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毒親の特徴【母親編】5選!対処法と影響を受けない方法

毒親、毒母…この言葉を聞くと、私はドキッとしてしまいます。

それは私が母親で、「もしかしたら自分は子どもにとって毒親なのではないだろうか?」という思いがどうしても浮かんできてしまうからです。

そこで、毒母の特徴について調べてみることにしました。

結婚や親の介護など将来起こりうるタイミングでの毒親への対処法についても触れています。

特に毒母を持つ男性の場合、結婚相手を自分の母親に紹介すべき? 介護は? と気になることが多いのではないでしょうか。

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そもそも「毒親」ってどんな人?定義は?

私が「毒親」という言葉をよく聞くようになったのは、ここ数年の話です。

漠然とインターネットで生まれた言葉のように感じていたのですが、想像とは違っていました。

毒親とは「毒になる親」の略です。

1989年に出版されたスーザン・フォワードの著書「毒になる親 一生苦しむ子供」で初めて使われました。

毒親は以下の5つのタイプに大きく分けることができます。

  • 過干渉
  • 過保護
  • 放置
  • 否定
  • 暴言・暴力

実際にはさまざまな行動パターンが見られるのですが、ひとことで言うなら「子どもに悪影響を与える親」。

子ども自身が悪影響だと感じるかどうかが重要です。

それでは、毒母にはどのような特徴があるのでしょうか?

 

毒親の特徴【母親編】5選!

余計なお世話や自己犠牲を押しつける

「あなたのためを思って」と余計な世話を焼き、子どもに押しつける過干渉なタイプです。

周囲からは「いいお母さん」に見えることも子どもにとっては厄介ですね。

子どもからすれば、勝手に余計な世話を焼き、それを押しつけられているだけなのですが「私がこんなに世話をしてあげてるんだから」と子どもに見返りを求める傾向があります。

 

②世間体を気にして親の理想を押しつける

世間体を気にするあまり、親の理想を押しつける過保護なタイプです。

子どもは自分で選択をする・主張するという経験が乏しいまま大人になってしまいがちです。

 

③子どもを否定する

些細なことで子どもにしつこく説教したり、ときにはヒステリックに存在自体を否定したりするタイプです。

自分自身のストレスを子どもに押しつけているとも言えます。

 

④子どもに愚痴を言う

自分が親であるという自覚に乏しく、自分の愚痴を子どもに聞かせてしまいます。

心配した子どもは毒母の愚痴を真剣に聞き、「自分がなんとかしてあげなくちゃ」と共依存に陥ることもあります。

 

⑤思い通りにならないと機嫌をそこねる

子どもに反発されると突然怒る、自分の期待通りの会話にしか応じないなど、子どものまま大人になったようなタイプです。

子どもは親の機嫌を取ることに懸命になってしまいます。

 

さまざまな特徴がありますが、毒母になってしまった原因の1つには世代間連鎖が考えられます。

つまり、毒母が子供時代にその母親からされたように、自分の子どもに接しているだけ、ということです。

そう考えると、毒母にもしかたない部分があるのかとも思えてきますが、当事者であるあなたにとっては「しかたない」では済みませんね。

毒母とはどう付き合っていけばいいのでしょうか?

 

毒親である母との付き合い方はどうする?対処法は?

私のおすすめの方法を3つご紹介します。

①極力関わらない

いきなり身も蓋もないと思われるかもしれませんが、これがベストな対処法です。

相手はあなたにずっと悪影響を与えてきた毒母です。

これ以上、正面から毒母に向き合って、あなたが疲弊する必要はありません。

愚痴を垂れ流してきたな、と思ったら5分で切り上げるなど、うまくかわす術を身につけましょう。

 

②1人で抱え込まない

自分の気持ちを少し吐き出すだけでも気持ちが楽になるものですよ。

自分が打ち明けることで、同じ悩みを抱える人とのつながりが生まれることもあります。

 

③親元を離れる

うまくかわしたいのに、かわしきれない…。

そうなったら、親元を離れるのもいい方法です。

物理的な距離をとることで、精神的な余裕も生まれます。

単純に距離をとるだけではなく、縁を切ってしまいたい…。そんなときにあなたが行うべき絶縁方法については後述します。

 

毒親の母に育てられた!影響は受けている?

