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両家親同士が不仲の原因と対策は?結婚は諦めたほうがいい?結婚後の苦労は?

結婚により、相手の家族を含めて新たな「家族」としてのつながりが増えるわけですが、両家の仲が悪く今後上手くやっていけるか不安…という方はかなり多いのではないでしょうか。

実際、親との関係が原因で離婚に至ってしまうこともあるようです。

本記事では、両家の親同士が不仲である場合でも幸せな結婚生活を諦めないためのポイントをご紹介します。

全部読んでも5分程度しかかからないので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

両家親同士が不仲の原因とは?

当人同士はうまくやっていても、親同士のそりが合わず両家の関係がうまくいかない…そんな状態は辛いですよね。いったい何が原因なのでしょうか。

 

結婚に対する両家の考えの違いから不仲に:24歳 由紀さん(仮名)

結婚が決まり、改めて彼のご両親へ挨拶に。お互い社会人経験が浅く貯金も少ないので、結婚式は親族のみ、結納もしない予定でした。

わたしの両親は2人のことだからとわたしたちの考えを尊重してくれたのですが、彼の両親は古くからの慣習を大事にするタイプ。一方的に結婚資金の援助を申し出たり、結納をしないことに納得したわたしの両親を悪く言ったり、色々と干渉してくるようになり両家の雰囲気は険悪になってしまいました。

娘を手離したくなくて過干渉:31歳 真未さん(仮名)

わたしの母はいわゆる「毒親」です。わたしを常に自分の目の届くところに置いておきたいので、今まで一人暮らしをしたいと言っても認めてくれませんでした。

結婚の報告をした時も、彼や彼の両親の粗探しをして何かにつけて反対してきました。わたしは彼の家族とも上手くやっていますが、わたしの両親と彼の家族の間にはぎすぎすした空気が流れています。今後の付き合いが不安です。

旦那の親の「孫育て」にうんざり:35歳 郁美さん(仮名)

結婚して3年目、初めての子供が生まれました。両家にとって初孫なので、可愛くて仕方がない様子。特に旦那の両親はこれまで以上に頻繁に顔を出すようになりました。始めはそれほど気にしてなかったのですが、慣れない子育てに加えて旦那の両親にも気を遣ってしまい、だんだんと疲れてしまいました。

その結果、旦那の両親が来るのを断ったり、わたしの実家に子供を連れていったりする機会が増えました。それを面白くないと感じたようで、わたしやわたしの両親のしつけにうるさく口出しするようになってしまい、仲が悪くなってしまいました。この子の親はあくまで私たちなので、過剰な「孫育て」はやめてほしいです。

 

そもそも全く赤の他人だった家族が、娘・息子同士の結婚により急につながりが生まれてしまうのです。

全く異なる文化や常識の中で生きてきた人たちが、すぐに上手くいくことはないと心得ましょう。

 

両家同士が不仲の場合の対策は?

よく結婚は「家同士の問題」と言われますが、あくまで結婚は「夫婦二人」のものであるべきです。

結婚をする当人達も大人なので、親の意見に左右されすぎず自分たちの基準や決断で生きていくことが大切です。

とはいえ両家の親同士の仲が悪いと、やはり寂しさもありますよね。子供の立場から不仲を解消する方法はないのでしょうか。

すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、3つご紹介します。

 

適度な距離感を保つ

親の近くには住まないようにしたり、連絡の頻度をほどほどにしたりして、近すぎない距離感を保つように心がけてください。

 

両家が揃う機会をできるだけ作らない

ここ数年は2人だけで結婚式を行う夫婦も増えてきており、両家が顔をそろえる機会を極力作らないような選択もできます。結婚後も無理に両家が揃う必要はありません。

 

感謝の気持ちは「もの」で伝える

円滑な関係を維持するために、感謝の気持ちを伝えるのが良いのはどんな関係性でも当てはまります。特に義理の家族への感謝はなかなか言葉で伝えるのは難しいもの。

そこで、定期的に贈り物をすると良いでしょう。あなた達夫婦から大切に思われていることを実感できると、両家の関係も上手く行きやすいです。

 

両家同士が不仲の場合は結婚は諦めたほうがいい?

両家同士が不仲だからという理由だけで結婚を諦めるべきかというと、答えはノーです。当人同士が結婚したいという強い意志があるなら結婚するべきだと思います。

ただし、夫婦の意見よりも親の機嫌を優先してしまい「親離れ」ができず、夫婦の決め事よりも親の言いなりになってしまうようであれば、結婚しても苦労するでしょう。

相手をパートナーとして認めて一生連れ添っていくのならば、親よりも「夫婦」を大事にすることを忘れないように。

 

両家同士が不仲の場合の結婚の影響は?

両家が不仲であるにも関わらず結婚に踏み切った場合、結婚してからどのような影響が出てくるのでしょうか。

 

息子の立場から

両家の仲が悪いと、いわゆる嫁姑問題の板挟みにあう可能性があります。

必要以上にどちらかの肩を持ったり、どちらにも良い顔をしようとしたりすると、不仲の原因となります。基本的には奥さんを尊重しつつ、親を上手くなだめるのが大事です。

 

娘の立場から

女性の場合、出産や育児の際に経験者である母に頼ることが多いかと思います。

もちろん非常に心強いことではありますが、もしも両家の板挟みになってストレスを感じるようであれば、親を頼りすぎず次のようなサービスを利用するのもいいでしょう。

 

子育て支援制度

各自治体が運営しています。子育てに必要な情報やサービス、育児相談、親子交流の機会を提供しています。

 

ファミリーサポートセンター

各市区町村が運営しています。会員登録すると支援を受けたい人と支援を提供したい人をつなげてくれます。保育園の送迎や子供の一時預かりなどの支援を受けることができます。

 

それぞれが自分の親のフォローは責任を持って行うという意識を持つこと、親との関係性にストレスを溜め込みすぎないことが大切です。

 

まとめ

本記事のポイントをまとめます。

 

▢結婚はあくまで「夫婦」が主体。結婚したい強い気持ちがあるのならば両家の不仲を理由に結婚を諦める必要はない

▢親のご機嫌を伺ってしまうような「親離れ」ができず結婚生活でも親の言いなりになるのならば結婚はしないほうがいいでしょう

▢両家の仲を改善するには

  • 適度な距離感を保つ
  • 両家が揃う機会をなるべく作らない
  • 感謝の気持ちを伝える贈り物をする

▢出産・育児は親以外にも頼ることができる民間や自治体のサービスもある

それぞれの夫婦に合う、うまい家族付き合いの方法がきっとあるはずです。諦めずに丁度良い距離を探してみてください。

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