今まで義母のことは嫌いじゃなかったのに、子どもを出産してから「義母」という存在にモヤモヤ。。。
しょっちゅう家に来て長時間滞在するなど、孫が可愛いのはわかりますが、産後間もない時期は体も本調子ではないですし、慣れない育児で疲れているママにとってはストレスになりますよね。
義母の言動にイラっとしてしまう…
嫌いだけど、義母だから強く言えない…
産後、義母のことが嫌いになったというママは意外と多いんですよ!
一度嫌いだと思ってしまうと、もう義母のすべてが嫌になってきますよね。
ここでは、以下の4つをご紹介します。
- 先輩ママ達の義母を嫌いになったエピソード
- イライラしてしまう原因
- ストレスにならない育児中の義母との上手な付き合い方
- どうしても会いたくない、話したくないときの対処法
苦手な義母と無理して付き合わなくても、あなたの意識や行動を少し変えてみるだけで「悩んでいる毎日」を変えることができますよ!
義母を嫌いになった瞬間! 産後編
エピソードその1:入院中、毎日来る
私の実家は遠方で実母も仕事をしていることもあり、里帰り出産はしないことにしました。
義母に里帰り出産はしないことを伝えると、「初めての出産でいろいろ大変だろうから、いつでも頼ってね」と言ってくれて心強く思っていました。
産まれたわが子を見て本当に喜んでくれて、私にも「孫を産んでくれてありがとう」って言ってくれて嬉しく思っていました。
ただ「また来てください」と言ってしまったのがいけなかったのでしょうか…
入院中、義母は毎日来ました。
しかもなかなか帰らず、ずっとわが子を抱っこして数時間は滞在していきます。
ずっといられてはこちらもゆっくりできずに、だんだんストレスに。
「だいぶ慣れてきたので、お義母さんもたまには家でゆっくりしてください」と、それとなく「もう来なくていい」と伝えてみても、「いいの、いいの!〇〇ちゃん(孫)に会いたいから来てるんだから!」とまったくこっちの真意には気づいてもらえず。
もう無理と思ったのが、風邪を引いているのに来たことです。
新生児に移したらいけないとか考えないのでしょうか?
自分も子育てをしてきたのなら、それくらい考えて欲しいし、そうまでして来てくれとは頼んでいない。挙句の果てにはほっぺにチュー。
もう笑えませんでした。
エピソードその2:突然来る
生後4か月になる女の子がいます。
旦那の実家は家から車で10分程度の距離にあり、退院後はなかなか買い出しにも行けないだろうからと「買い物行くけど、なんかいる?」と聞いてくれて、届けたついでに孫に会っていく、という感じでした。
それがだんだんエスカレートしてきて頼んでなくても「これ買ってきた」とか、「今から行く」などと言ってこちらの都合も聞かず、突然家に来るようになりました。
せっかく寝かしつけたと思ったら「ピンポーン」の音で起きてしまった、なんてこともありました。
嫁としては、散らかっている部屋を見られたくないし、突然来るなんて私の中ではありえない。
エピソードその3:なんで男の子が産めないの?と言われた
旦那は3兄弟の長男。
義理の両親は跡継ぎを望んでいます。
それを知った義母はボソッと「なんで男の子が産めないの?」と。
女の子がそんなにいけない?
男の子産んだのがそんなに偉いんですか?
