方に住んでいるとなかなか帰省できないので、孫の顔が見たい、おじいちゃん、おばあちゃんから、お盆やお正月などの連休が近づくと「いつ来るの?」なんて連絡がありますよね。
赤ちゃん連れのお出かけは荷物が多くなるし、ママも赤ちゃんにも負担がかかるので気が重たいと思います。
まして義実家ともなるとなおさらですね。
ママたちが義実家に行きたくない理由としては、「気を遣うから行きたくない」「義両親と合わない」「義実家の衛生面が気になる」というのが多くあります。
この記事では、赤ちゃん連れの帰省はいつ頃が望ましいのか?また、義実家の衛生面が気になる時は、どうしたら良いのか対処法をお伝えしたいと思います。
赤ちゃん連れの義実家帰省は生後何ヵ月から?
赤ちゃんがまだ小さい間は、義実家への帰省は生後何ヵ月ごろからが望ましいのか?と思いますよね。
自家用車で移動できる距離ならまだしも、電車や飛行機などの公共交通機関を使用しなければいけないなら、赤ちゃんにも負担になるし、泣いて周りへの迷惑を考えると…とたくさんの困ったことが頭をよぎると思います。
生後1ヶ月を過ぎた頃に外気浴から始めて、近所へお散歩など、少しずつ外気に触れる機会を増やしていくのが一般的だと思います。
生後1ヶ月が過ぎ、1ヶ月検診で何の異常もなければ、車でも公共交通機関での帰省も大丈夫ですが、まだまだ首も座ってなく、繊細な時期ですので、わざわざ遠方に出向いて大変な思いをしたり、赤ちゃんに負担をかけるよりも、3〜4ヶ月検診が済み、特に異常も見られず、授乳間隔もある程度定まり、赤ちゃんとママの生活のリズムができてきて、首が座った3ヶ月〜5ヶ月くらいからが良いと思います。
ただし、まだまだ免疫力が低いので、インフルエンザが流行している時期は避けた方が良いでしょう。
義実家が汚い・ゴミ屋敷だから帰りたくない
ただでさえ、義実家への帰省は、できれば避けたいところなのに、衛生面が気になるなんて、もっと気が重たくなりますよね。
赤ちゃんが小さいと、普段気にならないことが気になってしまうママも多いと思います。
私も、義実家との衛生面とのズレで帰省をためらうことが多かったです。
一見、雑巾のようなふきんにシミだらけのカーペット・・・嫌だな…なんて思っていました。
うちの場合は、同じ市内に住んでいたので、泊まりでの帰省はなかったので、サッと行ってサッと帰るで済みましたが、遠方ならそうは行きませんよね。
帰りたくないとも、夫に言えるわけもないので頭を悩ませると思います。
家の汚さをどうやって義実家に指摘?
夫婦でも、自分の実家を「汚い」と言われると、いい気はしないので非常にデリケートな問題だとは思いますが、我慢しての帰省はママにとってストレスですよね。
帰省の度に嫌な思いをするくらいなら、一度真剣に夫と話しておくほうが良いでしょう。
その場合、夫から両親に伝えてもらう形が理想的です。
妻から直接義両親に「家が汚くて行きたくない!」とは言えませんよね?
なるべく角が立たないよう、夫から「家を綺麗にしてくれないと帰れない」と両親に伝えてもらうように、相談しましょう!
夫婦関係や義両親との関係性もあるので例としていくつか挙げたいと思います。
シンプルに夫に伝える
遠回しに言っても、男性って察してくれない事が多いです。
ここは意を決してシンプルに伝えてみましょう。
義実家が汚いことを夫に気づかせて味方にする。
この場合、夫から「大丈夫じゃない?」なんてのんきな答えが返って来ることも否めませんが、怒りっぽい夫の場合はシンプルに伝えると大喧嘩になってしまうので、こちらの方法をおすすめします。
夫の理解があって泊まらなくて良い場合、短時間だけお邪魔する形にする
環境の改善が見込め無く、夫の理解がある場合は、夫から断ってもらう
ポイントは夫に汚いことを気付かせて、味方に付けて動いてもらうこと!
もし出来るようならば、場所作りの流れで夫婦で掃除をしてしまうのもありだと思います。
ただ、義両親に嫌な感じに思われないように、「食べ物をこぼしてしまって、掃除機掛けてもよろしいですか?」などと理由を付け同意の上で掃除を行うと良いです。
帰りたくないけど帰らなくてはいけない!持ち物は?
