「お金を貸してほしい」と言われると「そんなに生活が苦しいのか…」と心配になります。
しかし、頻繁に借金の依頼があると心配と同時に
- 「いったい何にお金をつかっている?」
- 「無駄遣いをしているのでは…」
- 「もしかしてギャンブルをやっているのか?」
など、親のお金の使い方に疑問が出てもおかしくありません。
子供にお金を借りるとき親はどのように思っているのでしょうか?
また、なぜお金を借りなければいけないのでしょうか?
この記事では
- 子供にお金を借りる親の心理や背景
- 子供に借金を依頼してくる親に全額貸すべきか
- お金を借りにくる親は病気 なのか
- 老後資金はいくら必要か
- お金がない親の面倒はどこまで行えばいいのか
- お金について困ったらファイナンシャルプランナーに相談するメリット・デメリット
- 良いファイナンシャルプランナーの判断のしかた
についてお伝えします。
子供にお金を借りる親の心理や背景は?
子供にお金を借りる親の心理は?
「子供からお金を借りる親」はどのような気持ちで借金のお願いして来るのでしょうか?
生活が苦しく子供からお金を借りることに対し、とても申し訳なく思い親としてのプライドが傷ついている人もいます。
その一方、「親子なんだからあたり前」「生活をする上で協力をするのは当然」と考えている人もいます。
このように考えている親は子供たちの中でも「この子なら貸してくれるだろう」と、子供の性格をみて借金の申し込みをお願いしてくる場合が多いです。
お金を借りることになった背景は?
年金が少なく働いても収入が低い
定年をむかえ年金生活になると収入が減少します。
主な生活費は
- 夫婦ふたりの年金
- 今まで蓄えた老後資金
- 退職金
定年後も仕事をしている人でも、以前と同じくらいの収入を得る人は多くはないと思います。
生活レベルを下げることができない
若い頃から趣味が旅行に外食。
車を頻繁に買い替え、新しく出た家電が欲しくなる。
このような生活をしてきた人は定年になり、収入が減るとわかっていてもこれまでの生活を変えることはなかなかできません。
医療費がかかる
年齢をかさねるにつれ、病気は避けられないものです。
体の動きも悪くなりケガの心配も増えてしまいます。
長期の通院治療や入院治療になればかなりの医療費がかかります。
子供に借金を依頼してくる親に全額貸すべき?
親から「お金を貸してほしい」と言われたら、すぐにお金を貸したり、断ったりする前に「お金を借りる理由」を聞いてください。
お金を借りるには、それなりの理由があるはずです。
「趣味やギャンブルにお金をつかう」と言われ貸すのがイヤなら断ることができます。
「生活に困っている」と言われたら、「親の暮らしぶり」「日常のお金の使い方」を聞き、それから「全額貸す」もしくは「充分と思われる額を貸す」のか決めても遅くはありません。
親から借金の依頼があったら、「なぜお金がないのか」「どういう生活をしているのか」などよく話し合ってください。
親が安心して暮らしていくために、家計の見直しをする良い機会かもしれません。
お金を借りにくる親は病気?
「ギャンブルにお金を使っている」「買い物ばかりしている」 このような理由でお金がない場合、心のケアが必要になるかもしれません。
ギャンブルや買い物が原因で子供にお金を借りにくる。
もしかするとカードローンや、消費者金融に限度額いっぱいの借り入れがあるかもしれません。
これ以上は借りられないので、子供に借金のお願いをした可能性もあります。
ギャンブルや買い物で散財している親にお金を貸しても、使ってしまえばまたお金を借りにきます。
「ギャンブルなんてすぐにやめることができるでしょう?」と思うかもしれません。
しかし、ギャンブルにはまり込んでいる人にとってはギャンブルが生活の一部になっています。
20年ほど前の話ですが、私の同僚にパチンコにはまり込んでいる人がいました。
仕事帰りにパチンコを打つのが日課。
休日は朝から晩までパチンコを打っていました。
「そんなに面白いの?」と同僚に聞くと、「面白いというか普通」「負ければ悔しいけど、打っていれば勝つ」「勝ち負けよりデジタルが回っていると落ち着く」「行かない日は落ち着かない」「前日に自分が打っていたパチンコ台が、次の日に他人が大当たりをしていたらと考えるとイライラする」と言っていました。
その同僚は消費者金融からお金も借りていましたし、消費者金融からお金を借りることに抵抗がないようにみえました。
「そこまでしてパチンコをするのか」「生活<パチンコなのかな?」と驚いた記憶があります。
ギャンブルや買い物にはまり込んでしまった理由は、悩みやストレス、淋しさなどが原因なのかもしれません。
これからの生活のためにも心療内科に受診して、親の心のケアをするのが最も良いと思われます。
お金がない親の老後が心配!老後資金はいくら必要?