それ以来、義母が大嫌いです。
娘たちにも会わせたくない。跡取りは絶対に産まない。
エピソードその4:出産後も働くことに「子どもがかわいそう」と言われた
義母は古い考えの人で、女は結婚したら仕事を辞めるもの、子どもが小さいうちは家にいるべきという考えでした。
ですが、私は金銭的な面もあるし、専業主婦になるという選択はありませんでした。
(義母は専業主婦でパートもしたことがない人です)
ある日、義父と「別に〇〇(旦那)の収入だけでもやってけるでしょうに。母親の勝手でかわいそうに。」と話しているのを聞いてしまった。
勝手で仕事に復帰するわけじゃないし、今は共働きは当たり前の時代。
子どものお迎えなど、義母には絶対頼まない、と心に決めました。
エピソードその5:育児論を押し付けてくる
義母が家に遊びに来たときに、子どもがぐずったので抱っこしてあやしていると、「抱き癖がついちゃったのね~。このままじゃ泣けばお母さんが来てくれると思っちゃう子になっちゃうわよ」と言われました。
育児書にも「抱き癖なんてない。たくさん抱っこしてあげればいい」と書いてあるし、イラっとはしましたが、そのときは気持ちを抑えました。
子どもがまた泣き出しましたが、義母の手前少しそのままにしておこうと思っていたら、義母が抱っこしてあやしだしました。
「あ~よしよし。どうしたの~?」
「はぁ!?今さっき抱き癖が良くないって言ってなかった???」
義母の突然の訪問や、長時間滞在するなどのこちらのことを考えない行動、価値観や育児論の押し付けなどの言動にみなさん悩まされているんですね。
産後は夜もゆっくり眠れず、慣れない育児で体力面でも精神面でも本当につらいですよね。
いつもなら笑って流せることでも感情的になってしまったり、攻撃的になってしまったり。
冒頭でも少し触れましたが、産後には「ガルガル期」というものがあって「子どもを守りたい」、「とられたくない」という感情から些細なことでも周りにイライラしてしまったり、感情的になってしまうのです。
動物のお母さんが子どもを守るために、敵に対してガル~って威嚇するみたいだからガルガル期。
義母が頻繁に子どもに会いに来て可愛がる=子どもを取られてしまう、なにか言われる=攻撃されている、と無意識のうちに動物的本能が働いてしまっているのかもしれません。
このガルガル期は個人差はありますが、子どもが1歳になる頃には収まってきます。
あなたの「義母が嫌い」という感情も産後特有のもので、時間が経てば落ち着いてくるかもしれませんね。
でも、「今」嫌いなものは嫌い。次は、そんな義母と上手に付き合うコツをお伝えします。
苦手な義母と育児中にはどのように付き合うべき?
いくら義母が嫌いでも、あからさまな態度をとるのはよくありません。
嫌味を言われたり、関係が悪化して自分の首を絞めることになる可能性もあります。
旦那さんも奥さんが自分の母親を嫌っていると知れば、悲しい気持ちになりますよね。
子どもが大きくなったとき、おばあちゃんとママの仲が悪いのは悲しいはずです。
義母と上手に付き合っていくには、本人にはもちろん、旦那さんや大きくなったお子さんにも嫌っていることをバレないようすることです!
嫌なことは嫌と伝える勇気を持つ
突然の訪問は本当にやめてほしいですよね。
ペースを乱されるし、自分の家なのに「今日も来るかな」と思うと、くつろげません。
これでは義母へのストレスは溜まっていく一方です。
問題は義母はあなたが迷惑がっていることに気づいていないことです。
嫁の立場としては言いづらいことですが、「いらっしゃるときは、前もって前日くらいには教えていただきたいです。私も夜寝れてなくて、昼間は子どもと一緒にお昼寝したいときもあるので。」などとはっきり伝えましょう。
旦那さんに伝えてもらう方法もありますが、あなたが旦那さんに「言わせた」ことは、義母にはわかってしまいます。
また、旦那さんも自分の母親ですし、「それくらいいいじゃん」と理解してもらえない場合もあるので、自分でいうことをオススメします。
もちろん、なるべく義母の機嫌を損ねないように伝えることが大切です。
それでも義母に伝わらない、やめない場合は、突然の訪問に対応することをやめましょう。
そもそも人の家に突然来るなんてちょっと非常識ですよね。
義母もあなたが受け入れてくれるから、来るのです。
ちょっと罪悪感があるかもしれませんが、居留守を使ったり、「今から行く」と連絡があっても「すみません、今日は都合が悪いです」と断る勇気を持ちましょう。
旦那の実家へ家族で行く
ただ、断るだけでは「孫に会わせてもらえない」、「避けてるのかしら」と不信感を持たれてしまうので、フォローも必要です。
義母が突然家に来たり、長時間滞在するのは、孫が可愛くてしょうがないから。
会いたくてしかたがないんです。
なので、孫に会わせてあげる場をこちらで作ってあげましょう!
「先日はいらっしゃるとは思わなくて、すみませんでした。」
「週末、家族でお邪魔したいと思うのですが、ご都合いかがですか?」などと断ったことへのフォローとして旦那の実家に行きましょう。
嫌いな義母に会いに行くなんて嫌だと思うかもしれませんが、実はこの方法は一石二鳥どころか一石四鳥なんです!
