十分な時間を取るのが難しいでしょう。そのため、短期間で効率よく作業をすることが重要です。
ここでは、遠方での遺品整理の方法・スケジュールの例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
遺品整理の方法・スケジュールの例
①事前に下見
家財や廃棄物の事前確認、現金や通帳などの重要書類の確認をしておきましょう。
②不用品の回収予約
自治体に問い合わせて廃棄物の回収の予約を取ります。また、エアコンやテレビなどの家電リサイクル品の運搬予約もしておきましょう。
③仕分け作業
残すものと捨てるものを仕分けていきます。重要書類や貴重品、思い出の品は確保しておきましょう。
④廃棄物の分別
廃棄物については各自治体のルールにしたがって分別して廃棄しましょう。
時間や体力の問題で、どうしても遺品整理が難しい場合は、遺品整理業者に依頼するのも一つの手です。
遺品整理する場所が遠方の場合でも依頼できるので、時間がなく忙しい方や、体力に自信がない方にはおすすめです。
親の遺品を捨てるなら売るのもあり?
親が長年大切にしていた遺品。それを売ってしまうのはなんとなく罪悪感を感じてしまいますよね…。
しかし結論から言うと、親の遺品を売るのはありです。常識的にも問題ありません。貴金属や骨董品は高値で売れることもあるので、査定に出すのも良いでしょう。
ただし、仏壇や神具、人形などは注意が必要です。こういったものは親や先祖の気持ちが込められているので、売る前にお寺や神社に相談して供養してもらいましょう。
売るのはちょっと…という方は人にあげるというのも手です。遺品を捨てる前にもう一度よく考えてみましょう。
心情的に親の遺品が捨てられない・・・!どうする?
いざ遺品整理を始めようとしても、悲しみが襲ってきて作業が進まなかったり、精神的に参ってしまったりすることもあるかもしれません。
遺品整理は単に物を片付けて整理することではなく、昔の思い出にしっかりと向き合って心の整理をすることでもあります。
ですから、まずは焦らず心の準備をすることから始めましょう。100%は無理でも、ある程度心の整理がついてから少しずつ進めていけばいいのです。
捨てられないときにおすすめの方法
どうしても捨てられない…というときにおすすめの方法があります。それは仕分けのときに、必要と不要に加えて、「保留」という3つに分別することです。
「捨てるかどうか迷ったらとりあえず保留にする」これを意識するだけでかなり気が楽になります。
これは私もよく実践していた方法なのですが、やってみると判断する時間が少なくなり、スムーズに作業することができますよ。
まとめ
最後に大事なポイントをまとめておきます。
- 仕分けの基準
◆残す基準
- 金銭価値の高いもの
- 故人との思い出にまつわるもの
- なくなると生活が困るもの
◆捨てる基準
- 今後1年間使用することがないもの
- 嫌な気分になる、ストレスを感じるもの
- 明らかに壊れてしまっているもの
- 遺品整理を始めるのは自分の気持ちに整理がついたタイミングがおすすめ
- 遺品整理の期間の目安は1週間から1年
- 遠方での遺品整理の方法
- ①事前に下見
- ②不用品の回収予約
- ③仕分け作業
- ④廃棄物の分別
- 親の遺品を売るのはあり
- ただし、仏壇や神具、人形などはお寺や神社で供養してもらった方が良い
- どうしても捨てられない場合は、仕分けのときに、必要と不要、保留の3つに分別するとスムーズに作業できる
この記事で紹介した『遺品整理の方法』を実践するだけでも、あなたの悩みはかなり解決できますよ!
それでも自力で遺品整理をするのが難しい場合は、業者に依頼するのも1つの選択肢です。業者に依頼すれば肉体的な負担がなく、すばやく片付くので非常に便利です。
業者を探す場合は、特定サービスではなく、一括見積もりサイトを利用することをおすすめします。
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業者を依頼する場合は、ぜひ一括見積もりサイトを利用してみてください。
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