仮に65歳で定年退職したとします。
日本人の平均寿命約84歳として、死ぬまでの19年間にかかると思われる金額は「老後の必要最低生活費」が5038万8000円。
「ゆとりのある老後生活費」になると8230万8000円ほどかかります。
必要最低生活費が5000万円かかると知り私は驚きました。
ゆとりがある生活費となると3000万円がプラスされます。
どうしてこの金額が出たのか、これから詳しく説明します。
平均寿命については、
厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると男性の平均寿命が81.41歳。女性の平均寿命が87.43歳。男女合わせた平均寿命が84.43歳になります。
である一方で、生活費は
公益財団法人 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、「老後の必要最低生活費」が22万1000円/月。
「老後のゆとりのための上乗せ額」が14万円。内容は「旅行やレジャー」「趣味・教養」「日常生活費の充実」などにかかるお金です。
「ゆとりのある老後生活費」となると上述の14万円がプラスされ36万1000円/月になりました。
出典:公益財団法人 生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」
老後に必要な金額を知り、これからのお金の使い方や備え方をしっかりと考えなければいけないと思いました。
それと同時に今までのお金の使い方…「甘い将来設計」「車や過度の飲食」その他「散財」してきたことをとても後悔しました…。
私と同じように8230万8000円という金額をみて将来に不安を感じた方は、これからの「お金の使い方」「家計」「老後資金の計画」を見直してはいかかでしょうか。
お金がない親の面倒はどこまで行う?
子供に借金のお願いをするほどお金に困っている親の面倒は何をすればいいのか。
具体案を5つご紹介します。
親の生活状態と家計を把握する
親の援助をする前に「どのような生活をしているか」「何にお金を使っているか」を把握しましょう。
話しを聞くと「いらない保険に入っていた」「週に2~3回は外食している」「必要のないモノを頻繁に買っている」「趣味やギャンブルにお金をつぎ込んでいる」など、散財している可能性があります。
親の体力に合った仕事をしてもらう
親が健康で元気だけど働いていないのでしたら、自分の体力に合った仕事をしてもらいましょう。
できる範囲で生活費を稼いでもらい、それでも生活が苦しいようでしたら仕送りなど必要になるかもしれません。
家計を見直し収入を得ても改善できないなら仕送りをする
「散財していない」「収入を得ている」それでも生活が苦しいようでしたら 仕送りを考えた方がいいかもしれません。
親を呼び寄せ「同居」か「近くに住まわせる」
親を呼び寄せ「同居」か「近くに住まわせる」と金銭面だけでなく、何かと手助けをすることができます。
また、 自分たちに困ったことがあったら助けてもらうこともできます。
親と「同居」か「近くに引っ越す」
自分たちが親の家で「同居」または「近くに引っ越す」と言う考えもあります。
「親を呼び寄せる」と同じく 金銭面のだけではなく、 いろいろと援助できます。
また、こちらも子供の面倒など助けてもらうことができます。
しかし「同居」「親を呼び寄せる」「引っ越す」となると、とてつもない時間と労力がかかります。
その前に「親の無駄遣いの原因となるものをやめさせる」「親の家計を見直す」ことが、「親の面倒をみる第一歩」ではないでしょうか。
お金に困ったらファイナンシャルプランナーに相談がおすすめ
メリット
周りの人に知られずお金の相談ができる
「私の周りにお金のことを相談できる人がいない…」「家計やお金の使い方で悩んでいると知られたくない…」他人に知られずにお金の相談をしたい方にファイナンシャルプランナー(FP)は心強い存在になります。