毒母に育てられた場合、少なからず影響は受けています。

毒母から否定され続けて育った人は、自己肯定感が低く、人間関係を築くことへの苦手意識が強くなりがちです。

過保護な毒母のもとで育った人は、自己主張が苦手だったり、他者から注意されるとキレやすかったり、男性ではいわゆるマザコンになりやすい傾向があります。

また、特徴の項でもお伝えしましたが、世代間連鎖の影響も考えられます。

自分が毒母からされたことを、自分の子どもに対して無意識にしてしまう可能性もあります。

影響を断ち切るためにも毒母からは距離をとる、自立することが大事ですね。

 

結婚相手に毒親を紹介する?

人生の一大イベントである結婚。

毒母からの反対や妨害も予想されます。

あなたはきっと毒母に彼女を紹介すべきか悩むことでしょう。

結論から言えば、紹介はしなくても構いません

まず、自分の母親が毒母であることを彼女に打ち明けてみてください。

毒母の反対や妨害が考えられる状況であることや、あなたが苦しんでいることが分かれば、毒母との距離をとることに理解を示してくれる可能性があります。

彼女の理解が得られれば、毒母へ紹介する必要はありませんね。

彼女に、それでも挨拶がしたい! という意思があるなら、本当に挨拶程度の場を設ける、もしくは事後報告というかたちでもいいかもしれません。

毒母から反対されようが、何を言われようが結婚自体はあくまでも2人の意思でできるのですから。

実際には、彼女の家族との関わりも出てきます。

どうぞ、お2人でよく話し合ってみてください。

 

毒親でも介護はすべき?

さらに先の将来、自分の親が毒母であっても、介護はしなければならないのでしょうか?

結論からいうと、あなたが介護する必要はありません

特に、自宅介護であなたが1人で抱え込むようなことはしないでください。

ただでさえ負担が大きい自宅介護です。

あなたに悪影響を及ぼしてきた毒母相手にあなたがつぶれてしまうようなことがあってはいけません。

それでも、見捨てるようで何もしないのはちょっと…と思われるなら、施設での介護を検討してみてください。

その際にも事業者側へ自分にとっては毒母であったことや、自分ができることの範囲をしっかり伝えましょう。

あなたに負担の少ないプランを考えてもらえるはずです。

くれぐれも、あなたの全てを捧げてあなた自身が壊れてしまうことのないよう、距離を保つことを心がけてください。

 

毒親と絶縁・決別するには?

毒母との関係では、距離をとることが大事だとお伝えしました。

では、毒親と縁を切る方法はあるのでしょうか?

現状、親と絶縁する法的な方法は残念ながらありません。

ですが、以下の方法で事実上の絶縁状態をつくることが可能です。

 

①絶縁状を送る

「今後一切、関わりを持たない」というあなたの意思の表明です。

絶縁状に法的効力はありませんが、以下のような効果が考えられます。

  • 親があなたの意思や気持ちを知るきっかけになる
  • ごくまれに親の改心が見られる場合がある
  • 毒親のほうから連絡がなくなる
  • あなたと物理的に連絡が取れなくなったときに親がその理由を理解できる

絶縁状は決まった書式があるわけではありません。

インターネットで検索すれば雛形もすぐ見つかります。

あなたの気持ちを綴ることも可能です。

ただし、その内容によっては脅迫罪にあたると判断される場合がありますので、シンプルなものが無難ですね。

親に「届いていない」などと言わせたくなければ、内容証明郵便が有効です。

内容証明郵便とは、いつ・どんな内容の文書を・誰から・誰あてに送ったかを日本郵便が証明してくれるものです。

参考:内容証明-日本郵便

気をつけなければいけないのは、内容証明郵便には差出人の住所・氏名の記載が必須ということです。

自分の住所を親に知られたくない場合は、行政書士や弁護士への依頼を検討しましょう。

差出人をその行政書士や弁護士にすることができます。

 

