「子供のころにこんなことを言われた」
何気ない一言でも子供のころに言われた言葉は意外と覚えていたりします。
それが小言であればいいのですが、中には子供に言うべきではない言葉の暴力とも取れることを言う親もいます。
私も親として子供にかける言葉にはとても気を付けていますが、何気なく言った一言で傷付いていないか心配になることがあります。
いわゆる「毒親」にはなりたくないですからね。
もしもこれを読んでいるあなたが、今まさに毒親に悩まされているのなら、対処法もご紹介しますので参考にして対処しましょう!
立ち向かうのではなく逃げるが勝ちということもありますよ。
ということで今回は
- 親の言葉の暴力例5選
- 毒親の特徴
- その対処法
こちらをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
親の言葉の暴力例5選!その1
こういった言葉は、その子の存在を否定することになります。
「私はいらない子なんだ」と感じてしまいますよね。
子供が自分の思い通りにならない時や、自分の理想と違った時などに言ってくる場合が多いようです。
自分の思い通りにならないイラつきをぶつけるためや、ストレスのはけ口にするためにこういった言葉を言ってきます。
親の言葉の暴力例5選!その2
こういった言葉は、その子の人格を否定することになります。
自信をなくさせるには十分な言葉と言えるでしょう。
子供が自分の言う事を聞かない時や、言ったことに対して口答えした時などに言ってくる場合が多いようです。
言う事を聞かず口答えされることにムカついて、激昂するためにこういった言葉を言ってきます。
親の言葉の暴力例5選!その3
こういった言葉は、その子の存在を否定することになります。
居場所がないと思わせることで、追い詰めて肩身の狭い思いをさせます。
子供が自分の言う事を聞かない時や、喧嘩した時などに言ってくる場合が多いようです。
良い子にしてほしいのに言う事を聞かないので、無理に言う事を聞かせようとするためにこういった言葉を言ってきます。
親の言葉の暴力例5選!その4
こういった言葉は、親は兄弟のことが好きで私のことは好きじゃないんだと思わせます。
認められていないので自信がなくなってしまいますよね。
兄弟が優秀だからという理由で比べてしまう時などに言ってくる場合が多いようです。
同じように優秀になってほしかったり、劣っているからもっと頑張れという気持ちでこういった言葉を言ってくる場合が多いです。
親の言葉の暴力例5選!その5
こういった言葉は、その子の存在を否定することになります。
自己否定感を強くしてしまいますよね。
子供がいることで親の行動が制限されてしまう時などに言ってくる場合が多いようです。
子供が枷になって行動が制限されると感じ、こういった言葉を言ってきます。
言葉の暴力だけじゃない?毒親の特長は?
毒親の特長とは?
- 自分の考えを押し付ける
- 過干渉
- 過度にダメ出しをする
- 世間体を気にする
- 子育てから逃げようとする などなど
毒親も様々な種類があるためこれらはごく一部ですが、このような特長があります。
言葉の暴力以外に毒親がおこなう仕打ちは?
ネグレクト(育児放棄)
ご飯を与えない、相手をせずほったらかしなど、愛情を感じる行動をしないのも子供にとっては暴力になります。
過干渉
パッと見は子供のことを考えている愛情深い親に見えますが、親の敷いたレールの上を走らせるので、子供の主体性やしたいことを無視することになります。
こちらのYouTubeで毒親の特長やあるあるをテンポ良くご紹介しています。
実際に毒親を持っている方が、自分が感じたことや同じ境遇の方から話を聞いて集めたあるあるをお話しています。
毒親の元に育った子供はどうなる?
言葉の暴力や、毒親に育てられた子供はどうなる?
自分の存在や気持ちを否定されて育つため、自分の良いところがわからなくなり、自己否定感が強くなってしまいます。
自己肯定感が全く持てず、コンプレックスの塊のような人になることが多いです。
大人になってからの影響は?
身近な存在である親に対して不信感を抱くため、他人に対しても不信感を抱いてしまい人間不信に陥ります。
そうなると被害妄想をしたり、人とのコミュニケーションがとれなくなり、社会性も築けなくなってしまいます。
毒親への対処法は?
精神的にも物理的にも距離を取る
同居の場合は生活リズムをずらしたり、自室になるべくいるようにする・1人暮らしをするなど、なるべく関わるタイミングを減らしましょう。
別居の場合は帰省の頻度、連絡を取る頻度を減らしましょう。
独り立ちする
成人している方はまず独り立ちを考えましょう。
自己肯定感がなく育つため「私はダメなんだ」「できるわけない」などと考えてしまい、最初は大変かもしれませんが、絶対に親から離れて独り立ちすることが大事になります。
やってみたらなんとかなるかもしれません。
仕事をしてお給料をもらい、自分が生きていくために必死に取り組みましょう!
自治体の制度を利用する
あなたが18歳未満でしたら児童相談所へ行って相談もできます。
親への確認など、児童相談所が怖いと感じるようなら、まだあまり知られていませんが、子どもシェルターという保護施設があります。
導入されている自治体も限られてはいますが、20歳未満であれば利用ができますので、まずは調べてみて近くにあるようなら出向いて相談してみましょう。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
毒親の特長
- 自分の考えを押し付ける
- 過干渉
- 過度にダメ出しをする
- 世間体を気にする
- 子育てから逃げようとする など
毒親に育てられた子供はどう育つか
- 自己否定感が強くなる
- コンプレックスの塊のような人
- 人間不信 など
対処法
- 精神的にも物理的にも距離をとる
- 独り立ちする
- 自治体の制度を利用する
毒親になりたくてなる親はいないです、本人も気付かぬうちに子供を苦しめる毒親になっているのでしょう。
立ち向かうことも大事かもしれませんが、親の性格を変えるのは難しいため自分が変わったり行動するほうが現実的ですね。
自治体などに助けを求めたり相談することで他人の意見が聞け、自分の立ち位置や親がどの程度の毒親なのかなど、判断する材料にもなりますよね。
なんにしても何かしらの行動を起こさないことには、毒親と離れることも悩みを解決することも出来ません。
最初の1歩、すごく勇気のいることだとは思いますが思い切って踏み出しましょう!