大好きな旦那さんと結婚したのはいいものの、ふとした出来事で義実家がもしや貧乏?なんて感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このままで老後の資金など大丈夫なの?私たちが面倒をみないといけないの?どんなサポートをしたらいいの?などいろいろと考えてしまいますよね。
私もお金の心配はあまりない義両親ですが、長男の嫁なのでどこまでサポートするべきか気になってしまいます。
ということで今回は、義実家が貧乏で将来が心配というお嫁さんたちにむけて、どんなサポートをしていったらいいのか、借金の申し出があった場合の対応方法、旦那さんと意見が違った場合にどうするかなどを提案していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
義実家が貧乏と感じる・わかった瞬間
実際に私がネットで見た事例をご紹介します。
お祝い金なし
意外とあるお話ですが、Aさんは結婚式・子供が生まれた時などお祝いをいただくことが多いシチュエーションでなにもなしでした。
「あげられなくてごめんね」などの言葉もなく、お祝いに触れることなくだた普通に接してきたそうです。
もちろんもらえるのが当たり前と考えるのは良くないですが、細かなお祝いならまだしも結婚式や子供の誕生の時にお祝いがないのは「あれ?」と思ってしまいますよね。
家がボロボロ
Bさんは結婚前に義実家へ初めて訪問した時に家がボロボロで驚いたそうです。
家の中もごちゃごちゃしていて、落ち着かなかったようで…。
確かにだいたいは家がボロボロになってきたらリフォームなりするでしょう。
それをしていないとなると、お金がないんだと思われてしまうのも仕方ないですね。
借金の申し出
Cさんは直接、義母から「お金を貸して」と言われたそう。
これはもうそのままで「お金を貸して」と言われたら、ないんだなと思いますよね。
申し訳なさそうにお願いされて、きちんと返せる算段も立てているならば協力しようと思いますが、それもなくただ頼られているとなると頭を抱えてしまいますね。
義実家が貧乏で老後が心配!
無計画な浪費
義父が定年退職して退職金が入ったらそれを老後に取っておくでもなく、海外旅行に行くようになったり毎食ご飯を外食や宅配サービスを使うなど、無駄な浪費が多くなるとこれから先は大丈夫なの?と思いますよね。
もちろん余裕があって楽しんでいるのでしたらなんの問題もありませんが、もしも頼る気満々で浪費していると考えるとゾッとしてしまいます。
貯金がない
義父母と話している時に「私たちは貯金がないから…」なんて言われたら、老後の資金は私たちが払うの!?と驚いてしまいますよね。
もちろん少しの援助は覚悟している方もいらっしゃるでしょうが、貯金が全くなく今の生活もやっとの思いでしているとなると、年金で足りない部分は全て負担するということになるので結構な金額になりそうです。
最低限の資金の確保や生命保険には加入してくれていることを祈ります…。
直接言われる
これも長男のお嫁さんでしたら経験している方も多いのではないでしょうか。
面と向かって「老後の面倒はよろしくね」「老後はあなた達にお世話になるし…」などと言われたら「嫌です」とも言えませんし、どこまで頼る気なの?と不安になってしまいます。
病院への送迎や少しの資金援助でしたら問題ないですが、生活のすべてをおんぶに抱っことなると話が変ってきますよね。
義実家が貧乏の場合はどこまでサポートする?
長男嫁の場合、次男三男の嫁の場合は?
長男次男など関係なく、子供たち全員で平等に負担するのが理想的ですよね。
正直なところをいうと、私は長男だから次男だからとわけるのはもう時代遅れだと考えます。
自宅で介護になる場合は同居している人や1番近くの家族が介護をする、その代わりに普段介護できない距離に住んでいる・または環境的に難しい兄弟達は金銭的な負担をするなどにすると不平等感もなくなるので良いのではないでしょうか。
きちんと兄弟間で話し合いをして、介護やお金の負担をどうするか考えないと、あとあとトラブルになることもあるので気を付けましょう。
サポートの範囲は?
まず、あくまでお嫁さんはお手伝いという考えで必ず旦那さんと話し合いましょう。
もしも自宅での介護が必要でしたら、旦那さんが仕事でできない時間帯はお嫁さんがサポートするというスタンスで、旦那さんが帰ってきたら旦那さんにお願いするのが良いです。
介護に加えて家事育児など、全て負担するのは大変ですからきちんと平等に負担しましょう。
様々な問題で介護が難しい場合は、近くに住んでいる兄弟姉妹にお願いして、自分たちは金銭的な負担を多くするというのが良いでしょう。
金銭的なサポートの常識の範囲は?