お金の専門家ですし、相談者の情報を話してはいけない守秘義務もあるので他人に知られる心配はありません。
家計の問題点の指摘や見直しをしてもらえる
自分ではわからない「家計の問題点の指摘」「不要な経費の削減」「自分に合った保険を提案」など、FPの知識と経験で客観的に指摘、解決策をアドバイスしてくれます。
悩みや問題に合った専門家を紹介してもらえる
FPは「法律」「税」「保険」などアドバイスはできても具体的な業務を行うことはできません。
しかし、「弁護士」「税理士」「保険会社」など、その分野の専門家とネットワークがあります。FPが相談者の悩みに応じた専門家を紹介してくれます。
原因がハッキリしないお金の不安を解消または軽減できる
原因がわからない問題は自分が思っている以上にストレスがかかっています。
それがお金の問題ならなおさらです。
FPに相談することで「お金の問題の解決策」や「対応のしかた」がわかり不安が解消または軽減することができます。
ファイナンシャルプランナーにお金の相談をすることで気持ちにゆとりができる
お金の問題に対する不安が解消、軽減されることで気持ちにゆとりができます。
気持ちにゆとりができることで、明るい将来設計をする考え方ができるようになります。
デメリット
相談料が必要になる場合がある
日本FP協会 東京支部のサイトより1時間あたりの相談料の目安です。
- 5000円未満が25%
- 5000円~1万未満が41%
- 1万円~2万円未満が28%
- 2万円以上が2%
出典:日本FP協会 東京支部
FPへの相談料は5000円~1万円未満の相談料がかかる場合が多いです。
自分に合わないファイナンシャルプランナーに当たる場合がある
FPとして優秀な人でも、自分と合わない場合があります。
例えば、声の大きいハキハキと話すFPが担当になったとします。
しかし、あなたが「声の大きい人は威圧感があり怖い…」と感じたら、相談しづらいですね。
担当のFPに苦手意識があっては、しっかりとお金の相談することはできません。
「どうしても自分と合わないな…」と感じたら、担当を変えてもらってください。
良いファイナンシャルプランナー・悪いファイナンシャルプランナーの違いは?
「良いファイナンシャルプランナー(FP)の悪いFPの違いはあるの?」と考えていませんか?
これから良いFP、悪いFP。また、信頼できるFPを見極めるポイントを紹介します。
ファイナンシャルプランナーの資格を持っている
FPは資格がなくても仕事ができますが、やはりFPの資格を取得している人が安心できます。
FPの資格があるということは、FPという仕事について学び知識を身にいつけていることになります。
中立性がある
企業専属のFPは自社商品を提案してきます。
これは仕方のないことですが、中立性のあるFPは一つの商品だけではありません。
数多くある商品の中から相談者の悩みや解決策に沿った商品を提案してくれます。
良いFPは相談者の立場に立ち、内容を見て、話を聞き、解決策を提案してくれます。
悪いFPは相談者の立場に立った提案より、自社に都合の良い提案をすることがあります。
このような相談者の立場に立たないFPは良いFPとは言えません。
信頼できる良いファイナンシャルプランナーは、
- 「相談者に立場に立って考える」
- 「よく話しを聞いてくれる」
- 「相談者の問題に合った提案をしてくれる」
といった人が信頼できる最良のファイナンシャルプランナーといえます。
間違いないファイナンシャルプランナーと出会うなら「みんなの生命保険アドバイザー」一択
生活していく中で、心配事のトップ3に入るのがお金の心配だと思います。
もし生活費や老後のお金の心配が解消されたらどのような生活を送れるでしょうか?
