「自分の親が毒親で精神的につらい」「毒親に復讐をしたい」
と悩まれているのではないでしょうか。
毒親育ちの知人が私にもいますが、親から本来受けられるべき愛情がないというのはすごく苦しいですよね・・・
実家暮らしをしている限り、毎日顔合わせをする必要がありますから早く実家を出て縁を切りたいと考えてしまうものです。
本記事では、毒親育ちの方々のエピソードをご紹介しつつ毒親がどのような末路になったのかをご紹介します。
毒親に悩んでいる方は多くいらっしゃいますので一人で抱え込まないようにしてくださいね。
毒親に復讐をして縁切りをしたエピソード3選!
毒親がしてきたことは一生あなたの心の中に、大きな傷として残ってしまいますよね。
その傷口を少しでも癒すために「毒親に復讐してやりたい」と考えるのではないですか?
私の知人(女性)にも毒親育ちの人がいます。
その知人は、今いる環境から逃げる方法や復讐方法を常に考えていた時期があったみたいです。
では具体的にどのように復讐していたのかについて3つのエピソードをご紹介しますね。
物を売った
「毒親である母は、意見が違えばすぐに私に暴力を振ってくるような最低な親だった。それに加えて、『子供のくせに生意気だ』『今すぐ家から出て行け』と言われる始末。
流石に私も限界が来たから、自分のお金で買ったドライヤーやレンジを売った。
そのほかにも掃除機などの家電類を売却して、一人暮らしをしたなあ。
もちろん何度も電話が来たけど出るわけないよね。」
周りの人に母親が毒親であることを暴露した
「自分の母親が毒親であることを周りに言いふらしていましたね。
まだ学生で自立できなかった私はそれぐらいしか仕返しできる方法が考えつかなかったから…
周りに打ち明けることで、相談に乗ってくれたり心配してくれる人もいたからそれが大きな心の支えになって本当によかった。
社会人になった今は連絡先も消して、信頼できる彼氏と同棲をしているから心身ともにすごく充実してる!」
やられたらやられた分だけやり返す
「毒親の母はご飯もろくに作らないし、基本家でダラダラするだけ。
母親と喋ったこともないくらい私を無視している。
というか無関心だったんだと思う。
今まではご飯は私が家族分の夜ご飯を作ってたんだけど、社会人になってからは母親のご飯を作らなかったり、お父さんとお兄ちゃんとだけで外食に行ったりしてた。
私が思う1番の復讐は同じことを相手にもすることだと思ってるから気持ちはすごくスッキリしていた。」
毒親と確実に縁を切る方法は?
毒親とは1秒でも早く縁を切って新しい生活を始めたいですよね。
縁を切る方法はありますが、親と縁を切る方法は難しい(またはできない)のです・・・
以下2つが親と縁を切る方法です。
①特別養子縁組になる
今の両親との法的な親子関係を解消し養親と実の親子関係を結ぶことができます。
※ただし以下の条件があります
”養子になるお子さんの年齢は、養親となる方が家庭裁判所に審判を請求するときに15歳未満である必要があります。”
引用:厚生労働省「特別養子縁組制度について」
②親子関係不存在確認の訴え
あなたが浮気相手との間に生まれてきた子供であれば法律上親子関係でない事を証明することができます。
要するに、縁を切るには15歳未満で養親と親子関係を結ぶか、あなたが浮気相手との間にできたこどもでない限り縁を切ることがむずかしいのです。
ただ、法律上は縁を切ることはできませんが、事実上縁を切る事は可能ですのでその方法についてご紹介します。
その方法は…
職場を変える、名前を変える、連絡先を変える、引っ越しをする、相続権の破棄、住民票の閲覧制限、接近禁止の仮処分という7つの方法があります。
ただし、社会人になっていない10代後半の方々については上記方法の対応は難しいですよね。
ですので、できるだけ2人きりにならないようにしてください。
それでも心配、怖い場合はだれか信頼できる友人や親戚に思い切って相談してみましょう。
毒親に待ち受ける末路・・
毒親に幸福な結末なんて絶対にありません。
いきなり結論からお話してしまいましたが、それは当然のことですよね。
毒親の多くは自分本位で生きていてそれが原因で子供を道具のように扱ったり、自分のストレスの掃き溜めとして平気で暴言や暴力をしてきたります。
自分の子供一人大事にできない人が、他の人のことを大事にすることはできません。
そのような親は子供だででなく友達からも見放され、自身が病におかされてもだれも見舞いに来てくれず、看病もしてくれず孤独に生活することでしょう。
身の回りの環境は自分自身を映す鏡だと私は考えています。
人の悪口を多くいう人のところには、悪口をよく言う人が集まってきて逆に優しい人のところには、優しい人が集まってきます。
なぜなら、その人の気持ちに共感できるまたは、共感してもらえて気持ちがいいからです。
自分の本性を他人に隠してもいつかはぼろが出てしまい周りから自分を慕ってくれる人はいなくなっていきます。
親に復讐をせずとも、ひとりでに悲惨な結末をむかえることは必至でしょう。
自分が毒親にならないために!
そもそも毒親の定義は?
毒親の明確な定義はありませんが、字の通り子供にとって毒になる親のことを毒親といいます。
もう少し具体的にお話すると、以下の特徴に当てはまる親が毒親にあたるので今一度チェックしてみましょう。
- 子供を執拗に管理する
- 子供を支配する
- 過干渉になる
- 子供に対して無関心
- 子どもに世話を焼かせる
- 暴力を振るう
自分が毒親のようにならないために気をつける、心がけるポイントは?
【今気を付ける事】
①信頼できる友人や彼氏とともに過ごす
親から愛情を受けられなかった分、愛情を求めている人は多いのではないでしょうか。
愛情をもらえる人は親だけではありません。
自分を必要としている環境や、自分を大切にしてくれる環境を自らつかみに行くことで心の負担も軽くできるので10代、20代のうちにあなたが好きな方々と一緒にすごしてみてください。
②自分が熱中できる事をする
毒親から受けきた心の傷はそう簡単に癒えるものではありません。
もしかするとその傷は一生ついてまわる可能性もあります。
一人になる時間が多いほど、何かを考えてしまいます。
私も嫌な事があった時、一人になってしまうと悪い方向ばかりに考えてしまいその不安が大きくなって余計自分を苦しめていたことがあります。
しかし、趣味に没頭できる時間があれば、気持ちや体力の回復、承認欲求、所属欲求、新しい仲間もできます。
そうすることで、心も体もリフレッシュすることができるのでぜひ自分が好きなものと向き合う時間を作ってみてください!
【自分が母親になった時に気を付ける事】
- 頭ごなしに否定しない
- 子供の頑張りを認める
- 自分に非があると分かったら謝る
- 自分がされて嫌な事はしない
これだけは絶対に気をつけてください。
子供は親の道具ではありません。
子供時代は、自分で考え行動する力をつけたり人間形成をする非常に重要な期間です。
子供の幸せが親の幸せと言うように、子供が幸せに暮らせるよう上記4つだけは必ず厳守するようにしてくださいね。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 縁を切る事は法律上できないが、事実上は可能
- 信頼できる友人や彼氏とともに過ごす
- 自分がなにか熱中できる事をする
- 頭ごなしに否定しない
- 子供の頑張りを認める
- 自分に非があると分かったら謝る
- 自分がされて嫌な事はしない