子供がいくつになっても子離れできない親っていますよね。私も親なので、我が子はいつくつになっても可愛いという気持ちはわかります。
しかし、子供が大学生の歳になっても干渉し続ける親はちょっと嫌ですよね…。
- 「何時に帰って来るの?」
- 「どこにいるの?」
- 「そんな子と遊ぶのやめなさい」など
こんな対応小学生まででしょ、と思うことを大学生になってまで口出ししてくる親だっています。
何かと口出しされると本当に「ウザイなあ」と思ってしまいますよね。
ということで今回は
- 子離れできない親の特徴
- 子離れできない親の心理
- 大学生になる子供に干渉する親の対処法
- 親を安心させる大学生の行動、言動
これらについて解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
子離れできない親の特徴は?
なんでも把握したがる
とにかくなんでも聞いてくる親です。
子供の生活全てに口出ししたいタイプで、子供が反抗すると「こんなに助けてあげてるのに!」と怒ってくることもあります。
「どこにいるの?」「なにしてるの?」など、小学生にするような対応を大人になってもし続けます。
子供を思い通りに行動させようとする
全て自分の思い通りにならないと気に入らない、という親です。
「〇〇しなさい」「〇〇くんと遊ぶのはやめなさい」など、進路や友達付き合いに口を出してくることが多いです。
子供のことをコントロールしようとして自由を奪い、すべて親の許可を得るようにして勝手なことをすれば怒る…ということをしてきます。
何歳になっても過保護
子供が小さい時は、危ないことがあってはいけないと危険を避ける気持ちはわかりますが、それが大人になっても続くケースです。
まだ怒っていないことを心配して「なにかあっては大変だ」と様々な危険を避けようとします。
実際何かが起きた場合も、子供に解決させるのではなく、親が子供を守ろうと行動してしまいます。
子供への期待が大きい
自分が叶えられなかった夢を子供に押し付けるなど、子供に過度な期待をするタイプの親です。
自分が大学受験に失敗した親が「子供は〇〇大学に行かせたい!」など子供の意見を尊重するのではなく、自分の期待を一身に背負わせます。
常に自分が正しいと思っている
コントロールしてくる親と少し似ていますが、自分が言っていることが正しいと言って、子供の意見を一切聞かないタイプの親です。
自分が正しいと思っているので、子供にもそれを強制してきます。
子離れできない親の心理は?
なぜ子離れできないの?
理由は人それぞれですが、多くある原因としては
- 子供以外に興味を持てるものがない
- 夫婦仲が良くない
- 親しい友人がいない など
子供以外に興味がなく、夫婦仲も良くない、親しい友人もいないとなると、必然と子供のことばかりに集中してしまいますよね。
子供のことはどう考えてる?
子供のことはとても大切に思っていることが多いです。
しかし、それが子供を苦しめたり、子供の選択肢を狭めているとは気付いていないことが多いでしょう。
過干渉と子離れできないの違いは?
子離れできない親の仲に過干渉のタイプがいる、ということです。
過干渉も子離れできていない親の特徴のひとつですね。
大学生になる子に干渉するい親への対処法は?
大学生になる子供に子離れできない親への対処法は?
1番簡単な方法が、距離を置くことです。
近い距離でいると「やっぱり私がいないとダメなんだ」と感じる親がいます。大学生なら一人暮らしをして物理的に距離をとるのもおすすめです。
また連絡も必要なときはするようにして、頻度を減らすことで過干渉からも逃れることができます。
また別の方法としては、親に趣味を見つけてもらうことも得策でしょう。
子供以外のことに興味が出てくれば、必然と趣味のことを考える時間もできるので、子供のことばかりに集中することは減るはずです。
どのように親に伝える?
親に伝える場合はハッキリと「心配してくれるのはありがたいけど、子離れしてほしい。干渉しないでくれ。」と伝えましょう。
ハッキリ伝えないと「やっぱり私がサポートしてあげないと!」と変わらず接してくる親が多いです。
感情的にならず、冷静にハッキリとやめてほしいと伝えることで、親も落ち着いて話を聞いてくれるでしょう。
親を安心させる大学生の行動・言動は?
安心させるという意味では、ただ単に距離を取るのではなく、きちんと話し合うことが大切です。
距離を取って連絡を減らすのは根本的な解決にはなりませんが、親ときちんと話し合ってお互いの妥協点を見つけると良い方向に行くことが多いです。
もちろん派手な遊びやギャンブルなど、心配させる行動はしないようにしましょう。夜中に遊びに行って朝帰りなど、心配しない親はいません。
友人と遅くまで居酒屋で飲む程度は普段から許してもらう、夜通し遊ぶのは月に〇日だけ!など、自分もここは譲れない!ということも話して、妥協点を見つけられると良いですね。
いつまでも子供に見られるのが嫌というなら、まずは感情的にならずに冷静に親と話し合って、大人な対応ができるようにしましょう!
そしてきちんと約束したことは守る、そうすることで親も安心してくれるでしょう。
こちらのYouTubeでは子離れできない、過干渉タイプの親との接し方について話してくれています。
具体的な接し方について7:20~ 話してくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。
何歳になっても子離れできない親はいる
対処法や安心させる方法など書いてきましたが、何をしてもいくつになっても子離れできない親はいます。
実際子供が30代になってもいつまでも子供扱いして、一人暮らしさせないようになにかと妨害したり、ずっとベタベタと構い続ける親がいるのも事実です。
親としてはとても子供を大切にしている気持ちが大きいだけなのですが、大切に思うあまり自分の気持ち・考え・心配などを押し付けてしまうのです。
大切に思っているからしていることが、まさか子供の選択を狭めているだなんて考えもしないのでしょう。
もちろん度が過ぎている場合もあるでしょうし、子供からしたらとても迷惑なことだとは思いますが、親の気持ちを少しだけ考えてあげると妥協できるところも出てくるかもしれません。
まとめ
ここまで子離れできない親の特徴や対処法、安心させる方法など書いてきましたが、最後にまとめておきましょう。
子離れできない親の特徴
- なんでも把握したがる
- 子供を思い通りに行動させようとする
- 何歳になっても過保護
- 子供への期待が大きい
- 自分が常に正しいと思っている
子離れできない親の心理
夫婦仲が良くなかったり親しい友人がいないなど、子供以外に興味や趣味がなく、子供だけに集中してしまう人が子離れできない親になりやすい。
子供のことを大切に思うあまり、色々と行動を制限させてしまうが、親はそれに気付いていない。
大学生になる子供に干渉する親の対処法
- 一人暮らしをして物理的に距離を置く
- 連絡の頻度を減らして最低限にする
- 親に趣味を見つけてもらう
- ハッキリと迷惑だと伝える
親を安心させる大学生の行動・言動
- きちんと話し合い、お互いの妥協点を見つける
- 心配させる行動をしない(夜遊びなど)
- 感情的にならず、冷静に親と話し合う
親という生き物は、いくつになってもどうしても子供を心配してしまいます。
私も結婚して既に子供もいますが、私の親はいくつになっても心配なんだよ、と言っています。しかし、その心配も度が過ぎると本当にウザったいですよね。
実の親子と言えど、お互いにお互いを思いあって言葉を掛け合い、良い距離感で接していきたいものです。
ぜひ参考にして、これからの親との関わり方を見直してみてくださいね!