②電話番号・メルアド等連絡先を変更する

物理的に連絡が取れない環境をつくりましょう。

親戚や友人などから、新しい連絡先が親にばれてしまう可能性があるなら、その親戚や友人との関係を切る覚悟も必要です。

③戸籍の分籍(未婚の成人の場合)

後述しますが、親に新しい住所を知られないための手続きの前段と考えてください。

分籍とは、親の戸籍からあなたの戸籍を除籍し、あなたが筆頭者の戸籍を新しくつくることです。

すでに結婚している場合は、親の戸籍からは除籍されていますので不要な手続きです。

これから結婚する場合は、婚姻届を提出すれば同じ効果があります。

戸籍を新しくつくる際、本籍地を設定することになります。

分籍や除籍をしても、親は子の戸籍の閲覧が可能です。

万一、親に戸籍を閲覧されても、本籍地から新しい住所地がばれないように、本籍地を転居先とはまったく関連のない住所地にしておきましょう。

本籍地は日本全国どこでも好きなところに設定可能です。

自分の好きなテーマパークにすることもできますよ。

④転居

引っ越しにする際は、親に転居先をしられないように細心の注意が必要です。

親戚や友人にも簡単に知らせてはいけません。

これまで親と同居していて、実家をでるという場合は、以下2点を準備してください。

失踪宣言書

「探さないでください」という置き手紙です。書式に決まりはありません。

直筆で明記し、日付と氏名を記入のうえ、家族が見つけやすい場所に置いておきましょう。

 

捜索願不受理届

警察へ届け出る必要があります。

この手続きをすることで、親が捜索願を届け出たとしても、警察に捜索願の受理を拒否させることができます。

 

⑤転居先で住民票と戸籍の附票に閲覧制限をかける

親に転居先を知られないように、引っ越したらすぐに住民票と戸籍の附票に閲覧制限をかけます。

戸籍の附票とは、戸籍とセットで管理されているもので住所が記載されています。

住民票と戸籍の附票に閲覧制限をかけたとしても、親は子の戸籍を閲覧が可能です。

先述したように、新しい住所地と無関係な住所地を本籍地とすることをおすすめしたのはこのためです。

閲覧制限の申請には、警察等で事前に調書を書いてもらう必要があります。

自治体により異なりますので、詳しくは転居先の自治体でご確認ください。

 

これで、親からあなたに連絡を取ることは、まずできないでしょう。

あとは、あなたがどの程度の距離を許容できるかで、何をするかが変わります。

まず手始めに、絶縁状を送ってみて様子を見る、ということでもいいかもしれませんね。

どうぞ、よく考えてみてください。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

  • 毒親とは「子どもに悪影響を与える親」のこと
  • 毒母の特徴5選
    1. 余計なお世話や自己犠牲を押しつける
    2. 世間体を気にして親の理想を押しつける
    3. 子どもを否定する
    4. 子どもに愚痴を言う
    5. 思い通りにならないと機嫌をそこねる
  • 毒母 対処法3選
    1. 極力関わらない
    2. 1人で抱え込まない
    3. 親元を離れる
  • 毒母の影響を絶ちきるためにも自立を目指そう
  • 毒母抜きでの結婚は可能
  • 毒母の介護 できないことはきっぱり伝えよう
  • 事実上の絶縁も可能 あなたに必要な距離感で!

今回、毒母について調べてみて、私にとっては身につまされるものがありました。

感情に任せて子どもを怒ったり、自分のことを優先させてしまったり…私にも身に覚えがあるからです。

今後は気をつけようと反省しながら、この記事を書いています。

記事を読んでくださって、自分の親は毒親だと気づかれた方。

きっと今まで生きづらさを感じてこられたことと思います。

相手のことが理解できれば、対処もできます。

絶縁してもいいんだ、ということを心のお守りにして、あなたにちょうどよい距離感を探ってみてください。

あなたには、あなたの自由があるということを忘れないでください。

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