- 高齢になった親と喧嘩が絶えない…
- 親がいる家に帰るときに嫌な気持ちになる…
- 仕事中も思い出してしまってイライラする…
自分が大人になってもさまざまな理由で親と同居する状況はありますよね。
同居していて親と仲良く生活することが出来ていない方はいませんか?
私も親と一緒に住んでいますが、よく喧嘩することがあります。
その気まずい雰囲気のまま夕食を取ったり…なんて日もありました。
しかし親子喧嘩の原因や、対処法を知ることによって少しずつ改善していくことが出来ました。
あなたもこの記事を参考に心構えをしたり行動すれば、親との生活もうまくやっていくことが出来ますよ。
親子喧嘩が大人になるほど激しくなる理由は?
親子喧嘩は子供が大人になるほど激しくなりやすいです。
理由は大きく下記5つがあります。
更年期症状
高齢になるにつれテストステロンが低下し、それよって起きる症状です。
どうしても体がイライラしてしまうものなのです。
記憶力や思考力の低下
何度も同じ話をしたり、「知らない!」と突っぱねたりします。
ひどくなると認知症のような症状になっていきます。
親子だからこそ心理的に距離が近いため、強い言葉で言ってしまう
親子だと適切な距離が取れず、つい感情的になってしまうものです。
強い言葉を言っても大丈夫だと思ってしまい、売り言葉に買い言葉となってしまいがちです。
子供は成長しているのに、親は子供をいつまでも子供だと思っている
親は自分のほうが年齢が高く、経験があるため自分の意見のほうが正しいという思考になりがちです。
高齢者は話したい欲求がある
高齢者は会話する頻度が減り、もっと話したいという欲求を持っていることが多いです。
しかし、うまくポジティブな話ができず、目についたネガティブな指摘はすぐに言ってしまう、ということになってしまいます。
親子喧嘩を本当はしたくない!原因は?
喧嘩なんて別にしたくないですよね。
親子喧嘩になってしまうよくある原因はだいたい小言である場合が多いです。
具体的に原因を考えてみて心構えをしましょう。
例えば下記の3つです。
食事の文句
食事の時に静かな状態でいると、なんだか味が気になってくるようです。
「味付けが薄い・濃い」「もって丁寧に作れ」など、聞き返してもよくわからない抽象的な指摘をしたりします。
約束を守らなかったり、嘘をつく
自分が言ったことを守らなかったり、その場だけ取り繕うようなことを言ってやりすごそうとすることがあります。
小さい悪口
「あんたはこれができないね」のように目についたところを指摘してきます。
家事の細かいところをネチネチ言うことが多いです。
親子喧嘩が激しすぎて警察沙汰になったらどうなる?
大声で言い合ったりした場合、マンションや近隣の家が近いと通報され警察がくることもあります。
殺傷などがなく、ただの口論や少しの取っ組み合いであれば、警察に対ししっかり説明すれば家の玄関での事情聴取で済むことが多いです。
喧嘩の経緯をていねいに、真摯に説明するようにしてください。
しかし、モノの投げ合いなどの喧嘩に発展してケガをしていると逮捕の可能性が出てきます。
特に流血など見えるケガがあると逮捕の可能性が高いです。
警察署に連れていかれることとなりますが、警察の方には真摯に対応してください。
親子喧嘩をなるべくしないためには?
喧嘩のための予防策は「上手くさける」ことが重要です。
3つを実践すれば落ち着いてコミュニケーションができますよ。
心理的、物理的に距離を取る
親子ではなく、知り合いの人と話すイメージで話してみたり、あまり近くにいないようにしてみましょう。
いつも喧嘩の原因になる話は流す
いつもの喧嘩のタネがきたなと思ったら「そうだね」くらいで流してみましょう。
落ち着いたトーンで話し続ける
熱くなると負けじと相手も熱くなります。
常に落ち着いたトーンで話しましょう。
喧嘩で親を傷つけてしまった謝罪はどうする?
喧嘩がヒートアップすると言いたくないことまで言ってしまうこともあります。
そんな時は少し時間をおいて、お互いに落ち着いてから謝りましょう。
どちらかがヒートアップした状態では、また喧嘩が始まってしまうかもしれませんので、しっかり相手のことも考えましょう。
親子の謝罪は気恥ずかしさで謝れなければ、シンプルな謝罪でも大丈夫です。
例文 シンプルな謝り方
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
1.親子喧嘩が大人になるほど激しくなる理由
- 更年期症状でイライラしたり、親子だからこそ強い言葉で言ってしまう
- 親は自分の意見のほうが正しいと思っていたり、ネガティブな指摘をしてしまいやすい
2.親子喧嘩になってしまう原因
- 食事や家事の細かいところをネチネチ言うことが多い
- 約束を守らなかったり、嘘をついて取り繕う
3.警察沙汰になったら?
- ただの口論や少しの取っ組み合いであれば事情聴取で終わることが多い
- 流血などのケガをしていると逮捕の可能性がある
- 警察の方には真摯に対応すること
4.親子喧嘩をなるべくしないためには?
- 「上手くさける」ことが重要
- 距離を取ったり、喧嘩の原因になありそうな話はさける
5.傷つけてしまった謝罪はどうする?
- お互いに落ち着いてから謝る
- 気恥ずかしい場合はシンプルな謝罪
親と一緒に生活するといつも一緒で、喧嘩すると居心地が悪くなってしまいます。
喧嘩するとエネルギーも時間も使ってしまいますし、なにより気分が落ち込みます。
行動を起こさないと変わらないので、この記事を参考にして親子の関係を自分から変えていってください。
きっと親子の仲を深めることが出来ますよ。
また、同居の親との喧嘩がどうしても絶えない場合は、「上手くさける」ために別居を考える選択肢もあります。
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