- 「しっかり生活費も支払っているのに、マスオさん状態だと肩身がせまくて家に帰りたくない」
- 「なにをするにも妻の親が口をだしてきてつらい…」
- 「マスオさん状態で離婚を考えているけれど、離婚率が高いって本当?」
この記事を読んでくださっているあなたも、このように思ったことはありませんか?
私の友人にもマスオさん状態で妻の親と同居している人がいますが、とにかく妻の親に気をつかうので「家に帰りたくない…」とよくなげいています。
日々仕事や人間関係で疲れているのに、家に帰ってきてからも気をつかうのは本当につらいですよね。
妻にマスオさん状態のつらさを伝えても、まともに理解してくれようとしない…。
そんなことが続けば、離婚を考えてしまうのも仕方ありません。
そこで今回は以下の5つのポイントを、実際に実践した方の体験談を交えて解説していきます。
- マスオさん状態だと離婚率は高まる?
- マスオさん状態でつらい・帰りたくない!となる理由は?
- マスオさん状態の辛さを妻にどのように理解してもらう?
- マスオさん状態の辛い立場をどうやって理解してもらう?
- マスオさん状態へのストレス解消法3選
記事に書いてあることを実践すれば、マスオさん状態のつらい立場を理解してくれない家族から悩まされることもなくなります。
それではさっそく解説していきますね。
マスオさん状態だと離婚率は高まる?
マスオさん状態とは?
夫が妻の実家に、婿入りという形をとらず同居する状態のことをいいます。
漫画【サザエさん】の中でマスオさんは、サザエさんの実家でサザエさんの両親、弟妹と同居していますよね。
マスオさんの苗字は「フグ田」、サザエさんの両親、弟妹は「磯野」。婿入りしていない状態でサザエさんの実家に同居していることがわかります。
このようなマスオさんの状況から由来して、夫が婿入りせず妻の実家に同居することを “マスオさん状態” というようになりました。
マスオさん状態だと離婚率はなぜ高まる?実際に離婚率は高い?
マスオさん状態の人は、実際の離婚率も高いです。
離婚率の高い理由は「我慢の限界」を超えてしまう人が多いから。
毎月家にしっかり生活費を支払っていても家は妻の両親のもの、どうしても一緒に住まわせてもらっているという意識が働いて、精神的につらいという気持ちが根本にあります。
それに加えて、妻や妻の親との不仲などの問題が積み重なり我慢の限界を超えてしまいます。
日頃からの不満が積もりに積もり、我慢ができなくなることで離婚率が高まり、実際の離婚率も高いのです。
マスオさん状態でつらい・帰りたくない!となる理由は?
マスオさん状態の人が「つらい・帰りたくない! 」となる理由を5つ紹介していきます。
休日にゆっくりやすめない
せっかくの休日ですが、義兄一家が遊びにくるのでゆっくりやすむことができません。
妻の実家に同居しているので仕方ないのかもしれませんが、休日や祝日には必ずといっていいほど近くに住んでいる義兄一家が遊びにきます。
日頃から妻の親にも気をつかっているのに、休日は義兄一家にも気をつかうので気疲れしてしまいます。
せめて頻度を減らしてほしいのですが、マスオさん状態という立場で同居しているので、はっきりいうことができません。
仕事も同居も頑張っているので、休日くらいゆっくりやすみたいです。
義母の料理が苦手でつらい
義母の料理が苦手で毎日のご飯がつらいです。
毎回といっていいほど甘辛い味付けの煮物や魚がメインででてきますが、自分は煮物も魚も少し苦手。
せっかく作ってくれたものを食べないわけにはいかないので食べるのですが、正直あまり美味しくありません。
おかわりを勧められることも多いのですが、毎回どうやって断ろうか気をつかいます。
料理は好きなので自分で作ってもよいのですが、専業主婦の義母に伝えて関係が悪化してしまうのが怖く、いいだせずにいます。
作ってもらっておいて文句をいうなといわれそうですが、毎日の食事が苦手なものばかりなのはつらいです。
家に帰りたくありません…。
外出しづらい
平日の仕事がおわったあとや休日に、自由に外出しづらいのがつらいです。
嫁や子供だけで生活しているのならば、「ちょっとコンビニに…」と気軽に出かけることができますが、 妻の親と同居しているため、妻や義母から「どこに行くの?」「何時に帰るの?」などと毎回聞かれてうんざりしています。
マスオさん状態という立場もあって余計に “どこに行くのか” 気になってしまうのかもしれませんが、毎回聞かれると行動を監視されているようで外出しづらくなってしまいました。
コンビニくらい気軽に行かせてほしいです。
夫婦喧嘩をすると妻の親が妻の味方をする
妻と喧嘩をすると、妻の親が妻の味方をして、自分の味方をしてくれる人がいません。
とくに義母はどんなときも妻の味方なので、妻と義母の二人で責めてくるのがつらいです。
実の親子、しかも女性二人が妻という同じ立場ということもあって、自分がなにをいっても二人がかりで言い返されてしまいます。
あきらかに悪いのが妻のときも責められるのは私なので、喧嘩中はとくに家に帰りたくないです。
妻が自分(夫)の親になにもしない
妻が私の両親に対してなにもしてくれません。
普段から私の実家になにかしてあげようとはしていませんでしたが、なにかあったときは手助けしてくれるだろうと思っていました。
しかし私の母が心筋梗塞で倒れたときも妻は「私も病院に行ったほうがいいの?」と聞いてくる始末…。
夫である私が日頃から妻の家族を支えているのに、遠くに暮らす夫の母が生死に関わる状態のときでさえそんな言葉しか出てこない妻に心底がっかりしました。
自分の親に親孝行できない今の状況が本当につらいです。
マスオさん状態の辛さを妻にどのように理解してもらう?
