嫁いだ娘は実家のお墓参りをするもの?親のお墓に入ってほしいと言われたら?

  • 嫁いだ娘は実家のお墓参りをしてもいいの?
  • 一人娘なんだけど、嫁いだらお墓は継げないの?
  • 親からお墓を継いでほしいと言われたけど、嫁いでるし、方法もわからない。費用はかかるの?
  • 実家のお墓参りって、いつするのがいいの?お盆?お彼岸?
  • 親と同じお墓にははいりたくないんだけど・・・

など、お墓に関して悩みはありませんか?

嫁いでしまうと、ほとんどの場合名字が違ってきますよね。

それでもお墓は継承できるのか、実の親子でも同じお墓に違う名字の人間が入ってもいいものか。もし、嫁ぎ先の宗派が違っていたら?こういった疑問にお答えします。

お墓参りの意義とおすすめの時期や、お墓を継承する方法、旦那さんにどうやって切り出すか、継承できないことを親にどう言うかついてお伝えします。

嫁いだ娘は実家のお墓参りをするもの?

嫁いだからといって、実家のお墓参りをしてはいけないということはありません。

お墓はあなたのご先祖様が眠っているのです。

お墓とは生きている人の祈りの場所であり、ご先祖様のことを思い出すきっかけとなる場所でもあります。

普段の生活では、おじいちゃんやおばあちゃんのことを思い出すことはなくても、お墓参りをすることでいろいろな思い出が蘇るでしょう?

実家に帰った時にはお墓参りをして、元気な姿を見せてあげてもいいのではないでしょうか。

お墓参りに「この時期じゃないといけない」はありません。

仕事や実家との距離、家族の都合に合わせて、お盆やお正月、お彼岸を使いわければいいのではないでしょうか。

お墓参りの時期ですが、一般的にはお盆が思い浮かびますよね。

他にも年末年始、お彼岸、命日などがあります。

お盆の場合は、13日に迎えに行き、16日に送りに行くとされています。

また、迎え火、送り火だけでお墓には出向かない場合は、14日・15日にお墓参りに行きます。

ここは宗派や地域によっても違ってくるので、実家のやり方に従います。

旦那さんの親とも同居していない場合、どちらを優先するべきか?

そこも悩みますよね。

多くの方は旦那さんの実家を優先して行き、そのあとで自分の実家に行くことが多いのではないでしょうか。

筆者は義両親と同居しており、実家も車で20分と近かったので、婚家のお墓参りをした後、そのまま実家に行っていました。

また、お盆やお正月は関係のない職業なので、時期に関係なくいけるときに行くという感じでした。

友人に聞くと旦那さんが雪が多い地域の出身だったので、お正月に自分の実家、お盆に旦那さんの実家に帰省をしていました。

ですから実家のお墓参りはお正月にしていたようです。

嫁いだ娘だけど、親のお墓に入ってほしいと言われたら?

嫁いでも、実家のお墓に入ることは可能でしょうか?

答えは可能です。

お墓の継承については民法で規定されています。

「お墓やそれに関わるものの所有権は、慣習に従いお墓を継承する人が持つ、その人が持たない場合は、その人の指定した人が持つ」

ということと、

「慣習が不明な場合は、家庭裁判所が決める」

ということが明記されています。

したがって、お墓を継承する方法として

  1. 一人っ子であれば、子供が継承する。兄弟姉妹がいる場合は話し合いで決めてよい
  2. 親があらかじめ指定しておく(遺言)
  3. 家庭裁判所が決める

があります。

ここで問題になるのが、苗字の違いと宗派の違いです。

旦那さんの名字を名乗っている場合、実家の名字と違ってきます。

継承は可能ですがお墓の文字が「○○家之墓」となっていると他人の墓に入るのと同じになってしまいます。

「先祖代々之墓」や「南無阿弥陀仏」などに変えるか、最近では「心」「絆」など好きな文字を入れることもできます。

また、次の世代はどうするのかという問題が残ります。

宗旨・宗派が変わると、ご遺骨を違う宗派の寺院に預ける場合が出てくるかもしれません。

宗旨・宗派によって霊園ごとに決まりがある場合もあるので、確認が必要です。

寺院墓地の場合、そのお寺の檀家でないといけないこともあります。

旦那さんの実家が同じお寺の檀家であれば問題ないのかもしれませんが、別のお寺の檀家である場合、引継ぎが難しくなります。

お墓を継ぐということは次のような勤めも引き継ぐことになります。

 

  • 墓地・墓石の管理・維持、墓地の管理料の支払いなど
  • 仏壇の管理、自宅に仏壇をおいての毎日のお勤め、僧侶の月参りを受ける(お寺、宗派によって違いがある)
  • 先祖の法要を営む
  • 寺院墓地の場合、檀家の務め(寺院の行事への参加、寺院維持のための寄進)

以上のことをしっかりと調べたうえで、夫婦や、両方の親と十分話し合って決めましょう。

「大変そう」「めんどくさいかも」と思われた方もいるでしょう。

ご両親も引き継いできたのですから、あなたにできないことはありません。

お墓を継ぐ場合に旦那や旦那の実家にどのように切り出す?

実家のお墓を継ぐと決めた場合、旦那さんの反応が気になりますよね。

いつ、どのタイミングで切り出すべきか。悩むところです。

一人っ子や姉妹だけの長女だと理解は得やすいでしょうが、兄弟がいたり、姉がいる場合は反対されるかもしれません。

インターネットでたくさんの情報が収集できますので、費用や手続きのことなどしっかり調べて、理解が得られるように説明しましょう。

タイミング的には、実家のお墓参りの日時決めるときなど、お墓の話になった時が話しやすいでしょう。

お墓の話になったから相談なんだけど、実家の親がお墓を継いでほしいと言ってるの。

親の気持ちもわかるから、何とかして継いであげたいと思って、色々調べたんだけど、どうかな?