帰りたくないという気持ちはあるものの、義実家と良好な関係を築くために、どうしても帰らなくてはならないことがありますね。
夫に伝えてもらったものの全然改善されない…もしくは夫に義実家が汚いなんて事を言い出せずにいたり、頑張って伝えて見たものの、夫が取り合ってくれなく困っているママも大勢いらっしゃると思います。
そんなママたちへ持って行くと便利なものをご紹介いたします。
義実家が汚い・ゴミ屋敷の場合の赤ちゃんの持ち物は?過ごすにあたり注意点は?
赤ちゃんを寝かせるためのもの
泊まりでの帰省でなくても、赤ちゃんを寝かせる場所は確保したいですよね。
布団一式を持って行くのは大変ですので、ごろ寝マットを持って行くと便利です。
車での帰省ではない場合は、ごろ寝マットを持参するのも大変だと思いますので、その場合は大判のバスタオルを持参しましょう。
除菌スプレーや除菌シート
赤ちゃんが触るところをサッと拭けるだけでも、気持ちが違うと思います。
はいはいして動くようになる頃には、落ちてる髪の毛やホコリを手に握っていることもあるので、シートがあると、すぐに赤ちゃんの手も拭けるので便利です。
おもちゃ
赤ちゃんの気を引くためにおもちゃを持参すると良いでしょう。
赤ちゃんは好奇心旺盛で、目新しいものを見ると何でも手にして口にしてしまいます。
自分の家の物ならまだしも、汚部屋義実家のものを口にされたらゾッとしますよね。
そうならないために、赤ちゃんのおもちゃを持参しましょう。
赤ちゃん用の食器
離乳食が始まっているなら食器も必要です。
掃除が行き届いていない家の食器はだいたいきちんと洗われていないです。
帰省の時だけはベビーフードを利用するという方はスプーンだけでも持参しましょう。
過ごすにあたっての注意点は、とにかく赤ちゃんから目を離さない事。
動き出す前の赤ちゃんなら、寝かせた場所から動く事はありませんが、動くようになればテーブルをなめたり、テレビ台をなめたり、窓をなめたり、とにかくあちこち舐め回します。
ずっと抱っこしていられるわけではないので、夫婦で協力して、赤ちゃんが汚れたものを口にしないように、しっかりと見ていましょう。
義実家が汚いこと、ゴミ屋敷を注意するには?
それとなく伝える方法は?二度と行きたくない場合はどうする?
まずは夫の理解がある事と夫から伝えて貰うことが前提。
これは夫とご両親の関係にも寄りますし、必ず成功するとも限りませんが、一例を挙げたいと思います。
- 「赤ちゃんがアレルギー出やすいから、泊まる日までに掃除頼むね」と掃除をお願いをする。
- 「赤ちゃんの肌が弱いから、借りる部屋だけでも掃除しても良いか?」と確認を取る
- 義両親の掃除が見込まれない場合、「今度帰省する時、母さんも父さんも大変そうだから俺が掃除と片付けしてあげるからね」
しかし、改善出来ずに我慢して行くこともあると思います。
また、行ってはみたが想像より汚く「二度と行きたくない」と思った場合
1.無理せず、我慢せず。「帰省しない」選択
子供の為、夫婦でしっかりと話し合い決断しましょう。
2.夫だけ帰省する
息子の顔を見られるだけでも、義両親はある程度満足して頂けるはずです。
3.義実家ではない場所で会う
皆でお食事や旅行で会うように話を進める。
4.義両親に遊びに来て頂く
可能であるのならば、来て頂くほうが子供や赤ちゃんの環境を変えることがないので良いです。
まとめ
赤ちゃんを連れての帰省は本当に大変ですので、赤ちゃんもママも生活のリズムが整った生後3ヶ月から5ヶ月以降が望ましいでしょう。
赤ちゃんは繊細でデリケートなので、家ではない場所では落ち着かなくいつもよりも泣くことが多くなるかと思いますので、遠方の帰省は注意が必要です。
汚部屋・ゴミ屋敷対策は、まずは夫と話して理解を得ることが大切です。
夫を味方にした上で夫からご両親に「お願い」をしてもらいましょう。
ポイントは夫・義両親共に角が立たないようにすること。
赤ちゃんを汚部屋から守るための除菌グッズを持参することで、ママ自身のストレスも軽減される事と思います。
でも、どうしても我慢ができないくらい無理だと感じるなら、帰省の方法を選択すると良いでしょう。
義実家との付き合いは、この先もずっと続きますので、夫とよく話し合い、良い方向へ向かう事を願います。