妻に対して伝えるべきことは?
妻につらさをわかってもらうためには今の状況が “夫婦の危機” であることをしっかり自覚してもらうことが重要です。
夫にとってマスオさん状態がどれだけつらいものでも、妻にとっては居心地がよい自分の実家であるためこの状況に甘えているところがあります。
しっかり夫婦の問題に向きあってもらうためにも、今の状況は夫にとって我慢の限界であり、改善されなければ離婚もあり得ると妻に危機感をもたせなければいけません。
伝え方の例
- 家族に気をつかいながら日々頑張ってきたけど、正直限界である。この状態が続くなら一度実家に帰らせてほしい
- 家でゆっくりできないのが本当につらい。このままなら一度別居したい
- ストレスで夜眠れない、このままなら眠れないなら心療内科に行こうと思う
ただ “つらい“ ということをうったえるのではなく、“つらい+改善されないと行動にでる” ということを伝えるのがポイント。
妻に “夫婦の危機” であることをしっかりと自覚させましょう。
どのように改善を促していく?
妻につらさや夫婦の危機であることを理解してもらったら、改善してほしいことを明確に伝えて改善を促していきます。
改善してほしいことの例
- 家族ともめたときは、自分(夫)の味方になるようにしてほしい
- 夫婦喧嘩や夫婦の問題は、義両親を介入させず二人で解決してほしい
- 時々は外出したい。制限しないでほしい
ここで注意してほしいのが、改善してほしいことは1~3個くらいにしておくこと。
せっかく妻が改善しようという気持ちになっているときに、改善してほしいことをたくさん伝えてしまうと気持ちが萎えてしまう可能性があるからです。
まずはとくに改善してほしいことだけを伝えて、改善を促していきましょう。
マスオさん状態の辛い立場をどうやって理解してもらう?
マスオさん状態がどれだけ辛い立場なのか理解してもらうためにもここでは、つらさを理解してもらう伝え方、改善の促し方を解説していきます。
家族に対して伝えるべきことは?
マスオさん状態の辛さを理解してもらうためにも、家族みんなで話し合う機会をつくりましょう。
話し合いのときには “マスオさん状態での同居している今の状況がとてもつらいので態度をあらためてほしい” ということをあなたの口から直接伝えていきます。
ここで注意してほしいポイントは
- 妻と一緒に計画して話し合いの機会を作る
- 話し合いのときには妻に補助してもらう (親が口をだそうとしてきたら妻にとめてもらうなど)
- 相手(妻の家族)が悪いような言い方をしない
伝え方の例
- 同居させてもらっていることには感謝しているが、自分へのあつかいが年々悪化しているので改善してほしい
- 同居させてもらっているけれど、生活費はきちんと支払っている。仕事も頑張っているので少し自由な時間がほしい
注意してほしいポイントをふまえながら、自分のつらさを家族に伝えていきましょう。
どのように改善を促していく?
