「長男の嫁なんだから同居してね」
「私たちの老後はよろしくね」などなど…
好きになって結婚した人がたまたま長男だっただけで、義両親に求められることが多くて困ってしまう方もいるのではないでしょうか。
周りに境遇が似ていて同じ悩みを持つ人が少ないと、愚痴を言い合うことも難しいですよね。
私も長男の嫁で、義母は直接言ってきませんがいろいろと思うところはあるのだろうなあ…と感じる時があります。
ということで今回は
- 長男の嫁をやめたくなる悩み5選
- 長男の嫁やめたい!となった時の解決方法
こちらをご紹介していきます!
解決方法は実際に同じような経験した方が実践した方法と、おすすめの方法を書いていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
①義両親との同居強要
Aさんは長男の嫁だからと結婚してすぐに同居することを強要されてしまいました。
まずは2人でのんびりと暮らしたいと思っていたのに、挨拶に行ったら「同居するのよね?」と言われ、旦那さんも反対せずにそのまま同居する流れに…。
次男は既に結婚していたけれど、同居はしていなくて近所に住んでいるので、長男嫁だからなんだなと感じたそうです。
二世帯住宅でもないのでプライバシーもほとんどなく、慣れない土地で近くに友人もいないAさんは肩身の狭い思いをしたそうです。
息抜きに会う友達もいなければ、土地による風習の違いもあるので様々な苦労がありますよね…。
私も慣れない土地での同居の経験があるので、すごく共感しました。
長男の嫁なんだから仕方ないと言われたらそれまでなのですが、正直なところ必要になったら同居するでも良いのでは?と感じてしまいます。
②盆暮れ正月など長期休暇に義実家訪問
Bさんは同居は免れたものの、長期休暇が近づくと必ず義母から「いつ帰って来るの?」と連絡がくるそう。
もちろん年に数回程度なので我慢すれば…とも思うのですが、行けばお手伝いさん扱いであれやれこれやれと指示されるのです。
親戚が集まって食事会ともなると、朝から晩までほとんどの時間を台所で過ごすことになるんだとか。
なれない台所での家事はいちいち義母に場所を聞かなければなりませんし、かなりのストレスでしょう。
旦那さんにご兄弟はなく他に手伝ってくれる人もいない状態、考えただけで私なら逃げ出したくなってしまいます!
せっかくの長期休暇なのに、ゆっくりすることも出来ずに働きづめなんてしんどいですよね。
③孫は絶対男の子!
Cさんは義実家が農家で、旦那さんも跡を継いで今は義両親と一緒にお仕事をされています。
そのため「跡取りの孫は男の子を産んでもらわなきゃ困る!」と言われたそう。
最初は ”確かにそうだよなあ~” なんて楽観的に考えていたCさん。
今でこそ可愛がってくれてはいますが、初孫の娘さんの性別がわかった時には「なんで男じゃないんだ」とがっかりされて ”女の子ってだけで望まれない孫なのかな” と悲しくなってしまったのです。
産まれてくれば可愛がってくれる義両親がほとんどなのでしょうが、産まれてからどれだけ可愛がってもらっても、妊娠中に言われた心ない言葉は一生心に残りますよね。
跡取りだからといって性別を強要するのは間違っていますし、もしも思っていてもお嫁さんに伝えることではないので心にとどめていただきたいです。
④家業は継がなければならない!?
Dさんの義実家は小さいながらも会社を経営されています。
旦那さんは現在別の会社で会社員として働いていますが、義両親はいずれ自分たちの家業をDさんと一緒に継いでほしいと思っているそう。
Dさん自身も現在、独身時代から勤めている会社でとても楽しく働いているため、辞める予定はなく、できることなら今の会社でずっと働きたいと考えています。
旦那さんは家業を継ぐつもりでいますが、Dさんには「今の仕事が好きなんだからそっちを続けてくれていいよ」と言って理解してくれています。
そのことを話の流れで義両親に伝えた時に、とてもがっかりされたそうです。
「そんなにうちの仕事が嫌なのか」と言われてしまったのですが、義実家の家業が嫌なのではなく、今のお仕事が好きだからと伝えても納得してもらえなかったのです。
長男の嫁だからと言って、長男と一緒に家業を継がなければならないわけではありませんし、強要はしてほしくないですね。
⑤義両親の介護
義両親が高齢になると避けては通れないのが介護ですよね。
Eさんは義母に介護が必要になり、パートをやめてお世話をしているそうです。
旦那さんはお仕事が忙しく、朝早くから仕事に行き夜も帰宅が遅く、帰ってきたらすぐに寝る生活なんだとか。
旦那さんには弟と妹がいますが、全く手伝いはしてくれないようで、完全に介護はEさんの仕事となってしまっているのです。
もちろん覚悟はしていましたが、いざ介護が始まると苦労も多くしんどくなります。
子供はもう大きいのでほとんど手はかからないようですが、それでも全く面倒を見なくていいわけでもありませんし、それに加えて家事も介護も…。
そんな時に少しでも一緒に手伝ってくれる人がいるだけで負担は軽減されるのに、誰も手伝ってもらえないのでは休むこともできないし疲れてしまいますよね。
長男の嫁をやめたい!と思った時のおすすめ対処法
旦那さんときちんと話し合う
すごく根本的なお話ですが、きちんと旦那さんに自分の気持ちを伝えてみましょう。
うまく伝えられないかもしれないと心配な方は紙に書き出したり、お手紙で伝えてみるのもいいですよ。
- どんなことを言われた、されたなど起こったことを具体的に
- どうして嫌だと思ったのか
- これからどうしたいのか
上記の点を意識して書き出してみましょう!
もちろん伝えたからと言ってすぐに環境を変えるのは大変かもしれませんが、何もしない・話さないよりは事態が好転する可能性があります。
例えば、子供は絶対に男の子を産めと言われた時は、旦那さんには言わずにお嫁さんに言うというパターンが多いため、それを旦那さんに伝えることで実際に言われた事実は変わりませんが、旦那さんはきっと義両親にガツンと言ってくれるでしょう。
そうすれば少しは溜飲が下がりますよね!
旦那さんは起こっている事態に気付いてないことも多いので、きちんと伝えてみましょう。
溜め込むのも良くないですし、旦那さんに話を聞いてもらって2人で改善策を見つけられるといいですね。
考え方を変える
これは自分を変えろ!というわけではなく、「少しポジティブに考えてみよう」ということです。
例えば、義実家の親戚の集まりで台所仕事をさせられ、休む暇もない場合は「これは義両親に自分を売り込むチャンスだ」と考えるのです。
親戚の集まりをしたり、自分たちの面倒を長男の嫁に見させる義両親は少し考え方が古い場合が多いので、踏ん張りどころと考えて頑張ることで長男には遺産を多めに…となる可能性が高いです。
少し失礼な考え方かもしれませんが、そのくらいの希望を持たないと頑張れませんよね!
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
長男の嫁をやめたくなるほどの悩み
- 義両親との同居強要
- 盆暮れ正月など長期休暇に義実家訪問、手伝い
- 孫は絶対男の子を産め!
- 家業は継がなければならない?
- 義両親の介護
悩みの解決方法
- 旦那さんときちんと話し合う
- 物事を少しだけポジティブに捉えてみる