サポートするのはあくまで必要最低限の生活費だけで良いでしょう。
まず大前提として自分たちの生活が困窮される額は出せないですよね。
娯楽や遊びに使うお金まで援助する必要はないです。
もちろん自分の家庭に余裕があり、親孝行をしたいなどの理由があれば良いのですが、そうでなければ最低限のサポートにしておきましょう。
こちらのYouTubeで親の介護の不平等で、家計への負担が増えてしまった例を紹介しています。
きちんと夫婦や兄弟で話し合わないと、このケースと同じように自分たちばかり負担している、ということになりかねませんので気を付けましょう!
義実家から借金の申し出があった場合はどうする?
借金の申し出があった場合は、旦那さんを主体にして義家族と話し合いをしましょう。
自分が矢面に立つと角が立ってしまう場面もありますので。
- 月にいくらの収入があり支出があるのか
- 支出の内訳
- 借金の使い道
- 返せる見込みがあるのか
上記の点を聞き、まずは無駄遣いがないかどうかを確認しましょう。
使い道や支出に大きな無駄がある、使い道が娯楽などの場合はお断りしましょう。
本当に無駄がなく切り詰めているけどどうしようもない場合は、きちんと借用書を用意して貸しましょう。
冷たいと言われるかもしれませんが、もちろん自分たちの生活が困窮しない金額にしないと、自分たちが困るので気を付けましょうね。
義実家のサポート、夫は賛成・私は反対…その場合は?
この場合はサポートしたくない、できない理由をきちんと旦那さんに伝えてきちんと話し合いをしましょう。
お互いに感情的にならないためにも、紙に書き出すと良いですよ。
もちろん頭ごなしに旦那さんの意見を否定するのではなく、旦那さんの意見も聞き入れてお互いの妥協点を見つけることを意識しましょう。
例えば自分の家庭の生活もカツカツなのに、義実家が必要だと言うからと月々5万円渡すのは大変ですよね。
でも旦那さんは助けてあげたい、そういう時はまずは前章で話した内訳などを確認し、本当に5万円が必要なのか、無駄遣いはないのかを精査した上で自分たちの生活費も見直して、貸せる金額を貸すというようにお互いの意見を聞いた上で折り合いを付ける位置を考えましょう。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
どのようにサポートするか?
- 兄弟全員で平等に負担する
- 自宅介護の場合、それをしない兄弟が金銭的負担を多くする
- 介護はあくまでお嫁さんはお手伝いというスタンスで旦那さんがメインに
- 金銭的なサポートは自分たちの生活が困窮しない程度、必要最低限の額
借金の申し出があった場合
- 月にいくらの収入があり支出があるのか
- 支出の内訳
- 借金の使い道
- 返せる見込みがあるのか
上記を確認した上で貸すことにした場合
- 借用書を作って貸す
- 自分たちの生活が困窮しない程度にする
サポートに関して夫婦の意見が対立した場合
- 伝えたいことを紙に書き出し、冷静にお互いの意見を出し合う
- 頭ごなしに相手の意見を否定しない
- どちらかに任せるのではなく、2人で妥協点を探す
これらを意識してどのようにサポートするのかなど考えましょう。
家族になったわけですし、頭ごなしに拒否するのは違いますよね。
でも自分たちの生活が困窮してしまっては意味がありません。
これを機に義実家だけでなく、自分たちの生活費を見直すことも大事になってきます!
保険一括相談
そこで保険一括相談でFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをオススメします。
ファイナンシャルプランナーとは、収支・負債・家族構成・資産状況などを伝えることで、それをもとに住居・教育・老後など将来のライフプランのアドバイスをしてくれる方のことです。
保険も無駄が多いことがあるのでその見直しも含めてアドバイスをもらい、将来のライフプランを考えましょう。
生活費を見直すといっても素人では難しいこともありますよね。
見直すことを諦めて、適当に貸し出すことを決めるとあとから後悔することもありますので、きちんとプロの手を借りて見直すと良いでしょう。
相談するメリット
- 自身のライフプランに合わせた適切な保険の選択をして、保険料の払いすぎを防げる
- 自身では気付きにくい、家計の課題などを見つけられることで、自分たちの老後資金や子供の教育費を考えた貯蓄ができる
これらのメリットがあるので、ここを見直すことで現状家計にどの程度の余裕があるのか・ないのかを確認でき、それによりどこまでのサポートができるのかという指標にもなりますのでぜひ参考にしてください。
腰をあげるのはなかなか大変かもしれませんが、見直しをしないと自分たちの首を絞めることに繋がってしまします。
ぜひこれを機にFPへの相談をして、自分たちの家計と義実家の家計を見直してお互いに気持ちよく生活できるといいですね!