「自分の大好きな彼・彼女と結婚する!」
「両家挨拶や結婚式などいろいろなイベントがあって待ち遠しい!」
大好きな人と結婚できるなんてこんなに幸せな事はないですよね。
でも、自分の親が毒親であればそうはいきませんよね。
結婚を台無しにされてしまう可能性だってあるし、毒親からの猛攻撃もあるかもしれない。
本記事では、毒親のせいで結婚について不安がある方向けにどのような悪影響があるのか、またその対処方法をご紹介していきます。
結婚をするにあたり毒親が大きな壁になっていると感じている方もいらっしゃると思いますが、この記事を読んでいただき大好きなパートナーと幸せな結婚生活を送ってくださいね。
毒親であるうちの親・・結婚に影響をする?
あなたがもし、パートナーと結婚を考えているのであれば、毒親から育ったという生い立ちや、自分の親が毒親であるということで結婚に悪影響となってしまうケースがあります。
具体的にどのような場面で影響があるのか3つほどご紹介しますね。
パートナーとの私生活
本来家庭は安心できる場所のはず。
しかし、毒親のせいで家庭はストレスが溜まる場所、不安な場所というイメージがついてしまっているのではないでしょうか。
怯える必要のないはずなのに、一人になった時にふと過去の事を思い出してしまって、幸せな暮らしができなくなる事も多々あります。
両家挨拶や結婚式
結婚となれば必ずといっていいほど話に挙がるのが両家挨拶や結婚式ですよね。
ただ、自分の親が毒親ということであれば「せっかくの晴れやかな舞台に来てほしくない」という方も多いのではないでしょうか。
毒親を目の前にして全力で楽しむこともできなかったり式をめちゃくちゃにされる可能性だって考えられますよね。
本当に結婚していいのかを疑ってしまう
結婚は幸せへの第一歩です。
でも自分が幸せになってしまうことに罪悪感があるなんてことあるのではないでしょうか。
「あなたは無能」「なんで私は幸せになれなかったのにあなたは幸せになるの」というように、幼い時から批判的な事を言われ続けてきたなら自分は幸せになっていいのかを疑ってしまします。
以上、悪影響になってしまう場合を3つご紹介しました。
結婚への影響を改めてみてみると、パートナーに親を紹介するかどうか悩んでしまいますよね。
結論、パートナーを毒親に紹介する必要はありません!
ではその理由については次章で解説していきますね。
結婚をしたい彼氏・彼女に毒親を紹介したほうがいい?
パートナーを毒親に紹介する必要はない、という結論でした。ではなぜ紹介する必要がないのか解説していきますね。
紹介しない方がいい理由
毒親を紹介したことで、自分が気に入った相手でないと結婚を認めてくれないというケースや、自分だけでなくパートナーも攻撃対象になってしまうというケースがあるからです。
例えば、「もう少し背高い人にした方がいい」「給料が安いだろうからはやく別れなさい」と自分の価値観を押し付けくることもあります。
もっと過激になれば、パートナーへの携帯番号や会社に電話で悪口や嫌味を言ってきたという体験をされた方もいらっしゃいます。
ですから、結婚を決心されているのであれば毒親を紹介しないほうがいいでしょう。
ただ、自分の親がどのような人なのか、どのような事があったのかは伝えておくようにしてくださいね。
紹介してもいい場合
毒親を紹介する必要はないですが、紹介してもいい場合もあります。
ですが毒親のタイプをしっかり見極めて紹介してもいいか判断する必要あります。
まず、毒親のタイプについてご紹介しますね。
- 無関心タイプ
- 干渉タイプ
- 暴力タイプ
- 支配タイプ
このうち①無関心タイプと②干渉タイプであれば紹介しても問題はないでしょう。
無関心タイプは、自分の子供にさほど関心がないためどのような人と結婚しようが、何も口出しをしてこない可能性が高いからです。
干渉タイプの場合も、紹介しても問題ないですが、一度結婚の話について軽くしてみてどのような流れになるのかを軽く見てから紹介するのかを確認したほうがいいですね。
両家挨拶で毒親を紹介したくない場合は?
結婚をするにあたって両家挨拶をする方が多いですよね。
その際、自分の親が毒親であるがために相手方の両親に紹介をしたくない場合もあると思います。
毒親を紹介しなくてもいいのか、どのようにすればいいのかをご紹介します。
毒親を紹介せずに両家挨拶をすませることは可能?