- 義母の相手は旦那に任せればよし
- 孫に会いたい欲求を満たせる
- 滞在時間を自分たちで決められる
- 嫁としての務めも果たせている
「義母が会いに来る」ではなく、「孫を連れて行く」というスタイルを作っておけば、義母も「孫に会える」安心感が持てるので、勝手に会いに来るといった行動はしなくなります。
このスタイルが定着するまでは、一定のペースで旦那の実家に行く必要がありますが、定着してきたら、間隔を延ばしたり、旦那と子供だけで行ってもらったりして、あなたは徐々フェイドアウトしていけばいいのです。
きっと義母も嫁の目を気にせず、自分の息子と孫と一緒にいられたほうが楽しいはずです。
誕生日や母の日、お盆やお正月はきちんと対応する
義母を嫌っていると悟られず、いい嫁としているには、大事なイベントをきちんと押さえておくことが大切です。
母の日やお誕生日には感謝の気持ちやプレゼントを贈り、大事に思っている気持ちを行動で示しましょう。
そして、お盆やお正月などはきちんと挨拶をしに行きましょう。
今は義母のペースでこられるからストレスを感じてしまうのです。
言い方は悪いですが、義母を上手に扱い、自分のペースに持っていくことが育児中にストレスを感じることなく義母と上手に付き合っていくコツなのです。
義母が嫌い!もう会いたくないと思ったら?効果的な対処法
もうどうしようもなく、義母が嫌。
会いたくない。
ここまできてしまったら義母とは一度距離を置きましょう。
嫌いなのに会えば、ますます嫌いになってストレスを感じてしまうだけです。
その気持ちは義母にも伝わり、関係が悪化してしまうかもしれません。
会わないということは、ストレスから逃げられること以外にもメリットがあります。
義母に自分の振る舞いについて振り返ってもらう時間になるかもしれません。
「あれ?なにか悪いことをしたかしら?」「ちょっと口を出しすぎたかな?」と自分の行動を反省してくれるかもしれません。
あなた自身も義母から離れてみて、今まで見えていなかった義母の良いところがわかったり、「悪い人ではないんだよね」と気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
それでは会いたくない、会話したくないときの実践しやすい対処法をご紹介します!
引っ越す
簡単に行き来できないところに引っ越してしまえば、義母が突然会いに来ることもなくなりますし、年数回の帰省も長時間の移動は小さい子どもには負担がかかるから、という理由で断ることもできます。
自分は行かないスタイルを作る
仮病を使ったり、なんとかその場をしのいで会わずに済んでも毎回言い訳を考えたり、嘘をつくのもストレスになりますよね。
「いつ来るの?」と聞かれたら、「私は行きませんので、〇〇さん(息子)と〇〇(孫)で行ってもらいます。〇〇さん(息子)が帰ってきたら連絡してもらいます。」などと思い切って「自分は行かない」と伝えましょう。
義母とは2人にならないようにする
法事や親せきの集まりなど、どうしても参加しなければいけない場合は、義母とは2人にならないようにして会話をしなくてもいいようにしましょう。
大人数で話すのであれば、相づちを打っていればいいですし、なるべく義母から遠くにいれば直接話しをしなくてもすみます。
それが難しい場合は、以下の2つで乗り切りましょう!
- 話しかけられそうになったら「ちょっと授乳してきます」などと言って、その場から離れる
- 旦那さんのそばを離れない。
話を振られてもあなたは笑顔で「はい」と返事をするだけ。
「そうだよね?」と旦那さんに話を振ってしまいましょう。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
義母にストレスを感じてしまう理由
- そもそも世代も違うし、価値観や考え方も違う人だから
- 自分のペースではなく、義母のペースで会いに来られるから
義母とうまく付き合ってくコツ
- 嫌なことは嫌とはっきり伝える。でもフォローは忘れない
- 孫に会わすのは自分のペースで会わせる
- 義母の誕生日や母の日には必ずプレゼントを贈る
- お盆やお正月などは会っておく
- 会いたくないのであれば、旦那と子どもだけで行ってもらう
義母との付き合い方に悩んでいるママはたくさんいます。
そもそも義母とは世代も違うし、価値観や考え方も違うので合わなくて当然なのです。
義母が嫌いになってしまったのなら、とりあえず距離を取って必要最低限の付き合いにして、心の平和を保つことを一番に考えましょう。