親と会話が成り立たないのがストレス！どのように対応をすればよい？

自分の親と話をしていて、最初は何気ない会話だったはずなのに、気づいたらけんかになって疲れている、というようなことはありませんか？自分の言葉が大げさに受け取られてしまったり、それによって親から攻撃的な物言いをされてしまったり。

実は年齢を経ることで、自分の親と会話が成り立たないと感じるようになる人は多くいます。そして、会話の不成立がストレスを引き起こす原因になることも多いのです。

この記事では、親との会話が成り立たなくてストレスを感じている方へ、その原因と対応方法をお伝えしていきます。

目次をチェック

親と会話が成り立たないことがストレス！
親と会話が成り立たなくなった原因とは？
会話が成り立たない親の特長や心理は？
親と会話が成り立たないのはどちらに原因がある？
親とスムーズなコミュニケーションを行うには？
まとめ

親と会話が成り立たないことがストレス！

まず、親との会話が成り立っていない中で「こういうところにストレスを感じた」という点をいくつかご紹介します。

態度を豹変させる
話の論点をずらされる
的外れな答えが返ってくる
頭ごなしに否定される
自分の話をそもそも聞いていない、理解していない

毒親と会話が成立しないってやつ
「今日は帰り早かったんだね」ってなんの他意も無い言葉に「帰ってきちゃ悪かったか」とつっかかってくるから当たり屋とかに近いし、そんなんで話し合いが成立するわけがない

— ゆきこ＠長編ホラー投下中 (@kkym_yukiko) May 7, 2021

身近に、会話がままならないニンゲン(毒親の事)が居ると…
「基本的な理念を共有しない人とは…分かり合えない…」って事が理解出来るんですよね…
日常的に会話が成立しない
私の問いかけに対して違う話が返って来る
まるで宇宙人👽と会話してるみたいです😅

— サトミ@動画編集者 (@satomi_rainbow0) September 22, 2020

親と会話が成立しないと健全な家庭の人には理解されないが、ほんとに会話にならない。ワクチン予約ができたか？を尋ねたら父は私を責めウォーキングしろ！と怒鳴り、母は自分がこっちに来て初めてアナグマを見た話を返してくるからね。未だにワクチン接種どうなったか聞けないからね我が家

— みりん (@tanbarin2) June 4, 2021

圧倒的に親と会話が成立しないー
頭ごなしに否定して理解しようともせずに聞き返すのやめて欲しい、そんで意味わかんないって…大して考えた時間があった訳でもないのに理解できないと断定して会話の不成立の原因を100%私に負わせてくんのやめて欲しいな

— @ (@yes_UNO) May 2, 2020

インターネット上においても、会話の内容や状況はさまざまですが、親と会話が成立せずストレスを抱えている方は多いです。自分の親で付き合いを避けるのが困難なだけに、深刻な問題となっていますね。

親と会話が成り立たなくなった原因とは？

親と会話が成立しなくなった原因は、様々考えられます。その中でも多くの人にあてはまるのが、「年を取ったから」です。

まず、親が年を取ったことによって「そもそも人の話を聞かなくなった」「自分に都合のいいところだけを聞く」ようになることはよくあります。あるいは、昔からその傾向はあったのに、あなた自身がまだ子どもだったり若かったりしたために、あまり気になっていなかっ可能性もあります。

また、「自分の子どもなのだから、自分が言いたいことをわかってくれるはず、くみ取ってくれるはず」という親の甘えも顕著にあると考えられますね。このほかにも、認知症や発達障害と言った病気も原因として挙げることができます。

会話が成り立たない親の特長や心理は？

もちろん、世の中には通常通り会話が成立する親子も存在します。では、会話が成り立たない親は、会話が成り立つ親とどう違うところがあるのでしょうか。その特徴を挙げていきます。

自己中心的な性格をしている
子どもに対して過干渉・支配的
子どもに対して嫉妬心を抱く
論理的な考え方をしない
世間体や自分の理想にとらわれている

会話が成り立たない親の最大の特徴は、

「自分の言っていることは絶対に正しい！」
「そんな話は聞いた覚えがない、絶対に言われていない！」

など、自分が正しいと信じて疑わない、自己中心的な性格だといえます。自己中心的であればあるほど、他の可能性を考えなかったり、都合の悪いことをシャットダウンしてしまったりするため、まともに会話を成立させることが難しくなります。

また、子育てをしている頃から過干渉だったり、支配的だったりすると「何を言っても否定されてしまう」という傾向が強くあります。

さらには親自身も「会話が成り立たない親」に育てられていた可能性もあるため、どういうコミュニケーションをするのが最適なのかということを、全くわかっていないことも考えられます。

親と会話が成り立たないのはどちらに原因がある？

会話が成り立たない原因としては、

親に原因がある場合
子供（あなた）に原因がある場合
双方に原因がある場合

これらの３パターンが考えられます。

もしかすると、親と会話する時の伝え方が良くないという、子ども側に原因があることも考えられるので、100パーセント親に原因があると決めつけるのは難しいですね。しかし、親以外とはきちんと会話が成り立つ伝え方を、親相手で同様に実践すると会話が成り立たないという時には、親側に原因があると考えていいでしょう。

また、「親と会話が成り立たなくなった原因とは？」でも述べたように、認知症の症状や発達障害といった病気も考えられます。特に近年では「大人の発達障害」も認識されるようになっており、幼少期のみに診断されるものではなくなりました。

親だけでなく自分も発達障害が考えられるのではないか？と疑ったときは、精神科や心療内科にぜひ相談してみてください。症状や悩みもひとりひとり違うものですが、診療によって、どうしたら生活しづらさ・生きづらさを軽減できるか改善策を提案してくれます。

親とスムーズなコミュニケーションを行うには？

「会話が成り立たないものだ」「話すと疲れる」と日常的に思ってしまっていると、すぐに親と向き合おうとするのは難しいですよね。かといって、真正面から向かっていってストレスを抱えてしまっても、苦しいだけです。

そこで、大切なことが二点あります。

親との間に距離をとる
医療機関へ相談する

親と同居している場合、距離を取るというのはなかなか難しいかもしれませんが、会話の回数を減らしたり、会話しない時間を作ったりして自分のストレスを軽減させることは重要です。

そして、家族間の問題に他人を介入させることは抵抗がある人も多いでしょう。しかし、「昔はこんな性格や言動をする人じゃなかったのにな」と明らかな変化を感じている場合、認知症や発達障害の他にも、別の病気等が疑われることもあります。

自分ひとりの力ではどうにもならないと感じた時は、専門家に頼ることも大切です。

また、筆者の知人には「読みやすそうな本をすすめて読書の習慣が身についたところ、それまでは会話が成り立たなかったのに、少し改善されて話しやすくなった」と話してくれた人がいます。年を取って、論理的思考をする機会が減ってしまったために会話が成り立たなかったのですが、読書することによって考える力が戻ってきたという例です。

ひとつの改善策として、ぜひ参考にしてみてください。