毒親を紹介せず両家挨拶をすることは可能です。
そもそも両家挨拶は絶対にしないといけないものではないです。
そもそも両家の実家が離れた場所にあったり両親が顔合わせにこだわっていない、親が離婚している、毒親だからやっていないカップルもいらっしゃいます。
私の知人にもコロナの影響で両家挨拶をしないまま結婚をした人もいます。
「結婚をするからにはやるべきじゃない?」という疑問もあると思いますが今や両家挨拶は “お互いの家族を紹介して、親睦を深めるために行うもの” という意義の為に行っています。
もともとは結納という、細やかなしきたりや手順が決まっている伝統的な儀式だったのですが、さすがに堅苦しすぎるということでカジュアルな親睦会になったというわけです。
親睦会という名目で行っていますので結婚をするのなら両家挨拶は絶対にしないといけないというわけではないので安心してくださいね。
また、結婚式にも呼ぶ必要はないです。
「ベールダウンは母親がするもの」「バージンロードを一緒に歩くのは父親」と思われているかもしれませんが、友人に頼んだりそもそも演出をしないという方法もありますからね。
なぜ自分の両親を紹介できない理由は話す
両家挨拶は行うものという風潮がありますから相手のご両親に、なぜ自分の両親を紹介できないのかという理由を話す必要はあります。
ただ、全部洗いざらい話す必要はありません。
すべてを話してしまうとその場の空気が重くなってしまったりつらい過去を掘り起こしてしまいますので自分の気持ちにすごく負荷がかかってしますためです。
自分の親が毒親であったこと、どういうところが嫌だったから親は紹介できないということを軽く話をすれば相手のご両親も察してくれるはずですよ。
毒親に自分の結婚について絡んでほしくない!
せっかく大好きな人と結婚して幸せな暮らしをしているのにも関わらず毒親の介入でその幸せが崩れてしまっては毒親を避けてきた意味がありませんよね。
ですので、親に知られることなく結婚する方法などについてご紹介していきますね。
親に知られずに結婚をする方法は?
もうすでに結婚も考えるようになって親のもとから離れる事ができる年齢ともなれば毒親には結婚に絡んでほしくないですよね。
毒親に自分が結婚した事を知られない方法は
- 親や知り合いに結婚したことを言わない
- 住民票の閲覧制限をかける
この二つです。
まず、親に言わない事は当然ですが、知り合いに話をしたことによってその噂が親の元に届いてしまう可能性がありますよね。
幼いころ、まだ友達の親にしか話していない内容だったのに、家に帰ったら親がその話をすでに知っていたなんて経験ありませんでしたか?
親世代の情報網は、そこらの地元ニュースなんかより伝達スピードが速かったりするので、むやみやたらに結婚報告をすることは控えましょう。
ただ、絶対するな! というわけではありませんよ。
あなたが信頼を置いている友人には報告しても問題はないでしょう。
毒親と連絡を取りたくない場合の方法は?
毒親と連絡を取りたくない場合は、毒親に連絡を取りたくないという気持ちを伝えてから親元を離れるようにしましょう。
例えば、家を出ていく当日に
とはっきり自分の気持ちを伝えましょう。
家をすでに出ている方であればLINEや電話でもいいので伝えるようにしてくださいね。
何も言わずに音信不通になってしまうと、親戚も加え本気の捜索をされる可能性があります。
だから親に金輪際連絡をとらないという事を伝える必要があるわけですね。
他にも親と連絡を取りたくない場合の対処法がりますのでご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 連絡先を変える、または着信拒否にする
- 職場を変える
- 親が知らない場所へ引っ越す
- 親戚に毒親と絶縁状態にしている事を伝えておく
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- パートナーを毒親に紹介する必要はない
- 毒親を紹介せず両家挨拶をすることは可能(なぜ自分の両親を紹介できないのかという理由は軽く話す)
- 親に知られずに結婚をするには、親や知り合いに結婚したことを言わず住民票の閲覧制限をかける
- 毒親に連絡を取りたくないという気持ちを毒親本人につたえる
結婚をしたとしても、家から出ていったとしても自分が生まれた親については変えることはできません。
でも、あなたが20歳以上の大人であれば、行動にうつすことで毒親の苦しみから少しずつ解放されることが可能になります。
自分にとって悪影響であればその人間関係はバッサリ切り捨てる。
そうすることで自分にとってプラスになるのであれば必ずそうすべきです。
結婚をして、毒親の傷をいつまでも引きずりたくないという方は、ぜひ今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。