“状況が改善されなかった場合は行動にでる” ということを伝えておきましょう。
マスオさん状態ということもあって、妻と同様に妻の親にも危機感がない場合が多いです。
「このままだと娘夫婦が家を出ていくかもしれない」という危機感をもってもらうことが大切。
妻の親には「まったく改善されず、以前の状態のままなら同居を解消させてほしい」ということを必ず伝えておいてください。
もちろん行動にでるためにも、準備をしておくことも忘れてはいけません。
- 資金面で不安があるなら実親に相談しておく
- 新しく住む場所のめぼしをつけておく
口だけにならないよう、もしものときのための準備はしっかりしておきましょう。
行動することは難しいことかもしれませんが、改善してほしい意思をしっかり伝えてもなおらない場合は、行動をおこさないと状況は変わりません。
自分自身のためにも別居を視野にいれて行動していきましょう。
マスオさん状態へのストレス解消法3選
マスオさん状態ということもあって、家にいてもなかなかストレス解消にならないですよね。
ここでは “外出時のストレス解消法” をご紹介していきたいと思います。
どんな状態の人によりおすすめなのかも一緒に載せてありますので、参考にしてみてくださいね。
元気だけど気分がもやもやする人【ジムにかよう】
元気はあるけど気分がもやもやするという人は、ジムにかようのがおすすめ。
ジムなら定期的にかようことになるので家をでる口実にもなりますし、天候を気にせず運動することができますよね。
運動することによって筋肉中にあるセロトニンとよばれるホルモンの分泌が増えます。
セロトニンとは、脳の働きを活発にして、精神の安定、安心感、平常心をたもつ働きをしてくれるホルモンの一種で「幸せホルモン」ともよばれているのです。
セロトニンを増やすには、ジョギングなどのリズム運動が効果的なので、ランニングマシーンやエアロバイクなどを活用して運動するのがおすすめ。
かっこいいトレーニングウェアもたくさんあります。
心機一転、新しいトレーニングウェアでジムにかよってみるのもいいですね!
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定期的にジムにかよい、汗を流して気分も体もスッキリさせましょう。
体と心が疲れきっている人【マッサージにいく】
とにかく疲れている人は、マッサージにいって疲れをとりましょう。
マッサージは肉体的な疲労の改善だけではなく、精神的ストレスの緩和にも効果があります。
ストレスがあると増えてしまうコルチゾールという副腎皮質ホルモンが、マッサージによって減ることが科学的に証明されているからです。
さらにマッサージでリラックスすると、副交感神経という身体を休める神経が活発になります。
副交感神経が活発になることでイライラや不安が和らぎ、夜もぐっすり眠れるようになるのです。
体と心が疲れきっているときは、マッサージで全身をリフレッシュさせましょう。
疲れがとれず、気持ちにゆとりがない人【温泉にはいる】
疲れがとれないと気持ちにもゆとりがなくなります。
そんなときは、温泉にゆっくりつかるのがおすすめです。
温泉にはいることで筋肉がほぐれて温熱効果で血行も促進されます。
新陳代謝もよくなり、体内にたまっている老廃物も排出されやすくなるのです。
温泉にはストレスを緩和させる効果もあり、家庭のお風呂より温泉のほうが出浴後のリラックス感が高まることがわかっています。
ここでポイントになるのはお湯の温度。
疲労回復にはぬるめの湯に20~30分ゆっくりつかるのが効果的。
疲れがとれず気持ちにもゆとりがない人は、温泉にゆっくりつかって日頃のストレスを発散させましょう。
まとめ
ここでわかりやすく要点をまとめてみました。
マスオさん状態だと離婚率は高まる?
- 離婚率は高まり、実際の離婚率も高い
マスオさん状態でつらい・帰りたくない!となる理由は?
- 休日にゆっくりやすめない
- 義母の料理が苦手でつらい
- 外出しづらい
- 夫婦喧嘩をすると妻の親が妻の味方をする
- 妻が自分(夫)の親になにもしない
マスオさん状態の辛さを妻にどのように理解してもらう?
- 今の状況が“夫婦の危機”であることをしっかり自覚させる
- 最初に改善してほしいことを伝えるときは1~3個くらいにしておく
マスオさん状態の辛い立場をどうやって理解してもらう?
- みんなで話し合う機会をつくり自分の口から直接「つらいこと、改善してほしいこと」を伝える
- 「状況が改善されなかった場合は行動にでる」ということを伝えて、別居も視野にいれる
マスオさん状態へのストレス解消法3選
- ジムにかよう
- マッサージにいく
- 温泉にはいる
今回ご紹介した記事を参考に、つらい立場をしっかり理解してもらい、お互いによりよい関係を築いていきましょう。
マスオさん状態に気疲れしてしまい「誰かに話をして気持ちをスッキリさせたい!」と思うとき、ありますよね。
しかしマスオさん状態という立場上、気持ちを理解してくれる人がまわりにいないことが多いはずです。
「悩みや辛さを共感してくれる人がいない…」そう思ったときは、こちらのサイトで悩みを聞いてもらうのをおすすめします。
どんな話でも親身になって聞いてくれます。
最初の25分は無料なので、まずは無料で相談してみましょう。
25分という短い時間であっても、悩みを聞いてもらうことで心が軽くなりますよ。
“マスオさん状態” ということでサザエさんにでてくるマスオさんみたいに、みんなで和気あいあいと生活できているというイメージがありますが、現実は漫画のようにうまくはいきません。
なかなか理解してもらうことができないことでイライラがつのり、いってはいけない言葉や間違った行動をしてしまい、とりかえしのつかない事態になってしまうこともあります。
そうならないために、このようなサイトを利用しながらでも自分自身を冷静にさせることが大切です。
冷静さをたもちながら、しっかりと判断し行動していってくださいね。
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