- 毎月、通帳の残高を心配しなくてもいい
- 万が一体調をくずしても安心して病院に行ける
- お金がない生活という不安から開放される
この3つだけでも将来の安心を感じることができると思います。
お金の悩みから開放されると、実際にはもっとメリットがあります。
お金の悩み、老後資金の心配を解決するにはファイナンシャルプランナーに相談をすることが間違いのない解決策です。
相談者に寄り添い、お金や老後資金の心配や悩みの解決策を提案してくれるファイナンシャルプランナーに出会うにはどうすればいいか。
相談者の立場に立って考えるファイナンシャルプランナーに出会えるサイトが「みんなの生命保険アドバイザー」です!
「みんなの生命保険アドバイザー」は業歴10年、相談実績40万件以上の実績があります。
「みんなの生命保険アドバイザー」は
「みんなの生命保険アドバイザー」は一社の保険商品だけではなく、数多くある保険商品の中から相談者に合った商品を提案してくれます。
それぞれの保険のメリット・デメリットをしっかりと説明してくれますし、相談者がきちんと納得してから保険を選べます。
「無理に勧誘されたらどうしよう…」と不安があると思います。
しかし「みんなの生命保険アドバイザー」では無理な勧誘があった場合「ストップコール制度」というシステムがあり、万が一無理な勧誘があった際は電話をかけるだけで担当者を変えてもらえます。
「ストップコール制度」を利用すれば直接伝えずに担当者を変えてもらえるので、気持ちの負担がなくなります。
みんなの生命保険アドバイザー
そろそろ保険の見直ししようかな(^^)✨
親切丁寧に教えてくれるからオススメ☆https://t.co/ZqjacMU07C— ·̩͙꒰ঌ♡ユン (@himemiya919) July 15, 2018
/
固定費の見直しは
節約に大きく影響する‼️
\今日は保険の見直しを
プロの方に来てもらったよー🙌やっぱり2.3年に一度は見直しが
必要なのを実感😅全く同じ保障なのに
現保険📝年間43,000円
↓
変更後📝年間17,000円この差!!🤔✨🙌
— ひとみん🌸リサーチの鬼👹脱サラママフリーランサー (@hitomi_tweet_) August 20, 2019
ちなみに私はみんなの生命保険アドバイザーというところから申し込みしました☺️🙌
モニターとして申し込んだので、相談するだけでもメリットがありました😘
— ひとみん🌸リサーチの鬼👹脱サラママフリーランサー (@hitomi_tweet_) August 21, 2019
誰かが一人勝ちのビジネスは正直信用できん
お客さまの立場から見ると、保険ライフ、保険マンモス、みんなの生命保険アドバイザーの順で利用しやすい印象です。商売の原則は「三方よし」ですから筆者としては、三者の利害関係をバランスよく設計しているサービスが一番長続きhttps://t.co/XtSDs6ZTun
— 雑魚社長 (@zako_CEO) July 22, 2018
提案してもらった保険を一旦持ち帰って自分で調べてからお願いしてもいいですね。
「みんなの生命保険アドバイザー」相談料が無料なので、実際2~3回相談する方がほとんどだそうです。
「老後のこと」、「お金のこと」が心配でしたら気軽に相談の電話をしてみましょう!
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- お金を貸す前に親の生活状況やお金の使い方を聞く
- 話しを聞きお金を「全額貸す」「充分と思われる額を貸す」「貸さない」を考える
- ギャンブルや買い物にお金をつぎ込む場合は心療内科の受診をすすめる
- 家計の見直しお金の心配はファイナンシャルプランナーに相談がおすすめ
- 良いファイナンシャルプランナーに出会うには「みんなの生命保険アドバイザー」がおすすめ
親が生活に苦しんでいるなら家計を見直すことからはじめてください。
ギャンブルや買い物にはまり込み、抜け出せないのなら心療内科に受診することも考えてください。
「お金を借りる理由」がなんであれ、あなたは本当に親を心配して「親の生活をなんとかしよう」と思いこの記事を見つけたのだと思います。
「どうしようか…」と悩み、諦めないでください。
必ず解決できる方法があります。
今回の記事を「親の家計の見直し」「親とあなたの安定した生活」「親とあなたの老後の計画」のお役に立てていただけたら幸いです。
「家計の見直し」「生活の立て直し」「老後資金の計画」は早く準備をはじめることでリスクを大きく減らせることができます。