「大人になった今も、貧乏な親が許せない!」
「貯金がない親、老後は大丈夫なの?」
「どこまで親の面倒をみるべきなのか・・」
貧乏な親の老後について、このようなお悩みをお持ちではないですか?
私自身、実家からようやくの思いで独立した後も、親に収入をあてにされ苦しい思いをしてきました。
実はこの記事で紹介する「みんなの生命保険アドバイザー」を利用すれば、誰でも簡単に親の老後問題を解決することが可能です。
この記事では、実際にファイナンシャルプランナーを利用して親の老後資金問題と向き合ってきた私が解決します。
以下3つのポイントを、実際に実践をした方の体験談を交えて解説します。
- 親にお金がない背景と、それを許せないと思う心理
- 貧乏な親に必要な老後資金はいくらか
- お金に困った親に、子供ができる対策
貧乏な親が許せない!
そもそも貧乏の基準とはなんでしょうか?
「貧乏」といっても定義が曖昧ですよね。
厚生労働省は、等価可処分所得(一人あたりの手取り換算所得)の中央値の半分を貧困線と定めています。
2018年の貧困線は 127 万円でした。
2人世帯なら×2、3人世帯なら×3をした数字が基準となります。
この貧困線に満たない相対貧困率は 15.4%、子供の貧困率は13.5%となっています。
子供がいる現役世代(世帯主が18歳以上65歳未満)の家庭で、片親の場合は48.1%とより深刻です。
なぜ親は貧乏になってしまったのでしょう。
以下のように、理由は色々考えられます。
- 離婚をして片親になった
- 心身を壊して働けなくなった
- 職を失い、その後再就職できなかった
- 十分な教育を受けられず、給料のいい仕事につくチャンスがなかった
貧乏は努力が足りないからだという人もいます。
しかし、育った地域や環境や運によるところも大きいのが事実です。
そんな理不尽な現実に対して、小さな子供ができることはありません。
もっと親が裕福だったら・・親が離婚しなければ・・と親が許せない気持ちになるものです。
私だけじゃない!貧乏な親のエピソード
ここで、貧乏な親に育てられた人のエピソードを紹介します。
実家は自営業なんだけど、私が大学受験の時に40代で父が倒れて1年弱リハビリも含めて入院。
家族の収入は途絶え祖父の借金も返してたみたいで貯蓄も殆どなく、学費・生活費は奨学金とバイト代で全部自分で払ったり漫画のような貧乏生活に。
うちみたいな家庭ほど保険必要だった😅
トラウマで保険加入中— かのん (@miteruzoyokode) April 18, 2021
私の実家超貧乏なんよ💦私が幼い頃に父を亡くして、未成年が5人もいる子沢山家族で、お母ちゃんは私たちを守るために毎日必死に働いてくれてた。当時のお母ちゃんくらいの年齢に今現在私もなってみて、お母ちゃん大好き、本当にありがとうって思うし、早く恩返し出来る自分になりたいって思うんよね😌
— ('°◻︎°` ; )ぁゎゎ!! (@pakupakupakutui) April 15, 2021
ちなみに当時の実家は、母子家庭&絵に描いたような貧乏で、特段娯楽もなく、そういう家の子供は普段はカネのかからん図書館に行く or 勉強という二択でしたw
時折友達と遊ぶ、という高等なことをやってた気はしますが、あまり記憶がありません(小中の頃は、イジメのターゲットだったので特に)。— wakatono, Ph.D.(JK) (@wakatono) April 21, 2021
親父のリストラ後貧乏家庭に。大学に進学したい。でもお金ない。ならば自分で稼ごう。部活を引退して複数のバイト掛け持ち。もちろん足りず多額の奨学金を借りて大学進学。大学でも部活と深夜のバイト三昧。学生時代は常に睡眠不足。でも僕の努力できる根元はここ。お金で買えない財産を得たゴリ🦍
— かずゴリ🦍 (@kazugori_syacho) April 16, 2021
みなさん苦労されていますね・・。
片親だった、親の会社が倒産した、田舎で仕事がなかった、といった声が多く見られます。
それでも貧乏な親の老後が心配!老後資金はいくら必要?
貧乏で許せない気持ちがあっても、これまで育ててくれた親の老後は心配です。
ましてや貯金がない親となると、自分に金銭的負担が降りかかるのでは?と不安になりますよね。
定年以降、親が死ぬまでに一般的にはいくら必要なのでしょうか?
総務省統計局の2018年「家計調査報告」によると、世帯主が60歳以上の夫婦世帯における毎月の支出は、食費、住居費、光熱費など生活を維持するために必要な支出(消費支出)が23万5,615円、税・社会保険料など非消費支出を加えて26万4,707円。
対して収入は、公的年金などの社会保障給付に、その他収入を加えて22万2,834円です。
(出典:総務省統計局の2018年「家計調査報告」※二人以上の世帯のうち高齢無職世帯の消費支出)
結果、毎月5万円程度の赤字となります。
あくまでも平均値ですが、今60代以上の世代にとっては現実味のある金額と言えるでしょう。
仮に60〜90歳までの30年間、毎月赤字の5万円を貯金から埋めようとすると、計1800万円ほど必要です。
つまり、必要最小限の老後資金として、これだけの金額を用意する必要があるのです(自営業等の国民年金加入者はさらなる上乗せが必要です)。
ただ場合によっては介護費や医療費など平均以上になるケースもあるため、予備費を考慮して2500万円程度を老後資金の目安としておくのがいいでしょう。
貧乏な親の面倒はどこまで行う?
2500万円の老後資金どころか、貯金がほとんどないという貧乏親の場合、子供はどこまで面倒を見るべきなのでしょうか。
自分の生活や将来のために必要なお金を削ってまで、金銭的に親を支援するのは難しいでしょう。
公的支援に頼るという方法もありますので、ここでは現実的に子供が行えることをご紹介します。
1.支出を見直し、親の財政を立て直す
親の財政状況を聞き、無駄な支出があれば止めましょう。
- 携帯で不要なプランに加入させられていないか
- 毎月の保険料は適切か
- 使っていないカードの年会費を取られていないか
などをチェックしましょう。
支出を抑えて収入の範囲内でやり繰りすることができるようになれば、必要な貯金額も随分と下がります。
2.年金を繰り下げ受給してもらう
年金は基本的に65歳から受給できますが、それを70歳まで遅らせることができます。
それまでの収入源は別途確保する必要がありますが、遅らせることによって毎月の受給額にかなりゆとりが生まれます。
3.働いてもらう
年金受給までの収入を確保するには、働いてもらうのが1番です。
高齢者となると正社員は難しいですが、シルバー人材センターは年齢が60歳以上で働く意欲がある人であれば誰でも登録ができます。
月8~10日就業した場合で、平均3~5万円程度が得られます。
毎月少しでも収入があれば生活の足しにできます。
4.家賃の低い賃貸物件に引っ越してもらう
親が賃貸物件に住んでいる場合、今より安い賃貸物件に引っ越すことで支出を抑えるのも一つの方法です。