手続きは〇〇〇で、費用は××円くらいかかるみたい。

あなたの親のお墓と両方をみるから、わかってくれるといいな。

という感じで、切り出してみたらどうでしょう。

費用面や法要、次の代でどうするのか、具体的に話し合わないと後でトラブルになりますので、しっかり話しましょう。

旦那さんの理解が得られたら、義両親に説明します。

旦那さんと一緒に伺い、味方になってもらうといいです。

お墓を継ぐことはできない!親への伝え方は?

沢山調べて、どうしてもお墓を継ぐことができない、または費用や手続きなどの面で大変である、などお墓を継ぐことはできないと思ったら、どう伝えますか?

落胆する顔を想像すると胸が痛みますよね。

ですが、嘘をつかず、なぜ継ぐことができないのか誠心誠意伝えましょう。

ここでも、調べた情報をもとに理論的に話を進めます。

遠くに住んでいる場合は理解が得やすいかもしれませんね。

継がない場合の代替案も提示しましょう。

永代供養や、改葬などたくさん方法はあります。

兄弟姉妹いるのであれば、来てもらって一緒に話し合うのもいいでしょう。

ただし、“旦那さんや義実家が反対する” など旦那さん側を悪者にしてはいけません。

今後の付き合いが悪くなります。

お墓を継ぐためにどうしたらいいか沢山調べたんだけど、〇〇の理由で継ぐことはできません。でも、無縁仏にはしたくないので、××の方法はどうかなって思うんだけど。まだ時間はあるから、ゆっくりいろいろな方法を考えていこうよ。

※ ○○の部分は例えば費用が高い(具体的な金額を提示)、今住んでいるところが遠い、宗派が違うなど。××の部分は、永代供養、自然葬など

こんな感じで、自分なりに沢山調べたこと、継ぐことはできないけど見放すわけではないこと、これからもいろいろな方法を考えていくことなどを伝えましょう。

きっとわかってもらえますよ。

親の墓に“入りたくない”人も多い!その理由とは?

最近では親のお墓に入りたくないという方も増えています。

なぜなのでしょう?

その理由と原因を3つ紹介します。

理由1.お墓が遠いところにある

田舎から東京に来て生活基盤が東京にあるなど、実家から遠い場所に住んでいる場合、お墓参りだけでなく維持・管理までするとなると大変ですよね。

お墓を継承するということは、管理料の支払いから、お仏壇の管理、法要などすべてのことも継承することになります。

そこまで手を回す余裕がないことも原因となります。

理由2.維持・管理費など費用が高い

お墓を維持・管理するにも費用が必要です。

お墓が公営墓地、市営墓地、寺院墓地、私有地のどこにあるかで金額に差はありますが、年間数万円の管理料がかかる場合もあります。

寺院墓地の場合はさらにお布施が必要だったり、檀家としての務めがあったりします。

法要にも費用がかかります。

理由3.子供に負担をかけたくない

少子化が進んでいる現在、一人っ子だったり、女児だけだったりすることもあります。

男児がいても、お墓を継承してくれるとは限りません。

金銭面でも、手間の面でも子供には負担をかけたくないと考える親が増えています。

お墓が遠いほどその思いは強くなるようです。

 

筆者の母親は息子(筆者の弟)が近くにいても、3回忌が過ぎたら墓じまいをしてもいいといっています。

弟は一人っ子の女性と結婚したので、ゆくゆくは両方のお墓を継ぐ予定になっています。

なので、負担をかけないために、墓じまいを考えています。

筆者自身は、娘だけなので(しかもかなり遠くに住んでいます)、樹木葬(永代供養)にするつもりです。

きれいな花が咲く木の下で眠るのも悪くないと思っています。

そのほかにも、親のお墓に入りたくないと思う理由はあるでしょう。

昔は長男が一切の家督を引き継ぐことが当たり前でしたが、お墓に対する考え方が変わってきている現代では、責任ばかりがのしかかり面倒だと感じることが少なくありません。

まとめ

 

  • 嫁いだ娘でも、実家のお墓参りはできます。ご自身の都合に合わせて、時期を決めましょう。
  • 嫁いだ娘でも、実家のお墓を継ぐことはできます。ただし、宗派が違う場合や、寺院墓地の場合は難しいことがあるので、しっかり調べましょう。
  • 実家のお墓を継承することを決めたら、旦那さんや義両親としっかり話し合いましょう。トラブルにならないよう、細かなことまで決めなくてはいけません。
  • お墓を継承しないのであれば、ご両親にその理由を話して理解していただきましょう。代替案を複数用意すると、選択肢が広がります。

少子化が進み、せわしない現代では、お墓に対する考え方も変わってきています。

「お墓参りはお盆でなくては」「一人っ子だけど、嫁いだから実家のお墓は関係ない」と思わず、現代だからこその柔軟な考え方で対応していけたら良いですね。

たくさん方法はあります。

ご自身のライフスタイルに合う方法がきっと見つかります。

ですが、古来から受け継いできた慣習ですから、ご先祖様を敬う気持ちは受け継いでいきたいですね。

最後に、最近のお墓の形態に夫婦墓というのがあります。

その名の通り夫婦だけが入るお墓で、継承者の必要がありません。

全国の墓地・霊園の検索が15件まで無料でできるサイトを紹介します。

予算の目安も示されており、色々なタイプのお墓を紹介しています。

ぜひ一度サイトをご覧ください。参考になりますよ。

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